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2024 Moto2 World Championship

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レポート

第20戦ソリダリティGP:Yamaha VR46 Master Camp Team、3年間に渡る活動を終了

Rd.20

バレンシア

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第19戦マレーシアGP:アルコバ、転倒リタイア 佐々木は負傷欠場

Rd.19

マレーシア

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第18戦タイGP:佐々木が13位、アルコバは最終コーナーで転倒リタイア

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タイ

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第17戦オーストラリアGP:アルコバが11位を獲得 

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オーストラリア

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第16戦日本GP:アルコバがスリックを選択し4位、佐々木は21位

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日本

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第15戦インドネシアGP:アルコバは13位、佐々木は16位

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インドネシア

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第14戦エミリア・ロマーニャGP:アルコバは15位でポイントゲット、佐々木は19位

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エミリア・ロマーニャ

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第13戦サンマリノGP:佐々木は16位、アルコバは17位

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サンマリノ

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第12戦アラゴンGP:佐々木が12位で初ポイントを獲得、アルコバは21位

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アラゴン

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第11戦オーストリアGP:佐々木が21位、アルコバは24位

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オーストリア

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第10戦イギリスGP:アルコバが7位でランキング10位へ、佐々木は21位

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イギリス

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第9戦ドイツGP:アルコバが14位、佐々木は24位

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ドイツ

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第8戦オランダGP:アルコバが13位、佐々木はリタイア

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オランダ

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第7戦イタリアGP:佐々木、アルコバともに転倒リタイア

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イタリア

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第6戦カタルニアGP:アルコバ、ホームGPで4位獲得

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カタルニア

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第5戦フランスGP:アルコバが19番手から11位、佐々木は22位で今季初チェッカー

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フランス

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第4戦スペインGP:アルコバが8位獲得、佐々木は怪我で欠場

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スペイン

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第3戦アメリカズGP:アルコバ、今季自己ベストの8位を獲得

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アメリカズ

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第2戦ポルトガルGP:アルコバは11位、佐々木はリタイア

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ポルトガル

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第1戦カタールGP:アルコバが開幕戦で12位、佐々木はリタイア

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カタール

Team & Rider チーム&ライダー

Yamaha VR46
Master Camp Team
ヤマハ VR46 マスターキャンプ チーム

VR46ジュニアチーム.S.R.L.の協力を得て2017年に設立。第2回Master Campに参加し高い可能性を見せたタイのアピワット・ウォンタナノンを抜擢しFIM CEV Moto3(ジュニアワールドチャンピオンシップ)で、その一歩を踏み出した。

2018年はFIM CEV Moto3にウォンタナノンが継続参戦したが、2019年からはFIM CEV Moto2(ヨーロピアンチャンピオンシップ)にステップアップ。ケミン・クボ(タイ)、アニュパブ・サームーン(タイ)、ピラポン・ブーンレット(タイ)、マッキンリー・カイル・パス(フィリピン)が参戦してきた。

そして2022年、才能あふれるヤマハライダーたちに世界選手権レベルでスキルを磨く機会の提供と、継続的なトップライダーの育成を目指し、参戦カテゴリーをMoto2世界選手権に変更。VR46ジュニアチーム.S.R.Lが運営を担当し、スポーツ・ディレクターにはヘレテ・ニエトを迎え、Moto2におけるヤマハ発動機初のオフィシャルチームとして活動を開始した。

そのシーズンは、bLU cRU活動を通じて成長を見せたクボと、スーパースポーツ世界選手権でランキング3位などの実績を持つマニュエル・ゴンザレス(スペイン)を起用。2023年は、ゴンザレスと全日本選手権JSB1000でチャンピオン経験者の野左根航汰が参戦。ゴンザレスがチーム初の表彰台(3位)を獲得し、チームとしても大きな成長を見せた。

2024年は、チームの成長を受けてラインアップを一新。昨年のMoto3でチャンピオン争いを演じランキング2位となった佐々木歩夢と、Moto2で2年連続ランキング18位のジェレミー・アルコバを起用。上位進出、表彰台獲得で、さらなるチームのプレゼンス向上を図り、MotoGPへのブリッジとなるチームへの進化を目指す。

ヤマハ VR46 マスターキャンプ チーム
ヤマハ VR46 マスターキャンプ チーム
ヤマハ VR46 マスターキャンプ チーム
ヤマハ VR46 マスターキャンプ チーム
ヤマハ VR46 マスターキャンプ チーム
ヤマハ VR46 マスターキャンプ チーム
ヤマハ VR46 マスターキャンプ チーム
ヤマハ VR46 マスターキャンプ チーム
ヤマハ VR46 マスターキャンプ チーム
ヤマハ VR46 マスターキャンプ チーム
ヤマハ VR46 マスターキャンプ チーム
ヤマハ VR46 マスターキャンプ チーム
ヤマハ VR46 マスターキャンプ チーム
ヤマハ VR46 マスターキャンプ チーム

Ayumu Sasaki 佐々木 歩夢

#22

Ayumu Sasaki(佐々木 歩夢)
生年月日 2000年10月4日
国籍 日本

2016年、マレーシアGPでMoto3にデビュー。1年後、2017年にSepang Racing TeamからMoto3にレギュラー参戦を開始し、ルーキーながら8度のポイント獲得でランキング20位となりルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。

2018年もMoto3に参戦して再び8度のポイント獲得でランキング20位。Sepang Racing Teamで3シーズン目となった2019年は、ポイント獲得11回、トップ10フィニッシュ5回と成長を見せたが、ランキングは3年連続となる20位にとどまった。

2020年は、アラゴンGPでトップから0.051秒差の2位としMoto3初表彰台に立つなどランキングは16位。2021年はさらにジャンプアップを果たして、再びアラゴンで3位表彰台に立つなど、120ポイントを獲得してランキング9位とし、トップ10圏内に進出した。続く2022年は、オランダGPとオーストリアGPでの2勝を含む9回の表彰台に立ち、238ポイントを獲得してランキング4位と大躍進を遂げた。

2023年もMoto3に参戦すると、チャンピオン争いを繰り広げた末、6ポイント差でランキング2位。それでも優勝1回を含む11回の表彰台獲得しトップライダーとして、2024年からMoto2へとステップアップ。ルーキーイヤーから表彰台の獲得などさらなる飛躍を目指す。

主な成績

2017年 世界選手権Moto3 ランキング 20位
2018年 世界選手権Moto3 ランキング 20位
2019年 世界選手権Moto3 ランキング 20位
2020年 世界選手権Moto3 ランキング 16位
2021年 世界選手権Moto3 ランキング 9位
2022年 世界選手権Moto3 ランキング 4位
2023年 世界選手権Moto3 ランキング 2位
Ayumu Sasaki(佐々木 歩夢)レースヒストリー
Ayumu Sasaki(佐々木 歩夢)レースヒストリー
Ayumu Sasaki(佐々木 歩夢)レースヒストリー
Ayumu Sasaki(佐々木 歩夢)レースヒストリー

Jeremy Alcoba ジェレミー・アルコバ

#52

Jeremy Alcoba(ジェレミー・アルコバ)
生年月日 2001年11月15日
国籍 スペイン

2019年にJuniorGP世界チャンピオンを獲得。また、このシーズンにMoto3世界選手権に負傷したライダーの代役としてデビューすると、2020年はMoto3へのフル参戦が決定した。

すぐにMoto3に適応したアルコバは、シーズン最初の4戦中3戦で7位と活躍。その後のトップ10の常連となり、最終戦を前にしたバレンシアGPでルーキー・オブ・ザ・イヤーが決定。さらに最終戦のポルトガルGPでは初の表彰台を獲得してデビューイヤーを締め括り、ランキング11位となった。2021年はアップダウンがありながら2度の表彰台を獲得してランキング12位とし、2022年はMoto2への昇格を果たした。

Moto2の1年目は、毎戦のようにポイント圏内を走行し、3回の6位フィニッシュなど健闘しランキングは18位。2023年にはMoto2の初表彰台を目指し、第3戦アメリカズと第16戦オーストラリアで4位と、目標に近づいたが一歩及ばず、ランキングも18位でシーズンを終えた。

Moto2参戦3年目となる2024年は、2年連続ランキング18位から脱却すべく、コンスタントにポイントを積み上げながら、念願の初表彰台を獲得することが目標となる。

主な成績

2020年 世界選手権Moto3 ランキング 11位
2021年 世界選手権Moto3 ランキング 12位
2022年 世界選手権Moto3 ランキング 18位
2023年 世界選手権Moto3 ランキング 18位
Jeremy Alcoba(ジェレミー・アルコバ)レースヒストリー
Jeremy Alcoba(ジェレミー・アルコバ)レースヒストリー
Jeremy Alcoba(ジェレミー・アルコバ)レースヒストリー
Jeremy Alcoba(ジェレミー・アルコバ)レースヒストリー

Moto2 モト2

それまでのロードレース世界選手権250ccクラスに替わり、2010年からMoto2はスタートした。MotoGPを最高峰とする3つのクラスの内の一つで、250cc 単気筒4ストロークエンジンを使用するMoto3の上位クラスとなる。

エンジンは1社のみの供給で、現在はトライアンフ社製の直列3気筒765ccエンジンが使用され、タイヤ、ECUに関しても共通だが、シャシーについては、複数のビルダーがMoto2専用シャシーを販売しており、各チームがこれを選択して使用する。参戦できるライダーは、以前16歳以上という年齢制限があったが、2023年からは18歳以上に引き上げられている。

このように、各メーカーが独自のマシンを開発するMotoGPと違い、Moto2ではマシンのパフォーマンスの違いをある程度制限することで、ライダーの実力を見極められる状況が作られている。だからこそ、優秀な成績を収めたライダーには、MotoGPへとステップアップするチャンスが高い確率で巡ってくることとなる。

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