本文へ進みます
ゴンザレスが20位、復帰したクボが22位

ゴンザレスが20位、復帰したクボが22位

Race Data レースデータ

■大会名称:Moto2世界選手権 第8戦イタリアGP
■開催日:2022年5月29日(日)決勝結果
■開催地:ムジェロ/イタリア(5.245km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:21度 ■路面温度:29度
■PP:A・カネト(1分51秒121)
■FL:A・フェルナンデス(1分52秒323)

Results リザルト

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 P・アコスタ Red Bull KTM Ajoカレックス 39'35.930
2 J・ロバーツItaltrans Racing Teamカレックス 4.051
3 小椋藍 Idemitsu Honda Team Asiaカレックス 6.749
4 T・アルボリーノELF Marc VDS Racing Teamカレックス 12.312
5 A・フェルナンデス Red Bull KTM Ajoカレックス 12.327
6 J・ディクソン Inde GASGAS Aspar Teamカレックス 12.513
7 C・ボビエ American Racingカレックス 12.849
8 A・ロペスMB Conveyors Speed Uボスコスクーロ 13.314
9 M・シュロッターLiqui Moly Intact GPカレックス 14.703
10 A・アレナス Inde GASGAS Aspar Teamカレックス 14.748
11 B・ベンスナイダーPertamina Mandalika SAG Team カレックス 15.141
12 J・ナバーロFlexbox HP40カレックス 15.425
13 F・サラックGresini Racing Moto2カレックス 17.254
14 F・アルデグエルMB Conveyors Speed Up ボスコスクーロ 18.069
15 M・パシーニInde GASGAS Aspar Teamカレックス 18.750
20M・ゴンザレスYamaha VR46 Master Camp Teamカレックス 35.200
22 K・クボYamaha VR46 Master Camp Teamカレックス 49.777

Rider Ranking ライダーランキング

順位 ライダー ポイント
1 C・ビエッティ 108
2 小椋藍 108
3 A・カネト 89
4 J・ロバーツ86
5 T・アルボリーノ83
6 A・フェルナンデス80
17M・ゴンザレス21
20S・マンジ9
28 K・クボ4

Team Ranking チームランキング

順位 チーム ポイント
1 IDEMITSU HONDA TEAM ASIA 169
2 FLEXBOX HP40145
3 RED BULL KTM AJO125
4 ELF MARC VDS RACING TEAM 118
5 MOONEY VR46 RACING TEAM 108
6 LIQUI MOLY INTACT GP and 95
12Yamaha VR46 Master Camp Team34

Report レポート

決勝日を迎えたYamaha VR46 Master Camp Teamは重苦しい空気に包まれていた。最愛の父を亡くし悲しみにくれるなか、K・クボは出場を決意。チームメイトのM・ゴンザレスを追って最後まで走り切り、それぞれゴンザレスが20位とクボが22位でチェッカーを受けた。

ゴンザレスはスタート・ポジションの27番手からひとつ上げてオープニングラップを終了。その後はほとんどの時間帯で単独走行となったが、ムジェロ・サーキットの難コース攻略のための技術を学びながら、終盤ではZ・ファン・デン・グールベルグをとらえて20位を獲得した。

さまざまな困難のあとようやくMoto2に復帰したクボだが、悲報を受けて、ますます苦しい状況に置かれた。父親の記憶を胸に、完走を誓ってグリッド29番手からスタートしたクボは、悲しみのレースを走り切り22位でゴールした.

この結果、ランキングではゴンザレスは合計21ポイントでランキング17位に後退。クボは合計4ポイントで28位となっている。Yamaha VR46 Master Camp Teamは合計34ポイントでランキング12位。

ヤマハ、VR46、Yamaha VR46 Master Camp Teamの一同は、クボ選手とそのご家族に哀悼の意を捧げる。

Comments コメント

Yamaha VR46 Master Camp Team

M・ゴンザレス選手談(20位)

「思い通りのレースはできませんでした。1ラップ目からリアタイヤのフィーリングがおかしかったのです。懸命にプッシュして何とか走り切りましたが、この問題さえなければ、ラップタイムはあと1秒上がっていたはずです。早く気持ちを切り替えて次のバルセロナに臨みます。もうバッドラックがないことを祈っています」

K・クボ選手談(22位)

「今朝、父が亡くなったことを知りました。人生最悪の日に、父を思いながらレースに出場することを決断しました。このあとタイに戻り、母や家族のそばにいます」

G・ニエト(スポーツ・ディレクター)談

「非常に難しい状況にありました。クボ選手の父親が今日亡くなったことを知り、チーム全体がショックを受けていました。そのなかでクボは出場を決意し、私たち全員が彼とともにありました。彼の悲しみを思い、とても苦しい気持ちです。レースについては、ゴンザレス選手のタイムが、なぜFP1よりも遅かったのか、原因がわかりませんでした。でもピットに戻って来たあとタイヤを気にしていたので、次回はその部分が課題になると思います」

ページ
先頭へ