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M・ゴンザレスが6位、K・クボが17位で最終戦を終了

M・ゴンザレスが6位、K・クボが17位で最終戦を終了

Race Data レースデータ

■大会名称:Moto2世界選手権第20戦バレンシアGP
■開催日:2022年11月6日(日)決勝結果
■開催地:バレンシア/スペイン(4.005km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:22度
■路面温度:27度
■PP:A・ロペス(1分34秒314)
■FL:C・ボビエ(1分34秒850)

Results リザルト

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 P・アコスタ Red Bull KTM Ajoカレックス 39'52.413
2 A・フェルナンデス Red Bull KTM Ajoカレックス 1.232
3 T・アルボリーノELF Marc VDS Racing Teamカレックス 10.163
4 F・アルデグエルBeta Tools Speed Up ボスコスクーロ 14.407
5 A・アレナス Inde GASGAS Aspar Teamカレックス 18.904
6 M・ゴンザレスYamaha VR46 Master Camp Teamカレックス 20.554
7 J・ディクソン Inde GASGAS Aspar Teamカレックス 21.244
8 J・アルコバ Liqui Moly Intact GPカレックス 25.868
9 S・アギウスElf Marc VDS Racing Teamカレックス 33.763
10 M・シュロッターLiqui Moly Intact GPカレックス 35.117
11 B・ベンスナイダーPertamina Mandalika SAG Team カレックス 35.598
12 B・ゴメスFlexbox HP40カレックス 36.336
13 F・サラックGresini Racing Moto2カレックス 38.942
14 L・ダラ・ポルタItaltrans Racing Teamカレックス 41.710
15 J・ロバーツItaltrans Racing Teamカレックス 45.238
17 K・クボYamaha VR46 Master Camp Teamカレックス 52.884

Rider Ranking ライダーランキング

順位 ライダー ポイント
1 A・フェルナンデス271.5
2 小椋藍 242
3 A・カネト 200
4 T・アルボリーノ191.5
5 P・アコスタ177
6 J・ディクソン168.5
16M・ゴンザレス76
23S・マンジ9
25 K・クボ7.5

Team Ranking チームランキング

順位 チーム ポイント
1 RED BULL KTM AJO448.5
2 IDEMITSU HONDA TEAM ASIA 370
3 FLEXBOX HP40287
4 INDE GASGAS ASPAR TEAM258.5
5 ELF MARC VDS RACING TEAM 253.5
6 BETA TOOLS SPEED UP242.5
11Yamaha VR46 Master Camp Team92.5

Report レポート

Yamaha VR46 Master Camp Teamはそのデビューイヤーをふたりのライダーの好成績で締めくくった。ルーキーのM・ゴンザレスとK・クボは素晴らしい走りを見せ、それぞれ6位と17位を獲得した。

ゴンザレスは14番グリッドからスタートしたあと、ひとつ下げてオープニングラップを終了。このあとJ・ディクソンとバトルを展開してポジションを確保し、2ラップ目を終えると、ペースを上げてチャージを開始した。前方で複数台の転倒もあり、8ラップ目には9番手に浮上。さらにスロットル全開で8番手に上がったものの、この時点で前をいくライバルとの間には5秒以上のギャップがあったため、後半戦はポジションを守ることに集中していたが、2台の転倒により6位に上げ、ピットウォールから拍手を送るチームメンバーに迎えられてチェッカーを受けた。

一方のクボYamaha VR46 Master Camp Teamでの最後のレースを28番グリッドからスタート。チームへの感謝の気持ちを込めて好成績を目指し、序盤から果敢にプッシュしていった。初めは30番手に後退し、N・アントネッリとバトルを展開。これを制して前に出ると、前方でのクラッシュもあり少しずつ順位を上げていった。リズムをつかみ、フィーリングも向上するなかで、さらに数台をパスして最後の数ラップは16位争いを展開。最終的に17位で終え、感動の一日を終えた。

この結果、ゴンザレスは合計76ポイントを獲得してランキング16位。クボは合計7.5ポイントで25位。Yamaha VR46 Master Camp Teamは合計92.5ポイントでチーム・ランキング11位をキープした。

Yamaha VR46 Master Camp Teamはゴンザレスとクボのハードワークと貢献に対し、またスポンサーやファンからの多大なるサポートに感謝する。

Comments コメント

Yamaha VR46 Master Camp Team

M・ゴンザレス選手談(6位)

「良い形でレースを終えることができました。14番グリッドからスタートして6位まで上がることができたのは良かったと思います。ペースはとても良く、マシンのフィーリングもウイーク中で最高でした。序盤は何度もバトルに負けていましたが、最終的にはここまで上がることができ満足しています。今シーズンのチームのみんなの仕事に感謝しています。すでに2023シーズンのことを考え始めています」

K・クボ選手談(17位)

「特別な日でした。いいレースができ、何台かパスし、ミスもありましたが17位でフィニッシュできました。28番グリッドからの挽回なので、私にとっては大きな成果です。チームに対して最高の感謝と最高の満足を感じています。ともに素晴らしいシーズンを過ごし、Moto2出場の夢を果たすことができました。チャンスを与えてくれたヤマハと、チームの仲間全員に心から感謝しています」

G・ニエト(スポーツ・ディレクター)談

「素晴らしい最終戦になりました。ふたりとも最高のレースを見せてくれました。ゴンザレス選手はペースがとても良く、多くのポジションを挽回して6位でゴールしました。非常に自信に満ちていました。このことが来シーズンの彼を後押ししてくれるでしょう。印象的な成長ぶりであり、2023年もポテンシャルを発揮してくれると確信しています。この冬もハードワークを続け、ポルティマオでの初戦は100%の状態で臨むことになるはずです。

クボ選手は非常に集中していました。ウォームアップで素晴らしい走りをして、自信を深めていました。多くのポジションを挽回し、いいレースを見せて、最後のレースを終えてピットに戻ってきた彼を気持ちよく迎えました。いつかまた、このパドックで彼に会いたいと思います。

チームの成長ぶりにも誇りを感じています。ルーキーとして、とてもいい仕事をしたと思います。チームメンバーひとりひとりが最善を尽くし、最高のモチベーションとパッションを持ち続けました。このようなチャンスを与えてくれたヤマハに感謝しています。今後もこの素晴らしいチームを最高の方法で率いるためにベストを尽くします」

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