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Yamaha VR46 Master Camp Team、ゴンザレスが14位で初ポイントを獲得

Yamaha VR46 Master Camp Team、ゴンザレスが14位で初ポイントを獲得

Race Data レースデータ

大会名称Moto2世界選手権 第3戦アルゼンチンGP
開催日2022年4月3日(日)決勝結果
開催地テルマス・デ・リオ・オンド/アルゼンチン(4.806km)
コースコンディションドライ
気温24度
路面温度42度
PPF・アルデグエル(1分43秒306)
FLC・ビエッティ(1分42秒829)

Results リザルト

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 C・ビエッティ Mooney VR46 Racing Teamカレックス 39’44.098
2 S・チャントラIDEMITSU Honda Team Asiaカレックス 1.538
3 小椋藍 Idemitsu Honda Team Asiaカレックス 5.703
4 A・カネト Flexbox HP40カレックス 5.880
5 J・ディクソン Inde GASGAS Aspar Teamカレックス 6.584
6 T・アルボリーノELF Marc VDS Racing Teamカレックス 7.538
7 P・アコスタ Red Bull KTM Ajoカレックス 12.177
8 A・アレナス Inde GASGAS Aspar Teamカレックス 12.418
9 B・ベンスナイダーPertamina Mandalika SAG Team カレックス 13.656
10 S・ロウズELF Marc VDS Racing Teamカレックス 14.254
11 C・ボビエ American Racingカレックス 20.077
12 M・シュロッターLiqui Moly Intact GPカレックス 25.736
13 J・ロバーツItaltrans Racing Teamカレックス 28.317
14 M・ゴンザレスYamaha VR46 Master Camp Teamカレックス 29.784
15 M・ラミレスMV Agusta Forward Racingカレックス 30.270
19 K・クボYamaha VR46 Master Camp Teamカレックス 64.858

Rider Ranking ライダーランキング

順位 ライダー ポイント
1 C・ビエッティ 70
2 A・カネト 49
3 S・チャントラ45
4 小椋藍 36
5 S・ロウズ35
6 T・アルボリーノ29
18M・ゴンザレス2
22 K・クボ0

Team Ranking チームランキング

順位 チーム ポイント
1 IDEMITSU HONDA TEAM ASIA 81
2 MOONEY VR46 RACING TEAM 70
3 ELF MARC VDS RACING TEAM 64
4 FLEXBOX HP4061
5 RED BULL KTM AJO 44
6 AUTOSOLAR GASGAS ASPAR TEAM33
12Yamaha VR46 Master Camp Team2

Report レポート

Yamaha VR46 Master Camp Teamは第3戦決勝で厳しい展開を強いられた。前日の予選で10番手を獲得していたマヌエル・ゴンザレスだが、スタート直後の第1コーナーで転倒車を避けるために大きくはらんで遅れてしまう。しかしゴンザレスはここから、ルーキーらしからぬ落ち着いた走りで挽回し、最後尾から14位まで上げてチェッカーを受けている。チームメイトのケミン・クボは、23ラップを完走してさらなる経験を積み、今後、有用となる貴重なデータを収集。同時に新たに試したセッティングでブレーキング・パフォーマンスを向上させて19位と健闘した。

ゴンザレスの見事な挽回により、Yamaha VR46 Master Camp Teamは3戦目で早くもチャンピオンシップ・ポイントを獲得。クボは大きく前進することはできなかったものの、安定したペースで走り切り、順調に経験を重ねている。

10番グリッドからスタートしたゴンザレスは、第1コーナーで目の前で転倒したライダーとの接触を回避。大きくはらんだあと素早く復帰したが、最後尾からの追い上げを強いられた。

身体を伏せて挽回を図り、1ラップ目を終了した時点で22番手となったが、その後も全力走行を続け、目標の初ポイント獲得を目指した。そしてついには14位まで浮上し、Moto2で自身初、チームにとっても初となる2ポイントを手にしている。

一方、フリープラクティスのなかでマシン・セッティングに苦戦していたクボは、午前中のウォームアップ・セッションでセッティング変更を試み、決勝でもそれを使用した。29番グリッドからスタート後、一旦は順位を上げたが、混戦のなかですぐまた後退してしまう。それでも根気よくコンスタントに走り切ると、前方でのリタイアもあり19位まで上げてチェッカーを受けた。

この結果、ゴンザレスは合計2ポイントでランキング18位。Yamaha VR46 Master Camp Teamもこの2ポイントによりランキング12位につけている。

Comments コメント

Yamaha VR46 Master Camp Team

M・ゴンザレス選手談(14位)

「素晴らしい一日になりました。レースを大いに楽しむことができました。初めからマシンのフィーリングが良く、好スタートを切りましたが、第1コーナーでは目の前で転倒したフェルナンデスに接触しそうになりました。そのため私は10番手から最後尾に落ちてしまったのです。上位に戻りたいと思って、素早くオーバーテイクを試みました。ペースは上々でした。このなかでも多くを学び、終盤はライディング・スタイルも変えました。今週はいい仕事ができたと思っていますし、チームも本当に素晴らしい仕事をしてくれました。次のアメリカではさらに良くなるよう期待しています」

K・クボ選手談(19位)

「結果には満足していません。1ラップ目は大混乱で、大勢が目の前で転倒しました。私自身もあまりペースが上がらず、そのなかで少しでもいい走りをするためにハードワークを続けなければなりませんでした。その一方で、ウイーク中にブレーキング・パフォーマンスを向上できたことは良かったと思います。毎回このように、新しい分野の改善を目指していきたいと思います」

G・ニエト(スポーツ・ディレクター)談

「今週も大きな成果を得ることができました。前回からまた一歩、前進できました。ゴンザレス選手のMoto2初ポイントを祝福します。これは昨日のハードワークが実を結んだ結果です。第1コーナーのアクシデントにより、グリッド10番手から一気に最後尾まで下げてしまったことは非常に残念です。もしこのことがなければ、もっと良い成績を獲得できていたでしょう。クボは今週、大変苦労しましたが、チームと力を合わせていい仕事をしています。ブレーキング・ポイントを改善し、レースを最後まで走り切りました。できるだけ長くマシンに乗り、できるだけ多く学ぶことが、彼にとっては重要なのです」

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