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ゴンザレスが今季2度目のトップ5フィニッシュ

ゴンザレスが今季2度目のトップ5フィニッシュ

Race Data レースデータ

■大会名称:Moto2世界選手権第18戦オーストラリアGP
■開催日:2022年10月16日(日)決勝結果
■開催地:フィリップアイランド/オーストラリア(4.448km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:14度
■路面温度:26度
■PP:F・アルデグエル(1分32秒233)
■FL:A・ロペス(1分33秒030)

Results リザルト

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 A・ロペスCAG Speed Upボスコスクーロ 39'14.947
2 P・アコスタ Red Bull KTM Ajoカレックス 3.556
3 J・ディクソン Inde GASGAS Aspar Teamカレックス 9.583
4 F・アルデグエルBeta Tools Speed Up ボスコスクーロ 15.745
5 M・ゴンザレスYamaha VR46 Master Camp Teamカレックス 15.775
6 J・アルコバ Liqui Moly Intact GPカレックス 15.892
7 C・ボビエ American Racingカレックス 16.034
8 S・チャントラIDEMITSU Honda Team Asiaカレックス 17.949
9 A・カネト Flexbox HP40カレックス 24.817
10 B・ベンスナイダーPertamina Mandalika SAG Team カレックス 30.652
11 小椋藍 Idemitsu Honda Team Asiaカレックス 32.981
12 S・ロウズELF Marc VDS Racing Teamカレックス 34.407
13 M・シュロッターLiqui Moly Intact GPカレックス 47.584
14 A・アレナス Inde GASGAS Aspar Teamカレックス 47.608
15 羽田太河Pertamina Mandalika SAG Teamカレックス 48.028
DNF K・クボYamaha VR46 Master Camp Teamカレックス 15 lap

Rider Ranking ライダーランキング

順位 ライダー ポイント
1 小椋藍 242
2 A・フェルナンデス238.5
3 A・カネト 192
4 C・ビエッティ 165
5 P・アコスタ152
6 T・アルボリーノ150.5
19M・ゴンザレス55
23S・マンジ9
25 K・クボ7.5

Team Ranking チームランキング

順位 チーム ポイント
1 RED BULL KTM AJO390.5
2 IDEMITSU HONDA TEAM ASIA 370
3 FLEXBOX HP40275
4 INDE GASGAS ASPAR TEAM219.5
5 ELF MARC VDS RACING TEAM 205.5
6 BETA TOOLS SPEED UP203.5
11Yamaha VR46 Master Camp Team71.5

Report レポート

多くのクラッシュが発生する難しいレースのなかでルーキーのM・ゴンザレスが終始、成熟した走りを披露。今季自己ベストタイとなる5位を獲得した。チームメイトのK・クボは26番グリッドからスタート後、21番手まで順位を上げていたが、11ラップ目に転倒してリタイアとなっている。

7番グリッドからスタートしたゴンザレスは第1セクターを抜けたところで8番手を確保し、そのままポジションをキープして1ラップ目を終了。その後は、さらにペースアップを追求しながらも限界を超えない範囲を守り、レース終盤の戦いに備えてタイヤを温存する走りを心掛けた。中盤にはやや後退したものの、ひたすら身体を伏せて集中力を維持。この間にも多くのライバルたちが冷たい風に足をすくわれたが、ゴンザレスは果敢に攻め続け、いよいよ後半戦を迎える。

残り12ラップの時点で7番手につけていたゴンザレスは、S・チャントラをとらえ、前方でA・フェルナンデスが転倒したことで一旦は5番手に浮上。しかしF・アルデグエル、J・アルコバ、チャントラが加わり5位争いが激化すると、熾烈なバトルのなかで再び7番手へ後退してしまう。

残り5ラップになってゴンザレスは最後の力を振り絞り、集団とともにC・ボビエをとらえると、さらにアルコバをパスして5番手を奪還。最終ラップではアルデグエルと4位を競り合いゴールラインまで一歩も引かなかい強さを見せたが、アルデグエルがわずかに速く、0.030秒差の5位でチェッカーを受けた。

一方のクボは26番グリッドからスタート。オープニングラップでひとつ後退したが、すぐさま順位を挽回した。多くの転倒車が出るなかで21番手まで上がっていたが、11ラップ目の第4コーナーで転倒。素早く立ち上がったものの再スタートはならなかった。

この結果、ゴンザレスは合計55ポイントでランキング19位をキープ。クボは合計7.5ポイントでランキング25位となっている。またYamaha VR46 Master Camp Teamは合計71.5ポイントでチーム・ランキング11位に浮上した。

Comments コメント

Yamaha VR46 Master Camp Team

M・ゴンザレス選手談(5位)

「非常に難しいレースでした。マシンとコース、両方との闘いでした。1ラップ目からフィーリングが悪く、マシンを旋回させるためのリアタイヤのグリップが思うようにつかめませんでした。でも幸いなことに、ライバルたちもみな同じ問題を抱えていたのです。また風による転倒も容易に考えられる状況だったので、とにかく完走することを目指しました。その結果として4位にここまで近づくことができたのです。第10コーナーでアルデグエル選手をパスしましたが抜き返され、非常に接近したままゴールラインをほぼ同時に通過しました。5位はポルトガルGPと並んで私のベスト・リザルトなので、この週末の経緯に満足していますし、このところの数戦の進歩をうれしく思っています」

K・クボ選手談(DNF)

「今回はまったくついていませんでした。多くのトラブルに遭遇し、大きく遅れてしまいました。午前中はコースがハーフ・ウエットの状態だったので、新しいセッティングを試すことができませんでした。また決勝では非常に風が強く、何とか前のライダーについて行こうとしていたのですが、第4コーナーでなぜかフロントをとられて転倒してしまいました。次のセパンに期待しています」

G・ニエト(スポーツ・ディレクター)談

「コース・コンディションが非常にトリッキーで難しいレースになりました。昨日とは大きく違うコンディションになったにも関わらずゴンザレス選手は今日も素晴らしい走りを見せ、4位にわずか0.030秒差まで近づいてチェッカーを受けました。これはチーム全員で勝ち取った結果であり、ほんとうにうれしく思っています。残り2戦に向けて大きな弾みをつけることができました。クボ選手もよく乗れていましたが、今日のコンディションのなかで多くが転倒し、彼もそのひとりになってしまいました。マシンに良い感触を持っていただけに残念です」

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