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Yamaha VR46 Master Camp Team、マンダリカ・サーキットで経験を積む

Yamaha VR46 Master Camp Team、マンダリカ・サーキットで経験を積む

Race Data レースデータ

大会名称Moto2世界選手権 第2戦インドネシアGP
開催日2022年3月20日(日)決勝結果
開催地マンダリカ/インドネシア(4.340km)
コースコンディションドライ
気温30度
路面温度46度
PPJ・ディクソン(1分35秒799)
FLS・チャントラ(1分35秒591)

Results リザルト

順位 ライダー チーム マシン タイム
1S・チャントラIDEMITSU Honda Team Asiaカレックス25'40.876
2C・ビエッティMooney VR46 Racing Teamカレックス3.230
3A・カネトFlexbox HP40カレックス4.366
4S・ロウズELF Marc VDS Racing Teamカレックス7.918
5A・フェルナンデスRed Bull KTM Ajoカレックス12.228
6小椋藍Idemitsu Honda Team Asiaカレックス12.384
7F・アルデグエルMB Conveyors Speed Up ボスコスクーロ12.696
8T・アルボリーノELF Marc VDS Racing Teamカレックス14.547
9P・アコスタRed Bull KTM Ajoカレックス17.786
10A・アレナスInde GASGAS Aspar Teamカレックス18.327
11J・ロバーツItaltrans Racing Teamカレックス18.509
12C・ボビエAmerican Racingカレックス18.566
13J・ナバーロFlexbox HP40カレックス19.711
14J・アルコバLiqui Moly Intact GPカレックス19.960
15B・ベンスナイダーPertamina Mandalika SAG Teamカレックス20.551
18M・ゴンザレスYamaha VR46 Master Camp Teamカレックス24.179
DNFK・クボYamaha VR46 Master Camp Teamカレックス9 Laps

Rider Ranking ライダーランキング

順位 ライダー ポイント
1C・ビエッティ45
2A・カネト36
3S・ロウズ29
4S・チャントラ25
5A・フェルナンデス24
6小椋藍20
20M・ゴンザレス0
27K・クボ0

Team Ranking チームランキング

順位 チーム ポイント
1FLEXBOX HP4048
2ELF MARC VDS RACING TEAM48
3MOONEY VR46 RACING TEAM45
4IDEMITSU HONDA TEAM ASIA45
5RED BULL KTM AJO35
6INDE GASGAS ASPAR TEAM14

Report レポート

難しいコンディションのなか、Yamaha VR46 Master Camp Teamのマヌエル・ゴンザレスは安定した走りで18位、ケミン・クボは8ラップ目に転倒リタイアとなり初ポイントの獲得はならなかったが、それぞれのウィークを通じて多くの経験を積み上げた。

土曜日の予選では、ゴンザレスが17番手・6列目、クボが26番手・9列目として決勝へ。その決勝はスタート直前、30度の気温により、路面温度は46度まで上昇したことからコンディションの悪化を理由に、周回数が予定の25ラップから16ラップに減算された。ところがウォームアップ・ラップに雨が降り出し状況は一転。より一層、緊張が高まるなかでスタートが切られた。

17番グリッドからスタートしたゴンザレスは集団に飲み込まれ、混戦となった1ラップ目を終えたところで18番手。雨が激しくなるにつれて慎重な走りを余儀なくされ、ポジション・キープに集中していたが、やがて雨が止むと最後の3ラップでは再びペースを上げるなど、ドライとウエット両コンディションを巧みに走り切って18位でチェッカー。トップとの差は24.179秒だった。

一方のクボは26番グリッドからオープニングラップで3つポジションをアップ。その後ひとつ下げて24番手となり、雨の中で注意深く走行を続け、少しずつ手ごたえをつかんでペースを上げ始めた8ラップ目、第10コーナーで転倒。幸い怪我はなかったが、再スタートはかなわずリタイアとなった。

Comments コメント

Yamaha VR46 Master Camp Team

M・ゴンザレス選手談(18位)

「レースの結果は少し残念です。フィーリングは決して悪くなかったのに、思うようにペースを上げることができませんでした。ベストを尽くし、前の集団について行き、中段グループから大きく離されることもありませんでした。単独走行になったときは、より一層フィーイングが良くなりましたが、ブレーキングでフロントタイヤの動きが激しなってしまいました。今回はただ経験を重ねることを目指しました。走りながらライディング・スタイルを変えていき、難しいコンディションでも速く走る方法を理解しようと努めました。これからもレースのたびに上手くなり、常に進化し続けられると信じています」

K・クボ選手談(DNF)

「とても難しいレースでした。マシンを十分にセットアップすることができなかったのです。たくさんのことを試しましたが、良い結果を得ることはできませんでした。でも良い日もあれば悪い日もあって、今日は決して悪くはなかったのだと思っています。私にできることは、失敗から学ぶことだけです。今はできるだけ多くの経験をして、それを次のアルゼンチンGPに生かしていきたいと思います。温かく迎えてくれたインドネシアの皆様に感謝します。次回も全力で戦います」

G・ニエト(スポーツ・ディレクター)談

「難しいウイークを経験することとなりました。天気が刻々と変化し、コンディションが定まらないなかで、それぞれの条件に合わせてマシンを完ぺきな状態に仕上げるには時間が足りませんでした。ゴンザレス選手がQ2に進出できなかったことは大きな痛手でした。決勝のペースは良かったのですが、ライバルたちのラップタイムも昨日よりずっと速くなっていました。それでもルーキーがわずか2戦目で20位以内に入ったのは良い結果ですし、前回のカタールより上がっているので、次回もこの方向性を維持していきたいと思っています。クボはウイーク中ずっと、第10コーナーに苦戦していました。そして決勝でもその場所で転倒してしまったのです。ラップタイムはQ1より良くなっており、前進が見られました。私たちは今、2週間後のアルゼンチンGPに向けてモチベーションを高めています」

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