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第10戦オーストリアGP:ゴンザレスは転倒リタイア、野左根は20位

第10戦オーストリアGP:ゴンザレスは転倒リタイア、野左根は20位

Race Data レースデータ

■大会名称:Moto2世界選手権 第10戦オーストリアGP
■開催日:2023年8月20日(日)決勝結果
■開催地:シュピールベルク/オーストリア(4.348km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:27度 
■路面温度:29度
■PP:P・アコスタ(1分34秒040)
■FL:P・アコスタ(1分34秒453)

Results リザルト

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 C・ビエッティ Fantic Racingカレックス 36'25.093
2 P・アコスタ Red Bull KTM Ajoカレックス 1.435
3 小椋藍 IDEMITSU Honda Team Asiaカレックス 5.189
4 J・ディクソンAutosolar GASGAS Aspar Teamカレックス 6.145
5 S・チャントラIDEMITSU Honda Team Asiaカレックス 8.635
6 T・アルボリーノElf Marc VDS Racing Teamカレックス 14.054
7 F・サラックQJMOTOR Gresini Moto2カレックス 14.492
8 S・ガルシアPons Wegow Los40カレックス 16.445
9 F・アルデグエルCAG SpeedUp ボスコスクーロ 17.178
10 L・トゥロビッチLiqui Moly Husqvarna Intact GPカレックス 35.361
11 D・フォッジアItaltrans Racing Teamカレックス 37.855
12 J・アルコバ QJMOTOR Gresini Moto2カレックス 39.551
13 I・ゲバラAutosolar GASGAS Aspar Teamカレックス 40.213
14 M・ラミレスOnlyFans American Racingカレックス 40.410
15 B・ベンスナイダーPertamina Mandalika SAG Team カレックス 41.09
20野左根航汰Correos Prepago Yamaha VR46 Master Campカレックス 57.039
DNFM・ゴンザレスCorreos Prepago Yamaha VR46 Master Campカレックス 7 laps

Rider Ranking ライダーランキング

順位 ライダー ポイント
1 P・アコスタ176
2 T・アルボリーノ164
3 J・ディクソン117
4 A・カネト 96
5 A・ロペス92
6 F・サラック84
11 M・ゴンザレス63

Team Ranking チームランキング

順位 チーム ポイント
1 Elf Marc VDS Racing Team 231
2 Red Bull KTM Ajo 219
3 CAG SpeedUp173
4 Pons Wegow Los40 141
5 IDEMITSU Honda Team Asia132
6 Autosolar GASGAS Aspar Team120
9 Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp 63

Report レポート

好天と高温のなかで行われた決勝は、転倒車が続出するサバイバルレースとなった。Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp TeamのM・ゴンザレスもそのひとりで、8ラップ目に転倒してノーポイントに終わった。その一方でチームメイトの野左根航太は23ラップを走り切って経験を重ね、20位を獲得している。

野左根はグリッド27番手から好スタート。ここでいくつかポジションを上げたが、オープニングラップを終える頃には元のポジションに戻っていた。暑く長いレースのなかで8台が転倒し、そのうち再スタートできたのは2台のみ。これにより野左根は11ラップまでに20位に浮上し、その後はライディング・スタイルの向上に集中しながらポジションをキープして23ラップを完走した。

一方のゴンザレスは、グリッド9番手から慎重にスタート。最初の2ラップで13番手まで後退したが、数台の転倒により11番手へ浮上した。ところが8ラップ目、テクニカル・トラブルが発生して第3コーナーで転倒。幸い怪我はなかったが、レースはここで終了となった。

この結果、ゴンザレスは合計63ポイントでランキング11位。Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp Teamは同じく63ポイントでチーム・ランキング9位となっている。

Comments コメント

Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp

野左根航汰選手談(20位)

「今日は気温が非常に高かったので、グリップを得られず苦戦しました。最初の5ラップは集団についていって戦うことができたのですが、中盤以降はマシンのフィーリングが思うようにつかめず、とくにフロント周りに手間取ってプッシュできませんでした。次回はもっとスピードを上げなければなりません。モントメロは好きなコースなので、もう少し楽になるはずです」

M・ゴンザレス選手談(DNF)

「今週はまったくツキがありませんでした。今日もまた、決勝のなかでバッドラックが起きてしまいました。なかなかペースが上がらないなかでもポジションは悪くなかったのですが、第3コーナーに差し掛かったところで転倒してしまいました。原因はわかりませんでした。チームによると、ラジエーターの破損によりリアタイヤに水が付いていたとのことでした。今回のことはもう忘れて、次のバルセロナを楽しみにしたいと思います。自分たちのポテンシャルはわかっていますからね」

G・ニエト(スポーツ・ディレクター)談

「ゴンザレス選手については非常に残念な結果です。まったく運に恵まれませんでした。金曜日にビッグ・クラッシュがあり、土曜日にはテクニカル・トラブルが発生。今日も決勝中に小さいパーツの破損により水が出てしまい、転倒につながりました。彼が無事だったことが最も重要ですが、強さを持ったライダーなだけに本当に残念です。彼は非常に速いですが、目標を達成するためには、すべての要素を100%の状態で揃える必要があるのです。今日はコース・コンディションが難しく、大勢のライダーが転倒しました。そのなかで野左根選手は完走することができましたが、今後はより多く経験を積み、さらに上の順位を目指していかなければなりません」

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