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第12戦アラゴンGP:佐々木が12位で初ポイントを獲得、アルコバは21位

第12戦アラゴンGP:佐々木が12位で初ポイントを獲得、アルコバは21位

Race Data レースデータ

■大会名称:Moto2世界選手権 第12戦アラゴンGP
■開催日:2024年9月1日(日)決勝
■開催地:アラゴン/スペイン(5.077km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:25度 
■路面温度:39度
■PP:J・ディクソン(1分51秒636)
■FL:J・ディクソン(1分52秒597)

Results リザルト

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 #96 J・ディクソンCFMOTO Inde Aspar Teamカレックス 35'54.402
2 #14 T・アルボリーノElf Marc VDS Racing Teamカレックス 1.779
3 #53 D・オンジュRed Bull KTM Ajoカレックス 5.479
4 #21 A・ロペスSync SpeedUpボスコスクーロ 9.190
5 #18 M・ゴンザレスQJMOTOR Gresini Moto2カレックス 11.098
6 #35 S・チャントラIDEMITSU Honda Team Asiaカレックス 13.060
7 #24 M・ラミレスOnlyFans American Racing Teamカレックス 16.494
8 #79 小椋藍 MT Helmets – MSIボスコスクーロ 18.672
9 #15 D・ビンダーLiqui Moly Husqvarna Intact GPカレックス 19.757
10 #13 C・ビエッティ Red Bull KTM Ajoカレックス 21.301
11 #12 F・サラックElf Marc VDS Racing Teamカレックス 24.737
12 #22 佐々木歩夢 Yamaha VR46 Master Camp Teamカレックス 25.415
13 #7 B・バルトゥスRW-Idrofoglia Racing GPカレックス 27.794
14 #84 Z・ファン・デン・グールベルクRW-Idrofoglia Racing GPカレックス 28.493
15 #34 M・アジIDEMITSU Honda Team Asiaカレックス 29.684
21 #52 J・アルコバ Yamaha VR46 Master Camp Teamカレックス 43.801

Rider Ranking ライダーランキング

順位 ライダー ポイント
1 S・ガルシア162
2 小椋藍150
3 A・ロペス133
4 J・ロバーツ130
5 J・ディクソン119
6 F・アルデグエル112
13 J・アルコバ 57
26 佐々木歩夢4

Team Ranking チームランキング

順位 チーム ポイント
1 MT HELMETS - MSI312
2 Sync SpeedUp245
3 OnlyFans American Racing Team 194
4 QJMOTOR Gresini Moto2 158
5 CFMOTO Inde Aspar Team144
6 Red Bull KTM Ajo129
11 Yamaha VR46 Master Camp Team61

Report レポート

第12戦アラゴンGP:佐々木が12位で初ポイントを獲得、アルコバは21位

Yamaha VR46 Master Camp Teamの佐々木歩夢がポジションを7つ上げて12位でチェッカー。チームメイトのJ・アルコバは調子が上がらずホームGPを21位で終えた。

前の晩に雨が降り、曇り空の下で日曜日を迎えたが、その後、太陽が顔を出し、Moto2決勝は穏やかなコンディションに恵まれた。

前日の予選セッションQ1で今季自己ベストとなる5番手獲得と健闘した佐々木。決勝でも今季最高位獲得を目指し、モチベーションと自信を維持して19番グリッドに並んだ。そして好スタートから一気に14番手まで上げ、ハードバトルを展開して4ラップにわたり集団をリード。6ラップ目には1分53秒718の自己ベストタイムを記録するなど好調な走りを続け、7ポジションアップの12位でチェッカーを受けた。これまでの努力が実り、目標としていたポイント獲得を達成した今、次の目標はさらに高いところに定められた。今後もチームとともに努力を続け、課題を克服しながらトップ10入りを目指していく。

一方、チームメイトのアルコバは厳しい展開となった。前回のオーストリアGP翌日のテストでは好感触を得ていたが、今回のウイーク初日にはまた苦戦を強いられた。マシンのフィーリングが得られず、思うようなコーナリングができずに予選セッションで低迷。決勝では好スタートからのポジションアップを目指したが期待通りには運ばず、21位に留まった。

この結果、Yamaha VR46 Master Camp Teamは合計61ポイントでチーム・ランキング11位となっている。

Comments コメント

Yamaha VR46 Master Camp Team

佐々木歩夢選手談(12位

「今日のレースには満足できました。ウイークを通じてマシンのフィーリングが素晴らしく、スピードもペースも順調でした。決勝のなかでは、さらに一歩、前進できたと思います。マシンをここまで作り上げてくれたチームに感謝しています。オーストリアGP後のテスト以来、より一層、自信が深まっていました。ようやく自分のバイクを“ライディング”し、それを心からエンジョイできるようになったのです。Moto2参戦以来の大きなステップです。初ポイントを獲得することができ、さらなる改良・前進に向けて気持ちを集中しています。次の目標はトップ10フィニッシュです」

J・アルコバ選手(21位)

「最悪の週末です。最初から最後までフィーリングを得られないまま終わりました。気持ちよく乗ることができず、少し道に迷ってしまっているような感じです。決勝ではセッティングを変更しました。他のサーキットでは順調だったものですが、今日は効果がありませんでした。今季最悪と言っていい状況ですが、次のミサノで改善を目指します」

G・ニエト(スポーツ・ディレクター)

「歩夢のレースには満足しています。実力ある何人かを相手にしながら、終始ハードバトルを展開しました。多くの経験を積み、多くのことを学び、それが近い将来、より一層、彼を成長させてくれるでしょう。初めて獲得した4ポイントは、彼にとってもチームにとっても非常に貴重なものです。

ジェレミー(アルコバ)のほうはウイークを通じて苦戦しました。モーターランド・アラゴンを攻略するためのセッティングが見つからず、当然ながらかなり悩んでいました。ここで一旦リセットし、次のミサノでは以前のような活躍ができるよう準備していきます」

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