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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

最新情報

24/10/06 Rd.16 日本決勝

2024年10月06日レースリザルト

MotoGP

1949年にFIM(国際モーターサイクリスト連盟)が、欧州を中心としてスタートさせた二輪ロードレースの世界最高峰。その中でも最上位クラスがMotoGPであり、様々なメーカーがその威信をかけて開発した専用マシンと、世界トップレベルのライダー、メカニックが集結し世界チャンピオンを争う競技である。

MotoGPは2002年、従来のGP500から、2ストローク500cc以下/4ストローク990cc以下のマシンが混走する形でスタート。2004年には4ストロークマシンに限定された。その後も、排気量やタイヤサプライヤー、ECU(Engine Control Unit)、燃料タンク容量などの変更が行われてきた。そして、2023年からは新たにスプリントが追加され1大会2レース制が導入された。

ウィークの流れは、金曜日のプラクティスの結果でQ2とQ1の出走ライダーを決定。土曜日は3回目のフリー走行とともに予選を行い、その後、スプリントを実施する。これは全戦で行われ、周回数は決勝の半分、ポイントは1〜9位までにポイント(12、9、7、6、5、4、3、2、1)が付与され、二輪モータースポーツにおける最高峰のエンターテインメントとしてさらなる進化を果たした。

ヤマハ発動機はこの世界選手権に1961年5月21日のフランスGPから参戦を開始。初のGPチャンピオンは、1964年のGP250、RD56を駆るフィル・リードによってもたらされた。その後、半世紀以上の間、数々の栄冠を手にし、2017年5月21日に開催されたフランスGPで、マーベリック・ビニャーレスによりグランプリ通算500勝(125㏄クラス47勝、250㏄クラス165勝、350㏄クラス63勝、500㏄クラス120勝、MotoGPクラス105勝)を達成している。

また、最高峰クラスであるGP500・MotoGPでは、1972年のチャス・モーティマーの初優勝以来、ジャコモ・アゴスチーニ、ケニー・ロバーツ、エディー・ローソン、ウェイン・レイニー、阿部典史、そしてバレンティーノ・ロッシ、ホルヘ・ロレンソ、ファビオ・クアルタラロなどのライダーが勝利を積み重ね、2023シーズン終了時点では245勝をあげている。

また、これまで7人のチャンピオンを輩出、ライダータイトルは18回、コンストラクターズタイトルは14回、チームタイトルを7回獲得し、MotoGPでは通算5回の三冠(ライダー、コンストラクターズ、チーム)を達成している。

ライダー紹介

#20 ファビオ・クアルタラロ

Monster Energy Yamaha MotoGP

#42 アレックス・リンス

Monster Energy Yamaha MotoGP

チーム

2024年は、ファクトリーチームである「Monster Energy Yamaha MotoGP」が参戦する。マネジメント体制は、MS開発部長の鷲見崇宏を中心に、「YZR-M1」プロジェクトリーダーの増田和弘および、Yamaha Factory Racingテクニカル・ディレクターのマッシモ・バルトリーニが緊密に連携しながら実施。チームは、タイトルスポンサーであるMonster Energy社をはじめとする多くのスポンサーからのサポートを受けながら、チーム代表でマネージング・ダイレクターのリン・ジャービス、チーム・ディレクターのマッシモ・メレガリら「Yamaha Motor Racing」が運営する。

そしてマシン開発・テストは、関和俊が率いるYamaha Factory Racing MotoGPテストチームが担当、ライダーは、昨年に続きカル・クラッチローとなる。

ライダーには2019年、サテライトチームで「YZR-M1」を駆りMotoGPにデビュー。2021年からファクトリーライダーとして同チームに加入すると、同年にMotoGPタイトルを獲得、2022年はランキング2位となるなど、トップライダーの一人であるファビオ・クアルタラロ。そして、今シーズンからチームの一員となったのがMotoGPで6度の優勝を含む18回の表彰台を獲得するなど、多くの経験と実績を持つアレックス・リンスという2名が2024年型YZR-M1で参戦。チーム一丸となって欧州の強力なライバル勢に立ち向かい、まずは勝利を、そしてタイトル奪還を目標に戦う。

マシン

#20 YZR-M1(Monster Energy Yamaha MotoGP)

2002年、MotoGP参戦に合わせて開発したファクトリーマシン。呼称の「M」は技術開発を市販車にフィードバックする使命(Mission)と、MotoGPでチャンピオンを獲得する使命(Mission)を示す。YZR-M1はこれまでにバレンティーノ・ロッシと4回、ホルヘ・ロレンソと3回、そしてファビオ・クアルタラロと1回、通算8回のチャンピオンを獲得している。

#42 YZR-M1(Monster Energy Yamaha MotoGP)

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