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MotoGP/Moto2

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPとMoto2に関する情報をお届けします。

Rd.16 10月4日 日本

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第16戦日本
■開催地:モビリティリゾートもてぎ/日本(4.801km)

MotoGP 10月3日(土)
■コースコンディション:ドライ
■予選 気温:23度/路面温度:40度
■スプリント 気温:23度/路面温度:38度
■周回数:12周(57.612 km)
■PP:J・マルティン(1分42秒371/アプリリア)
■FL:M・マルケス(1分43秒471/ドゥカティ)

Moto2 10月3日(土)
■コースコンディション:ドライ
■予選 気温:22度 ■路面温度:37度
■PP:I・ゲバラ(1分46秒851/ボスコスクーロ)

MotoGP 10月4日(日)
■コースコンディション:ドライ
■気温:20度/路面温度:28度
■周回数:24周(115.224 km)
■PP:J・マルティン(1分42秒371/アプリリア)
■FL:E・バスティアニーニ(1分43秒041/KTM)

Moto2 10月4日(日)
■コースコンディション:ドライ
■気温:20度 ■路面温度:32度
■周回数:19周(91.219km)
■PP:I・ゲバラ(1分46秒851/ボスコスクーロ)
■PP:C・ビエッティ(1分47秒479/ボスコスクーロ)

REPORT

MotoGP

Monster Energy Yamaha MotoGP
クアルタラロ12位、リンス選手16位

Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロ選手とA・リンス選手は、第16戦日本GPでそれぞれ12位と16位。

クアルタラロ選手は12番グリッドからスタート後、3ラップ目までに16番手に後退。5ラップ目にJ・ザルコ選手(ホンダ)がダブル・ロングラップ・ペナルティを履行し、F・ディ・ジャンアントニオ選手(ドゥカティ)が遅れる間にふたつ挽回した。さらに9ラップにD・モレイラ選手(ドゥカティ)の転倒があり、もうひとつ上げたあとは、終盤まで安定してポジションをキープ。残り6ラップで前方のA・マルケス選手(ドゥカティ)が転倒したため、クアルタラロ選手は12位でチェッカーを受けた。トップとの差は30.867秒だった。

リンス選手は21番グリッドからスタート。Prima Pramac Yamaha MotoGPのJ・ミラー選手やT・ラズガットリオグル選手とバトルし、22番手でオープニングラップを終了した。ヤマハ3台によるバトルはその後も数ラップ続き、リンス選手は一旦その先頭の19番手に立ったあと、11ラップ目以降は20番手をキープした。終盤、A・マルケス選手とJ・ザルコ選手が転倒、最終ラップではディ・ジャンアントニオ選手とラズガットリオグル選手をパスして最終的に16位でゴールした。

この結果、クアルタラロ選手は合計66ポイントでランキング15位、リンス選手は合計24ポイントでランキング20位。Monster Energy Yamaha MotoGPは合計90ポイントでチーム・ランキング10位、ヤマハは合計89ポイントでコンストラクターズ・ランキング5位となっている。

Prima Pramac Yamaha MotoGP
ラズガットリオグル選手17位、ミラー選手19位

Prima Pramac Yamaha MotoGPのT・ラズガットリオグル選手とJ・ミラー選手はそれぞれ17位と19位で、ともにポイント圏外にとどまった。

ラズガットリオグル選手は22番グリッドからのスタート。決勝ペースは向上していたが、後方からの追い上げは簡単ではなかった。オープニングラップで19番手に浮上したあと、ミスもあり最後尾まで後退。再度、懸命に挽回を図るなか、前方での転倒などもあり、最終的に17位でチェッカーを受けた。

ミラー選手はほとんどの時間帯でラズガットリオグル選手と競り合う展開。残り4ラップでミスがあり転倒したが、再スタートし19位でゴールした。

Moto2

BLU CRU Pramac Yamaha Moto2
ゲバラ選手がポール・トゥ・フィニッシュ、トップとのポイント差を10.5ポイントに縮小

BLU CRU Pramac Yamaha Moto2のI・ゲバラ選手が今季3度目、Moto2で自己通算4度目となる優勝。第15戦オーストリアGPに続いて自身初となる2連勝を達成し、ランキングトップとの差を10.5ポイントまで縮小した。チームメイトのA・フェランデス選手はオーストリアGPでの怪我の影響で欠場した。

ゲバラ選手は今季4度目となるポールポジションにマシンを並べた。頭上に雨雲が広がり緊張が高まるなか、スタート直前にチャンピオンシップ・リーダーでタイトル争いのライバル、M・ゴンザレス選手のマシンがストールするアクシデント。ゴンザレス選手はピットレーンからのスタートとなり、ゲバラ選手はホールショットを決めてトップに立った。ゲバラ選手にとってはその後19ラップにわたる集中力の維持が大きな課題となったが、難しい状況のなかでも冷静さを保ち、T・アルボリーノ選手やF・サラッチ選手(いずれもカレックス) を抑えてトップをキープ。残り3ラップの第9コーナーでアルボリーノ選手がオーバーテイクを仕掛けてきたが、すぐさま抜き返し、その後はリードを拡大して0.419秒差で優勝を飾った。

この結果、ゲバラ選手は合計235ポイントでランキングトップとの差を10.5ポイントに短縮。フェランデス選手は合計17.5ポイントでランキング21位。BLU CRU Pramac Yamaha Moto2は合計252.5ポイントでチーム・ランキング3位をキープしている。

MotoGP QUALIFYING RESULT

MotoGP SPRINT RESULT

MotoGP RACE RESULT

MotoGP LAP CHART

Moto2 QUALIFYING RESULT

Moto2 RACE RESULT

MotoGP RIDERS RANKING

MotoGP CONSTRUCTORS RANKING

Moto2 RIDERS RANKING

COMMENT

MotoGP

Monster Energy Yamaha MotoGP
F・クアルタラロ選手(12位)

「7ラップ目以降、燃料の問題が出て難しい展開になりました。ベストの状態ではありませんでした。もっと速く走ることもできたはずですが、スロットル操作に細心の注意を払わなければなりませんでした。それでも自分のライディングには満足していますし、それが最も重要なことだと思います。12位はほぼ予想通りの結果です。ブラッド(ビンダー)やルカ(マリーニ)をパスできたかもしれませんが、こういうことが起こるのがレースというものです」

A・リンス選手(16位)

「非常に淡々としたレースになりました。私たちは毎回、ベストを尽くしています。今日はリアのハード・タイヤにやや不安があったのですが、ウォームアップでは悪くなく、決勝ではミディアム以上に高いパフォーマンスが出ていて少し驚きました。タイヤをセーブしながら完走しました。最終ラップではディ・ジャンアントニオ選手とトプラック(ラズガットリオグル)をパスして16位になりました。これが今日の精一杯の結果です」

M・メレガリ(チーム・ディレクター)

「難しいレースでした。ファビオ(クアルタラロ)は序盤で順位を落としたあと懸命に挽回を図りましたが、ほとんどの時間帯で燃料消費をコントロールしなければならず厳しい展開でした。それでも最善を尽くして12位を獲得しました。アレックス(リンス)も終始プッシュし続け、何台かパスし、グリッドのほぼ最後尾の位置から16位まで上がりました。私たちはこのあとインドネシアに向かいます。異なるタイプのコースで今回のデータや知見を検証する絶好の機会になります」

Prima Pramac Yamaha MotoGP
T・ラズガットリオグル選手(17位)

「今日もタイヤとブレーキングに苦戦しました。最初の6ラップは苦戦しましたが、徐々にリズムが良くなり、1分44秒台で走れるようになりました。ペースはかなり良くなったのですが、常に限界ぎりぎりで走っていましたし、マシンの制動が難しく依然として楽な状況ではありませんでした。
ファビオ(クアルタラロ)はヤマハの経験が長いためか、より楽に減速しているように見えました。私は未だに、ブレーキング中の前後タイヤの使い方を学んでいる段階で、それが今の課題です。正しい場所で適切にマシンを制動できたときはラップタイムも上がるのがわかります。レース中にラップごとに調子が上がってきたのはうれしかったですし、走るたびに学んでいます。
今日は昨日より良くなりました。でもより気持ちよく、より自信を持って乗れる方法を探さなければなりません。未だに希望のポジションでの戦いはできていませんが、私にとって重要なことは、どこを改善できるかを知ることです。
もてぎは初めて走りましたが、とてもエンジョイできました。ビデオゲームで経験したことはあったのですが、MotoGPマシンで実際に走ることができ感動しました。レース自体は大変でしたが、コース攻略法を学ぶのは楽しめました」

J・ミラー選手(19位)

「スタートはとても順調だったのですが、そのあとすぐにタイヤ圧に苦戦し、フロントが何度もロックしました。とても乗りにくく、ブレーキングが思うようにできずペースが上がりませんでした。午前中のウォームアップ・セッションでは、昨日のスプリントと同じフロントタイヤにリアには新しいハード・タイヤを履いて1分44秒台が出ていて、最後に1分44秒1のベストラップを記録しました。しかし決勝ではそのペースに近づくことができず、1分45秒台にとどまったのはとても残念です。
今後改善すべき最大の課題は、プラクティス・セッションから決勝までの安定性です。グリッド後方からスタートし、集団のなかで走っているとタイヤ圧が急速に高まるので、タイヤをよりうまくコントロールする方法を理解する必要があります。転倒してしまいましたが、そのあと最後の数ラップはタイヤがまた落ち着いて、実はマシンのフィーリングが最も良くなっていたのです。
今日はリアのハード・タイヤについて学ぶことができたことが大きな収穫です。これまでは必ずしもベストオプションではなかったため確信が持てなかったのですが、今日の午前中は非常によく機能し、ペースも上がりました。今後に向けて役に立つ情報が得られたので、次のマンダリカでも最大限に活用できるよう期待しています。
ここ数戦は私たちにとって難しいチャレンジでしたが、ハードワークを続け、前向きに頑張っていきます。大きな進歩が必要なことはわかっています。とくにタイヤの使い方や荷重のかけ方に集中的に取り組んでいきます」

G・ボルゾイ(チーム・ディレクター)

「ふたりにとっては今大会も非常に厳しい展開になってしまいました。しかしそのなかでもトプラック(ラズガットリオグル)がかなりいいペースをつかめたことは評価できると思います。ずっと前方からスタートしたファビオ(クアルタラロ)との差もそれほど大きくありませんでした。
トプラックは今回も、レース中に一歩前進しました。私たちはそれをポジティブに受け止めています。今最も重要なのは、ウイークの初日から競争力を発揮し、グリッド前方を確保し、序盤から安定したペースで走ることです。この部分に集中的に取り組み、シーズン終盤に向けて改善を目指していきます」

Moto2

BLU CRU Pramac Yamaha Moto2
I・ゲバラ選手(優勝)

「最高です!本当に素晴らしい週末でした。昨日はポールポジションを獲得し、今日はそれを勝利へつなげることができました。前回のオーストリアに続いて今回も優勝し、どちらも非常にいいペースで走れたことを誇りに思います。また日本のチームの一員として日本GPで勝てたことに特別な感慨があります。今日はヤマハ発動機の設楽社長もサーキットでレースを楽しんでくださいました。この勝利を、社長を筆頭に素晴らしい仕事をしてくださっているヤマハの皆さん全員に捧げたいと思います。今大会を心から誇りに感じています。
レースはとても順調で、大いに楽しみました。後ろに迫るトニー(アルボリーノ)のプレッシャーをコントロールしながら同時にタイヤのケアを心掛けました。それがうまくいって、最後まで力強い走りができました。これが勝利の鍵です。そして2連勝を達成することができました。
スタートでシグナルが出ず、代わりにイエローフラッグが振られているのに気づき、それがマヌ(ゴンザレス)のマシンが止まったためだとわかりました。私にとっては何とも言えない奇妙な状況でしたが、とにかくミスをせず、集中力を切らさないようにしたいと考えました。そのため序盤はやや慎重になりましたが、そのあと自分のリズムを取り戻し、レースに集中することができました」

A・デ・アンジェリス(チーム・マネジャー)

「これほど完璧なレースを見せられたあとで、私に言えることは何もありません。すべては皆さんがご覧になったとおりなのです。ですから、まずは私たちの最高のライダーとその素晴らしいチームにお祝いのことばを贈ります。
その上で、イサン(ゲバラ)について少しお話したいと思います。金曜日の午前中のセッションでラジエターが故障するアクシデントがありました。これは残念ながら起こり得ることです。その時点で主任技術者からは、仮に時間内に修復することができたとしてもコースに戻ることはできないかもしれないという話がありました。しかしイサンは少しも動じることなく、まるで何事も起こっていないかのように落ち着いていました。
この落ち着きは、彼の自信から来るものです。第1セッションで3~4ラップ走行しただけでしたが、マシンはすでに非常に良い状態にあり、自分のスピードにも自信を持ち、そして何よりチームを信頼していました。ライダーがこのような信頼感を持っているからこそ、チーム全員が一丸となって働くことができるのです。今日の優勝もそうした彼の冷静さと成熟さによって成し遂げられたものだと思っています。いつも以上に重要な勝利となりました」

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