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第11戦カタルニアGP:ゴンザレスがトップ争いを繰り広げ5位を獲得、野左根は24位

第11戦カタルニアGP:ゴンザレスがトップ争いを繰り広げ5位を獲得、野左根は24位

Race Data レースデータ

■大会名称:Moto2世界選手権 第11戦カタルニアGP
■開催日:2023年9月3日(日)決勝結果
■開催地:カタルニア/スペイン(4.657km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:25度 
■路面温度:29度
■PP:J・ディクソン(1分44秒089)
■FL:P・アコスタ(1分44秒384)

Results リザルト

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 J・ディクソンAsterius GASGAS Aspar Teamカレックス 36:51.330
2 A・カネト Pons Wegow Los40カレックス 0.205
3 A・アレナス Red Bull KTM Ajoカレックス1.027
4 S・ガルシアPons Wegow Los40カレックス2.258
5 M・ゴンザレスCorreos Prepago Yamaha VR46 Master Campカレックス 2.662
6 P・アコスタ Red Bull KTM Ajoカレックス 3.664
7 小椋藍 IDEMITSU Honda Team Asiaカレックス4.239
8 A・ロペスBeta Tools SpeedUpボスコスクーロ4.314
9 S・ローズElf Marc VDS Racing Teamカレックス4.607
10 C・ビエッティ Fantic Racingカレックス8.729
11 J・ロバーツItaltrans Racing Teamカレックス9.476
12 B・バルトゥスFieten Olie Racing GPカレックス9.596
13 F・アルデグエルBeta Tools SpeedUpボスコスクーロ9.821
14 S・チャントラIDEMITSU Honda Team Asiaカレックス10.970
15 J・アルコバ QJMOTOR Gresini Moto2カレックス11.183
24野左根航汰Correos Prepago Yamaha VR46 Master Campカレックス39.363

Rider Ranking ライダーランキング

順位 ライダー ポイント
1 P・アコスタ186
2 T・アルボリーノ164
3 J・ディクソン142
4 A・カネト 116
5 A・ロペス100
6 C・ビエッティ86
11 M・ゴンザレス74

Team Ranking チームランキング

順位 チーム ポイント
1 Red Bull KTM Ajo 245
2 Elf Marc VDS Racing Team 238
3 Beta Tools SpeedUp184
4 Pons Wegow Los40 174
5 Asterius GASGAS Aspar Team145
6 IDEMITSU Honda Team Asia143
9 Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp 74

Report レポート

Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp TeamのM・ゴンザレスが、第11戦カタルニアGP決勝で5ラップにわたりレースをリード。最終的に5位を獲得した。チームメイトの野左根航太は、集団に加わりバトルするという目標を達成し、グリッド29位から24位まで上げてチェッカーを受けている。

チームクルー全員が身を乗り出して声援を送った。ゴンザレスは4番グリッドから絶好のスタートを切ると、巧みなポジション取りですぐさま2番手を確保。J・ディクソンの背後につけて観察し、強みと弱みを分析したあと4ラップ目にはトップに躍り出た。ここから5ラップにわたりトップを走行したが、追い上げてきたA・カネトが先行。レース後半は表彰台争いに加わり奮闘を続けるも、少しずつ後退して5位でゴールした。

一方の野左根は29番グリッドからスタート後、25番手まで上げてオープニングラップを終了。集団に加わりバトルすることでスキル向上を目指すことを目標としている野左根は、序盤でそれを実行して戦いの状況をしっかり観察した。しかし後半は少しずつ差をつけられて単独走行となり、最終的に24位でチェッカーを受けた。

この結果、ゴンザレスは合計74ポイントでランキング11位。Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp Teamも同ポイントでチーム・ランキングは9位となっている。

Comments コメント

Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp

M・ゴンザレス選手談(5位)

「5位は期待したものではありません。トップを走っていたときはスピードもありましたし、マシンのフィーリングも上々でした。後半になると身体に不調を感じるようになり、力が出なくなってしまいました。終盤は表彰台争いができなくなりました。好成績を獲得できるチャンスだったので、本当に悔しいです。今はトップレベルでレースできるようになってきているので、残りのシーズンのなかで達成できると思っています」

野左根航汰選手談(24位)

「スタートがうまくいって、序盤はいい走りができました。最初の10ラップはバトルに加わることができたのですが、そのあとはペースをキープするのが難しくなってしまいました。次のレースでは、後半でさらに伸ばす方法を考える必要があると思います。最終結果は良くありませんが、今日のレースのなかで、よりマシンを理解し、ライディング・スタイルを合わせていくやり方を探ることができました。シルバーストーンやオーストリアのときと比べて、格段に自信がついてきました。来週のミサノも走ったことがあり、大好きなコースなので、ベストを尽くします」

G・ニエト(スポーツ・ディレクター)談

「今は少し、ほろ苦い気分です。今週はずっと順調で、ゴンザレス選手は常に速さをキープしていました。今までで最高のウイークであり、ゴンザレス選手が一歩、前進した瞬間だったと思います。決勝では最後まで表彰台争いを展開しました。それを達成できなかったことは残念ですが、非常に厳しいチャンピオンシップだということはよくわかっています。超ハイレベルの戦いなのです。野左根選手は好スタートを切り、序盤はいいバトルを展開しました。中盤以降はペースが落ちてしまいましたが、今回のレースが、マシン・フィーリングの向上に役立ったことは間違いありません。今は自信が高まっています」

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