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モトクロス世界選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

最新情報

24/03/10 Rd.01アルゼンチン決勝

2024年03月11日レースリザルト

モトクロス世界選手権

FIM(国際モーターサイクリスト連盟)が、1957年にスタートさせたモトクロスの世界最高峰レース。当初は500ccのみだったが、1962年に250cc、1975年に125ccが追加された。その後、車両の4ストローク化などに伴いクラス設定が変更され、現在はMXGP(旧250cc/MX1)とMX2(旧125cc)の2クラスで開催されている。

この中でMXGPは、ヨーロッパを中心に世界中からトップライダーが集う最高峰クラス。4ストローク290cc以上-450cc未満/2ストローク175cc以上-250cc未満のマシンを使用する。中量級クラスとなるMX2は若手ライダーがMXGPを目指して参戦。4ストローク175cc以上-250cc未満/2ストローク100cc以上-125cc未満のマシンを使用する。

各クラスともに1大会2ヒートで行われ、全ヒートのポイントを合算してランキングを決定する。2024年は3〜9月末まで、欧州を中心に20大会が開催される予定だ。

ヤマハ発動機は1971年のテスト参戦を経て、1972年から本格的に参戦を開始。この年、250ccと500ccで初優勝を果たすと、翌1973年には、後に世界のモーターサイクル用サスペンションの基準となる1本型の"モノクロスサスペンション"を搭載したYZM250を駆るハカン・アンダーソンが250ccで初のチャンピオンをヤマハにもたらした。

その後も着実に勝利を積み重ね、2000年代に入ってからは、ステファン・エバーツが2003年から4連覇。2008年はアントニオ・カイローリ、2009年にはデビッド・フィリッパーツ、そして2015年にロマン・フェーブルがチャンピオンを獲得し、MXGP、250cc、MX1で、通算12回のライダータイトルを獲得している。

ライダー紹介

#959 マキシム・ルノー

Monster Energy Yamaha Factory MXGP Team

#10 カルバン・ファランデレン

Monster Energy Yamaha Factory MXGP Team

#93 ヤゴ・グリーツ

Monster Energy Yamaha Factory MXGP Team

チーム

モトクロスの世界最高峰となるMXGPには、ヤマハ・モーター・ヨーロッパのトップチーム「Monster Energy Yamaha Factory MXGP Team」が参戦する。

ライダーラインアップは2023年から大きく変更、若返りを図った。まず、昨年からの唯一残留となったマキシム・ルノー。2022年のルーキーイヤーにはランキング4位を獲得、昨年はチャンピオンを視野に入れてのシーズンだったが、シーズン前半の怪我によりランキング10位と、今年はリベンジに燃える。そして、昨年、ランキング6位としファクトリーのシートを掴んだのがカルバン・ファランデレン。2020年から着実にランキングを上げており、今年はさらに上位を狙う。さらにMX2で4年連続ランキング2位を獲得してきたヤゴ・グリーツが、ついに今シーズンから最高峰にステップアップ。ルノーと同じ2000年生まれで、ここからの成長が楽しみな逸材だ。

この3名がYZ450FMを駆り、2015年以来、その手に届いていないMXGPのチャンピオン獲得に挑む。

マシン

YZ450FM(Monster Energy Yamaha Factory MXGP)

「Synchronizing the YZ with Every Rider」をコンセプトに開発。パワフルで扱いやすい軽量な新設計エンジン、新設計クラッチと新トランスミッション、軽快性と安定性を高次元で両立した新設計バイラテラルビーム・フレーム、軽量コンパクトを具現化した外観デザインなど、フルモデルチェンジを果たした2023年モデルのYZ450F。

YZ450FMは、このYZ450Fをベースに、エンジン、車体の随所にファクトリースペックのパーツを投入。ハードパックからディープサンドまで欧州の過酷なコースコンディションに合わせて戦闘力を向上したMonster Energy Yamaha Factory MXGPの専用マシンである。

YZ450FM(Monster Energy Yamaha Factory MXGP)

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