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世界耐久選手権 EWC

ヤマハの参戦ライダー、マシンなど世界耐久選手権に関する情報をお届けします。

最新情報

17/05/20 Rd.03ドイツ決勝

2017年05月20日レースリザルト

世界耐久選手権 EWC

FIM(国際モーターサイクリスト連盟)が開催する世界選手権のひとつ。鈴鹿8耐やル・マン24時間、ボルドール24時間など、歴史と伝統を持つレースが多く、またそのレースの長さから、世界で最も過酷なロードレースの一つとして人気の選手権だ。

レースは、MotoGP世界選手権やスーパーバイク世界選手権と同様のサーキットを使用するが、スプリントとは異なり、8時間、12時間、24時間などのレースディスタンスが設定され、一台のマシンを最高3人のライダーが乗り次ぎ、また給油やタイヤ交換を重ねながら順位を競う。

マシンは、市販スーパースポーツをベースに、レース仕様へとモディファイした車両を使用。ただし、その過酷さ故に、耐久性や信頼性を重視したパーツ、スピーディーなタイヤ交換や給油を行える特殊装備、さらに夜間走行のためにヘッドライトを備えるなど、耐久ならでは仕様になっている。しかしながら、マシンの性能は高く、特に鈴鹿8耐ではスプリント仕様と同等レベルで、8時間のスプリントレースといわれるほどだ。

シーズンの流れは従来から変更され、現在は、2016-2017年と2つの年をまたいでレースが設定されており、2016年は1戦、2017年は4戦、合計5戦の獲得ポイントの合計でチャンピオンを決定する。また、24時間の60ポイントを最高に、レースディスタンスによって獲得ポイントが異なるのも大きな特長だ。

ヤマハは長年にわたり、欧州を拠点とする「GMT94」や「YAMAHA AUSTRIA RACING TEAM」をサポートするとともに、母国開催となる鈴鹿8耐は、スポットでファクトリーチームを参戦させている。シリーズでのタイトルは、過去に2004年、2009年、2014年の3回獲得しており、今シーズンは4回目のタイトル獲得を狙う。

ライダー紹介

デビット・チェカ

GMT94 Yamaha Official EWC Team

マイク・ディ・メリオ

GMT94 Yamaha Official EWC Team

ニッコロ・カネパ

GMT94 Yamaha Official EWC Team

ブロック・パークス

YART Yamaha Official EWC Team

マービン・フリッツ

YART Yamaha Official EWC Team

野左根航汰

YART Yamaha Official EWC Team

マックス・ノイキルヒナー

YART Yamaha Official EWC Team

チーム

2017シーズンは、欧州の現地法人「ヤマハ・モーター・ヨーロッパ」がサポートする「GMT94 Yamaha Official EWC Team(GMT94)」と「YART Yamaha Official EWC Team(YART)」がヤマハのトップチームとして参戦する。

GMT94は、エンデュランスレースのトップチーム。クリストフ・グィオがオーナーを務め、フランスはパリを拠点に1990年代から活動している。2004年、2014年と2回のチャンピオンを獲得しているほか、2013・2015・2016年はランキング2位と、トップチームに相応しい成績を残している。ライダーは、EWCを中心にMotoGP、スーパーバイクなどの参戦経験を持つデビット・チェカ、2007年のスーパーストック1000チャンピオンであるニッコロ・カネパに、2008年ロードレース世界選手権GP125チャンピオンのマイク・ディ・メリオの3人。目指すは、昨年1ポイント差で逃したシリーズチャンピオンのみ。

オーストリアを拠点するYARTは、2001年、元ライダーのマンディ・カインツが設立し、2002年より本格参戦を開始。2005年にランキング3位を獲得すると、その後も常にチャンピオン争いを繰り広げ、2009年にはシリーズチャンピオンに輝いたEWCのトップチーム。ライダーは大ベテランのブロック・パークスとマックス・ノイキルヒナーに、全日本のトップライダーである野左根航汰、マービン・フリッツという新体制とし、2009年以来となるシリーズチャンピオンをめざす。

マシン

YZF-R1:GMT94 Yamaha Official EWC Team

「High tech armed Pure Sport」のコンセプトのもと、ヤマハのMotoGPマシン「YZR-M1」の技術思想を織り込み、サーキット最速のポテンシャルをめざして開発したスーパースポーツのフラッグシップ。
200馬力の出力性能に加え、6軸姿勢センサーを市販二輪車として初搭載、高度な制御技術によりライダーが走りに集中できる高次元なハンドリングと走行性能を提供する。

EWCでは、レギュレーションに合わせたモディファイを行った「YZF-R1」を用いる。両チームが長年の参戦で積み上げてきた経験をもとに、長時間を走りきり、スムーズなタイヤ交換や給油が行える独自のモディファイが随所に織り込まれ、戦闘力だけでなく、耐久性、信頼性なども向上したスペシャルマシンとなっている。

YZF-R1:YART Yamaha Official EWC Team

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