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世界耐久選手権 EWC

ヤマハの参戦ライダー、マシンなど世界耐久選手権に関する情報をお届けします。

最新情報

19/09/22 Rd.01フランス決勝

2019年09月23日レースリザルト

世界耐久選手権 EWC

FIM(国際モーターサイクリスト連盟)が開催する世界選手権のひとつ。鈴鹿8耐やル・マン24時間、ボルドール24時間など、歴史と伝統を持つレースが多く、特に欧州で人気の選手権である。

2019-2020シーズンは、2019年の9月に開幕戦、12月にはセパン8耐の2戦、2020年は7月中旬の鈴鹿8耐を最終戦に3戦が行われ、計5戦でチャンピオンを決定する。新たにモータースポーツが注目されるアジアにセパン8耐が組み込まれたが、ワールドワイドになりさらに存在感を増していくことが期待されるカテゴリだ。

今シーズンは8時間と24時間のレースが設定されているが、レースは1台のマシンを最高3人のライダーがピットストップを繰り返して交代しながら、また給油やタイヤ交換を重ねながら順位を競う。クラスはFormula EWCとSuperstockがあり、市販スーパースポーツをベースに、前者はレース仕様へのモディファイが可能で、後者は改造範囲が狭いクラスとなっている。特にFormula EWCのマシンは、走行性能が大きく向上されスプリントレースと同等レベルとしながら、耐久性や信頼性を重視したパーツやスピーディーなタイヤ交換、給油を行える特殊装備など、耐久ならでは仕様が随所に織り込まれている。

ヤマハからは、欧州のヤマハオフィシャルチームがフル参戦しており、シリーズチャンピオンは2004年、2009年、2014年、そして2017年の4回獲得。日本で開催される鈴鹿8耐では、ファクトリーチームによる2015-2018年の4連覇を含め8勝している。

ライダー紹介

ブロック・パークス

YART Yamaha Official EWC Team

マービン・フリッツ

YART Yamaha Official EWC Team

ニッコロ・カネパ

YART Yamaha Official EWC Team

チーム

2019-2020シーズンは、欧州の現地法人「ヤマハ・モーター・ヨーロッパN.V.」がサポートする「YART Yamaha Official EWC Team(YART)」がヤマハトップチームとして参戦する。

オーストリアを拠点するYARTは、2001年、元ライダーのマンディ・カインツが設立し、2002年より本格参戦を開始。2005年にランキング3位を獲得すると、その後も常にチャンピオン争いを繰り広げ、2009シーズンにはシリーズチャンピオン、2017-2018シーズンはランキング3位、そして昨シーズンはランキング4位と、EWCで活躍するトップチームだ。

ライダーはベテランのブロック・パークスをはじめ、かつてGMT94に在籍し、チームのEWC活動休止を受け昨年からYARTの一員となったニッコロ・カネパ、EWC参戦4シーズン目となるマービン・フリッツという布陣で、ヤマハにとって2017年以来となるチャンピオンを狙う。

また、新たにカレンダーに加わったセパン8耐には「YAMAHA SEPANG RACING TEAM」が出場。MotoGP世界選手権に参戦するフランコ・モルビデリ、ハフィス・シャーリン、スーパーバイク世界選手権に参戦するマイケル・ファン・デル・マークという布陣で自国での優勝を目差す。

マシン

YZF-R1:YART Yamaha Official EWC Team

ヤマハのMotoGPマシン「YZR-M1」の技術思想を織り込み、サーキット最速のポテンシャルを目指して開発したスーパースポーツのフラッグシップモデル。200馬力の出力性能に加え、6軸姿勢センサーを市販二輪車として初搭載、高度な制御技術によりライダーが走りに集中できる高次元なハンドリングと走行性能を提供する。

EWCでは、この「YZF-R1」をベースにレギュレーションに合わせてモディファイを行ったマシンを用いる。長年の参戦で積み上げてきた経験をもとに、長時間を走りきり、スムーズなタイヤ交換や給油が行える独自のモディファイが随所に織り込まれ、戦闘力、耐久性、信頼性なども向上したスペシャルマシンとなっている。

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