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第2戦アルゼンチンGP:ウエットレースでゴンザレスがポイント獲得、南本は20位

第2戦アルゼンチンGP:ウエットレースでゴンザレスがポイント獲得、南本は20位

Race Data レースデータ

■大会名称:Moto2世界選手権 第2戦アルゼンチンGP
■開催日:2023年4月2日(日)決勝結果
■開催地:テルマス・デ・リオ・オンド/アルゼンチン(4.806km)
■コースコンディション:ウエット
■気温:18度 
■路面温度:21度
■PP:A・ロペス(1分42秒472)
■FL:A・ロペス(1分52秒191)

Results リザルト

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 T・アルボリーノElf Marc VDS Racing Teamカレックス 26'26.6060
2 A・ロペスBeta Tools SpeedUpBoscoscuro 0.663
3 J・ディクソンSolunion GASGAS Aspar Teamカレックス 1.961
4 A・カネト Pons Wegow Los40カレックス 7.769
5 S・ガルシアPons Wegow Los40カレックス 11.954
6 D・ビンダーLiqui Moly Husqvarna Intact GPカレックス 12.274
7 F・サラックQJMOTOR Gresini Moto2カレックス 13.100
8 S・チャントラIDEMITSU Honda Team Asiaカレックス 12.758
9 A・アレナス Red Bull KTM Ajoカレックス 13.649
10 S・ローズElf Marc VDS Racing Teamカレックス 14.107
11 M・ゴンザレスCorreos Prepago Yamaha VR46 Master Campカレックス 15.581
12 P・アコスタRed Bull KTM Ajoカレックス 16.913
13 C・ビエッティ Fantic Racingカレックス 17.135
14 J・ロバーツItaltrans Racing Teamカレックス 25.871
15 F・アルデグエルMB Conveyors Speed Up ボスコスクーロ 27.388
20 南本宗一郎Correos Prepago Yamaha VR46 Master Campカレックス 33.918

Rider Ranking ライダーランキング

順位 ライダー ポイント
1 T・アルボリーノ41
2 A・カネト 33
3 P・アコスタ29
4 J・ディクソン26
5 F・サラック22
6 A・ロペス20
7 M・ゴンザレス16

Team Ranking チームランキング

順位 チーム ポイント
1 Elf Marc VDS Racing Team 25
2 Pons Wegow Los40 21
3 Red Bull KTM Ajo 33
4 Gresini Racing Moto228
5 Solunion GASGAS Aspar Team26
6 Beta Tools SpeedUp24
7Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp 11

Report レポート

ウエットレースでゴンザレスがポイント獲得、南本は20位

Moto2決勝は激しい雨に見舞われたため、全21ラップから14ラップに減算して行われた。Correos Prepago Yamaha VR46 Master CampのM・ゴンザレスは11位でポイントを獲得。野左根航汰に代わり出場した南本宗一郎は難しいコンディションで経験を積み、20位で完走を果たした。

7番グリッドから好スタートを決めたゴンザレスは、オープニングラップから激しくプッシュして3番手へ浮上。しかしトップグループのペースについて行くことができず、少しずつ離されて4ラップ目までに7番手へ後退した。その後もF・サラックの背後につけて6位争いに食らいついていったが、終盤で数台に抜かれ、11位でチェッカーとなった。

一方の南本も初めてのMoto2で序盤から激しくチャージ。グリッドは27番手・9列目だったが、オープニングラップで一気に13台をパスし、3ラップ目には一時、11番手まで浮上した。その後は経験豊富なMoto2ライダーとバトルしながらライディング・スタイルを学び、貴重な経験を積んだ。終盤は少しずつ順位を下げ、20位でゴールしている。

この結果、ゴンザレスは5ポイントを加算して合計16ポイントのランキング7位となっている。チームはこの後北米に移動し、4月16日に決勝を迎える第3戦アメリカズGPに臨む。

Comments コメント

Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp

M・ゴンザレス選手談(11位)

「期待通りにはいきませんでした。ドライ・コンディションなら自分のポテンシャルを証明し、表彰台争いができたはずですが、ウエット・コンディションになり、11位に終わりました。好成績とはいきませんでしたが、ウエットでのフィーリングは前回よりもずっと良くなっていて、このコンディションのなかでレースをコントロールできたことには満足しています。経験を積めたことも、とても良かったと思っています」

南本宗一郎選手談(20位)

「1ラップ目が重要だということはわかっていたので、激しくプッシュしていきました。そして多くのライダーをパスし、一気にポジションを上げることができました。1ラップから最終ラップまで、私のペースはほとんど変わっていません。マシンのフロント部分の挙動が激しく、ラップタイムを上げていくことができなかったのです。今日は完走を目標にしていて、しっかりチェッカーフラッグを受けることができました。難しい挑戦でしたが、初めてのMoto2を大いに楽しみました! ヤマハとチームのみんなに心から感謝しています。テキサスで会いましょう!」

G・ニエト(スポーツ・ディレクター)談

「ゴンザレス選手は絶好のスタートで4つポジションを上げ、最初の3ラップは非常にいいペースで走っていました。しかし前のライダーたちがとても速く、トップグループからは少しずつ離されてしまいました。それでもウエット・コンディションに自信を持つことができ、彼自身、そのことに満足しています。昨年のもてぎでアクシデントがあり、ウエットには嫌な思い出が残っていましたからね。

南本選手もとても素晴らしかったです。見事なスタートから多くのライダーをパスしました。初めてのMoto2決勝で、ここまでやれるとは驚きです! 経験豊富なライバルたちと向き合わなければならなかったわけですが、彼は初日からずっと勇敢でした。私たちは完走を目標にしていたので“ミッション達成”と言えます」

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