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クボが18位を獲得、ゴンザレスは欠場を選択

クボが18位を獲得、ゴンザレスは欠場を選択

Race Data レースデータ

■大会名称:Moto2世界選手権第16戦日本GP
■開催日:2022年9月25日(日) 決勝結果
■開催地:もてぎ/日本(4.801km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:23度
■路面温度:41度
■PP:A・カネト(2分4秒939)
■FL:A・フェルナンデス(1分50秒801)

Results リザルト

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 小椋藍 Idemitsu Honda Team Asiaカレックス40'56.269
2 A・フェルナンデス Red Bull KTM Ajoカレックス1.192
3 A・ロペスCAG Speed Upボスコスクーロ7.168
4 J・ディクソン Inde GASGAS Aspar Teamカレックス7.597
5 S・チャントラIDEMITSU Honda Team Asiaカレックス12.255
6 T・アルボリーノELF Marc VDS Racing Teamカレックス14.189
7 P・アコスタ Red Bull KTM Ajoカレックス14.520
8 A・アレナス Inde GASGAS Aspar Teamカレックス18.410
9 B・ベンスナイダーPertamina Mandalika SAG Team カレックス 20.398
10 F・サラックGresini Racing Moto2カレックス23.140
11 C・ボビエ American Racingカレックス23.604
12 J・ロバーツItaltrans Racing Teamカレックス23.733
13 M・シュロッターLiqui Moly Intact GPカレックス 24.171
14 B・バルトゥスRW Racing GPカレックス33.795
15 L・ダラ・ポルタItaltrans Racing Teamカレックス 35.548
18 K・クボYamaha VR46 Master Camp Teamカレックス46.492

Rider Ranking ライダーランキング

順位 ライダー ポイント
1 A・フェルナンデス234
2 小椋藍 232
3 A・カネト 177
4 C・ビエッティ 162
5 T・アルボリーノ138
6 P・アコスタ132
19M・ゴンザレス44
23S・マンジ9
28 K・クボ4

Team Ranking チームランキング

順位 チーム ポイント
1 RED BULL KTM AJO366
2 IDEMITSU HONDA TEAM ASIA 352
3 FLEXBOX HP40260
4 SHIMOKO GASGAS ASPAR TEAM194
5 ELF MARC VDS RACING TEAM 189
6 MOONEY VR46 RACING TEAM 162
12Yamaha VR46 Master Camp Team57

Report レポート

Yamaha VR46 Master Camp TeamのK・クボは、9番グリッドから18位を獲得。経験豊富なライバルたちから多くを学び、貴重な経験を積んだ。チームメイトのM・ゴンザレスは前日の転倒で負傷していたが、検査の結果、出場を許可されて午前中のウォームアップに出走。しかしその後、チームと話し合い、安全性を優先して決勝出場を取り止めた。

Yamaha VR46 Master Camp Teamから唯一の出場となったクボ。前日に悪天候のなかで行われたQ1とQ2で9番グリッドを獲得し、決勝ではより経験豊富なMoto2ライダーたちについて行くことで、彼らから学ぶ貴重なチャンスに恵まれた。

スタートから第1コーナーを抜けるまでは、激しい競り合いに果敢に挑んで中段グループのポジションを確保したが、そのあと24番手まで後退してオープニングラップ終了。それでもリズムを崩すことはなく、大勢の転倒車が出るなかでも最後まで集中して走り切り、18位でチェッカーを受けた。

一方のゴンザレスはウォームアップで合計5ラップを走行し、さらにチームのサポートによりサイティング・ラップを走ったあと欠場を決めた。前日の予選セッションに出走できなかったことから、決勝に出場する場合はグリッド最後尾からスタートすることとなっていた。最終的にはリスクを最小限に抑え、1週間後の第17戦タイGPにベストの状態で出場することを選択した。

この結果、ゴンザレスは合計44ポイントでランキング19位、クボは合計4ポイントでランキング28位をそれぞれキープ。Yamaha VR46 Master Camp Teamは合計57ポイントでチーム・ランキング12位となっている。

Comments コメント

Yamaha VR46 Master Camp Team

K・クボ選手談(18位)

「午前中のウォームアップで2度目のドライ・コンディションを試すことができました。ラップタイムを更新することができ、結果には満足しています。決勝ではスタートで大きなミスをしてしまい、大幅にポジションを下げてしまいました。そのため必死でプッシュして挽回を目指しましたが、非常に難しく、コーナーでは大回りをしてしまいました。そのあとは単独走行になったので、自分のペースをキープすることに専念しました。今回はチームのみんなが私を信頼してくれていたので、本当に申し訳なく思っています。自分のミスについて考え、ホームGPとなる次回ブリラムでは、より一層、集中していきたいと思っています」

M・ゴンザレス選手談(欠場)

「決勝に出場することができず非常に残念です。ヤマハのホームGPを走りたかったのですが、身体の状態が予想以上に悪かったのです。ウォームアップでのフィーリングがあまり良くなかったですし、最後尾からのスタートはリスキーで、来週のタイGPに出場できなくなる可能性もあると思ったので、チームと話し合って欠場を決めました。マシンを直してくれたチームのみんなに‘ありがとう’と言いたいです。次回、また会いましょう!」

G・ニエト(スポーツ・ディレクター)談

「ゴンザレス選手はウォームアップで肩の調子を確認すると同時に、昨日とは異なるセッティングのマシンを試しました。決して速くはありませんでしたが、順調でした。昨日の転倒が激しかったので、当然ながら痛みはありました。ウォームアップ・のあと話し合い、出場したいか、したくないかを彼自身に決めてもらうことにしました。彼は出場を希望しましたが、サイティングラップのあとでピットレーンに入って来ました。リスクを避け、ベストの状態で次のタイGPに臨むことを選んだのです。出場するとしても最後尾からのスタートになりますし、賭けるべきチャンスがないことを考えれば冷静な判断だと思います。

クボ選手は今朝からとてもナーバスになっていました。前のグリッドからスタートするのは初めてなので、十分に理解できることです。そしてグリッド上でミスをしてポジションを下げてしまいました。小さなミスでしたが、大きな損失になりました。彼は、もっと細かいところに取り組む必要があります。そうしたことが、この世界で違いを生み出すのです。彼自身もそれを理解しており、次のホームGPでは自分に課題を課していくでしょう」

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