Correos Pregao Yamaha VR46 Master Camp TeamのM・ゴンザレスが、16番グリッドからスタート後、5位まで挽回する大健闘を見せた。チームメイトの野左根航汰は17位争いを展開していたが、最終ラップの最終コーナーで転倒してリタイアとなった。
レースは全18ラップの予定でスタートしたが、多重クラッシュにより赤旗中断となったあと、12ラップに短縮されて再開となった。
ゴンザレスは16番グリッドから2度目のスタート。オープニングラップの混乱を避けて好位置を確保し、ここからオーバーテイクを重ね、またライバルたちの転倒もあり着実にポジションを上げていった。8ラップ目には5番手まで浮上したが、この時点で前方を行く3位争いの集団との差は2.5秒以上。しかし同時に後続も大きく突き放していたため、最後の3ラップは落ち着いて走り切り5位を維持してチェッカーを受けた。
一方の野左根は、1度目のスタートで好ダッシュを見せて24番グリッドから18番手へ浮上。2度目のスタートも同様に素晴らしく、オープニングラップ終了時点で19番手まで上がり、さらに数台の転倒により16番手に浮上した。多くの時間帯でポジションを維持したままレース終盤を迎え、B・ゴメス、A・スーラ、R・スキナーらとバトルを展開。ゴメスに先行を許したあとも17位争いを続けていたが、最終ラップの最終コーナーで転倒してリタイアとなった。
この結果、ゴンザレスは合計94ポイントでランキング8位に浮上。Correos Pregao Yamaha VR46 Master Camp Teamは合計94ポイントでチーム・ランキング9位をキープしている。