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MotoGP/Moto2

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPとMoto2に関する情報をお届けします。

Rd.11 7月12日 ドイツ

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第11戦ドイツ
■開催地:ザクセンリンク/ドイツ3.671km

MotoGP 7月11日(土)
■コースコンディション:ドライ
■予選 気温:21度/路面温度:36度
■スプリント 気温:25度/路面温度:42度
■周回数:15周( 55.065 km)
■PP:M・マルケス(1分19秒041/ドゥカティ)
■FL:F・ディ・ジャンアントニオ(1分20秒119/ドゥカティ)

MotoGP 7月12日(日)
■コースコンディション:ドライ
■決勝 気温:28度/路面温度:42度
■周回数:30周(110.13km)
■PP:M・マルケス(1分19秒041/ドゥカティ)
■FL:M・マルケス(1分21秒088/ドゥカティ)


Moto2 7月11日(土)
■コースコンディション:ドライ
■PP:I・オルトラ(1分21秒493/カレックス)

Moto2 7月12日(日)
■コースコンディション:ドライ
■決勝 気温:26度 ■路面温度:41度
■周回数:25周(91.775km)
■PP:I・オルトラ(1分21秒493/カレックス)
■FL:D・ホルガド(1分22秒248/カレックス)

REPORT

MotoGP

Monster Energy Yamaha MotoGP
クアルタラロ選手が7位獲得、リンス選手は14位

第11戦ドイツGPの決勝レースで、Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロ選手とA・リンス選手が、粘り強く走り切り、それぞれ7位と14位を獲得した。

ザクセンリンクで行われたドイツGPは、激しいプッシュとタイヤ温存の間の絶妙なバランスを見極めることが鍵を握る戦いとなった。

クアルタラロ選手は6番グリッドから好スタートを決めたものの、オープニングラップの混乱のなかで9番手に後退。その後、前方で2台が転倒したため9ラップ目には7番手につけた。後半はポジションをキープして淡々と周回を重ね、最終的にトップから17.560秒差の7位でチェッカーを受けた。

リンス選手は17番グリッドからスタート後、ひとつ下げてオープニングラップを終了。そこから少しずつ順位を上げ、また前方での転倒もあり、9ラップ目には14番手に浮上した。その後は終始、フランコ・モルビデリ選手(ドゥカティ)を追う展開となったが、オーバーテイクには至らず14位を維持してゴールした。トップとの差は31.511秒だった。

この結果、クアルタラロ選手は合計55ポイントでランキング14位、リンス選手は合計21ポイントでランキング19位。Monster Energy Yamaha MotoGPは合計76ポイントでチーム・ランキング10位、ヤマハは合計69ポイントでコンストラクターズ・ランキング5位となっている。

第12戦イギリスGPは8月7日~9日、シルバーストーン・サーキットで開かれる。

Prima Pramac Yamaha MotoGP
ミラー選手12位、ラズガットリオグル選手15位

Prima Pramac Yamaha MotoGPのJ・ミラー選手とT・ラズガットリオグル選手は、それぞれ12位と15位を獲得。タイヤ・マネジメントにおいて最も難しいコースのひとつとされるザクセンリンクで順調な走りを維持し、揃ってポイントを手中にした。

ミラー選手は、得意とするザクセンリンクで今回も強さを発揮した。11番グリッドからスタートしてオープニングラップを10番手で終え、9ラップ目には8番手へ浮上。その後は数台による激しい追撃を懸命に抑えながら、残り4ラップまでポジションをキープした。しかし終盤でタイヤを消耗すると思うようにペースが上がらなくなったため、作戦を切り替えて着実に走り、12位でゴールした。

ラズガットリオグル選手にとって今大会は、学習プロセスにおける重要なステップとなった。タイヤの左側にとくに大きな負荷かがかかる特徴的なコースを数年ぶりに走行し、ヤマハのマシンとミシュランのタイヤの経験を同時に積み上げ、ベテランらしい熟練の取り組みで貴重な一歩を刻んだ。16番グリッドからスタートしたラズガットリオグル選手はオープニングラップを17番手で終え、その後は着実に周回を重ねて15位でチェッカーを受けた。

Moto2

BLU CRU Pramac Yamaha Moto2
ゲバラ選手、今季5度目の表彰台獲得

第11戦ドイツGP決勝で、BLU CRU Pramac Yamaha Moto2のI・ゲバラ選手が3位を獲得し、チャンピオンシップにおいてもランキングトップとの差を縮める好結果となった。チームメイトのA・フェランデス選手も熾烈なバトルを展開し、一時はポイント圏内まで浮上していたが、終盤でタイヤを消耗するとペースが上がらなくなり22位に後退した。

ゲバラ選手は3番グリッドから好スタートを切り、オープニングラップで2番手に浮上。トップを走るI・オルトラ選手(カレックス)とともに後続を引き離しにかかったが、その後D・ホルガド選手(カレックス)に差を詰められ、5ラップ目には先行を許して3番手に後退した。その後もハイペースを維持し、最後まで3番手をキープして走り切り、貴重な16ポイントを手中にした。

フェランデス選手は17番グリッドからスタートし、9台による12位争いに加わった。序盤で一時、下げたものの、ライバルのロングラップ・ペナルティ履行や転倒などもあり18ラップ目には15番手へ浮上。ポイント獲得を目指してプッシュを続けていたが、残り4ラップで後退し、22位でゴールした。

この結果、ゲバラ選手は合計144ポイントでランキング2位をキープし、トップとの差を51.5ポイントに縮めた。フェランデス選手は合計14.5ポイントでランキング21位。BLU CRU Pramac Yamaha Moto2は合計158.5ポイントでチーム・ランキング3位となっている。

MotoGP QUALIFYING RESULT

MotoGP SPRINT RESULT

MotoGP RACE RESULT

MotoGP LAP CHART

Moto2 QUALIFYING RESULT

Moto2 RACE RESULT

MotoGP RIDERS RANKING

MotoGP CONSTRUCTORS RANKING

Moto2 RIDERS RANKING

COMMENT

MotoGP

Monster Energy Yamaha MotoGP
F・クアルタラロ選手(7位)

「オープニングラップで何度か危ない場面がありました。第3コーナーで転倒しそうになり、第5コーナーでマルティン選手(アプリリア)と接触し、第8コーナーでは彼がやや強引に入ってきました。でも不満に思っているわけではありません。これもレースの一部です。しかし第7コーナー立ち上がりがうまくいかず、3台に抜かれてしまったのは残念です。そのあとは最後までそのポジションをキープすることになりました。7位は良い結果だと思います」

A・リンス選手(14位)

「レースのあとで思ったことがいくつかあります。もしも、もう一度初めからやり直せるとしたら、中盤でもっと激しくプッシュしてモルビデリ選手について行こうとするでしょう。実際には、終盤の戦いに備えてタイヤを温存して走っていたのですが、最後は結局、完全に消耗してしまいました。少なくとも彼について行くことができたはずなのです」

M・メレガリ(チーム・ディレクター)

「長いレースで、タイヤの管理がとても重要でした。ザクセンリンクのレイアウトはタイヤの左側にかなり大きな負荷がかかるのです。ここでのレースはいつもタフな展開になるので、その分を考慮して期待値を調整していたのですが、実際には、ファビオ(クアルタラロ)とジャック(ミラー)が決勝中に見せたペースに何度か驚かされることになりました。ファビオは好スタートを決め、序盤は良いポジションを維持しました。そして安定した走りを続けて7位でゴールし、貴重なポイントを獲得しました。アレックスは良いフィーリングを取り戻すために、ウイークを通して懸命に努力してきました。その結果として2ポイントを持ち帰ることができました。今大会でまた重要なデータを収集できたので、それを元に夏休みの間に改良を試み、次のシルバーストーンに備えます」

Prima Pramac Yamaha MotoGP
J・ミラー選手(12位)

「ラスト数ラップまでは本当に素晴らしいレースでした。ほとんどの時間帯でファビオ(クアルタラロ)について行くことができたのですが、そのために周りのライダーたちたちよりも多めにリアタイヤを消耗してしまいました。ひとたびグリップが低下すると、どうにもならなくなり、作戦を切り替えざるを得ませんでした。
トップ10に手が届いていたので残念ですが、同時にレースのほとんどを彼らと同等のペースで走れることを証明できました。昨日の段階でマシンはとても好調だったので、大きな変更を加えるつもりはありませんでした。そしてウイークを通じて高い競争力を維持できたと思っています。
私たちは今、着実に進歩しています。一歩一歩、近づいており、チームはこの夏休みを利用してさらにパフォーマンス向上を目指します。契約にサインした時点で、このプロジェクトが難しい局面があることはわかっていました。ですから小さな成果を積み重ね、ひたすら努力を続けることが重要です。それが前進するための唯一の方法なのです」

T・ラズガットリオグル選手(15位)

「とても難しいレースでした。タイヤ・マネジメントが非常に重要な要素となっていて、正直なところ、あまり楽しめませんでした。序盤からベストを尽くしましたが、小さなミスをして集団から離されてしまい、その後はほぼずっと単独走行になりました。
このサーキットは私にとって、今までで最もタフなコースのひとつです。MotoGPマシンとタイヤについては毎回、もっとうまく学べるのですが、ここではタイヤ性能が今までの経験と大きく異なり、厳しい状況を強いられることになってしまいました。ライバルたちはこのコースをすでに知っていて、こうしたコンディションでのタイヤのコントロールの仕方もわかっていますが、私はすべてが初めての経験でした。
そのなかでも良かった点は、多くを学べたことです。状況を把握し、レースへの取り組み方も理解できたので、この経験はきっと来シーズンに活かされるでしょう。今回はサーキットに足を運び、トルコの旗を振って応援してくれるファンがいました。良い成績で恩返しできなかったのは残念です。私にとっては彼らのサポートが大きなモチベーションになっており、今後より一層、努力するためのパワーを与えてくれました」

G・ボルゾイ(チーム・ディレクター)

「ジャックはウイークを通じて非常に好調でした。昨日の予選は思うようにいかなかったところもあってスプリント・レースは厳しい展開となりましたが、今日はまた非常に素晴らしい走りを見せてくれました。ハイペースを維持してラスト5ラップまでクアルタラロ選手の後ろについていたのですが、最後はタイヤを消耗してしまいました。
トップ10が手の届くところにあり、ジャックもチームもそれに値する力を持っていただけに本当に残念です。それでも、ほとんどの時間帯で8位をキープできたことは前向きなサインであり、ヤマハが正しい方向へ進んでいる証明でもあります。私たちはこれをベースに、さらに上を目指していきます。
トプラック(ラズガットリオグル)については、今大会がシーズン中で最も厳しい戦いのひとつになると認識していました。ザクセンリンクは特徴的なコースであり、タイヤ・マネジメントが非常に重要です。MotoGPマシンで初めてのレースとなれば、タイヤを完全にコントロールすることは不可能です。レースを経験して初めて理解できるものなのです。今回は学習プロセスにおける重要な機会となりました。今後もチーム一丸となって彼の継続的な成長をサポートし、本来いるべきポジションに近づけるよう頑張っていきます」

Moto2

BLU CRU Pramac Yamaha Moto2
I・ゲバラ選手(3位)

「非常に過酷なレースでした。おそらく外から見る以上にタフな戦いだったと思います。体力的にも、長年の経験のなかでも最もハードなレースのひとつでした。終盤はリアタイヤのグリップが大幅に低下し、マシンはコーナーの進入でも立ち上がりでも至るところでスライドするようになりました。まさにサバイバルのような状況のなかで、ひたすら表彰台を目指して闘い続けました。
前半はとても好調で、ハイペースをキープすることができました。中盤では前のライダーよりスピードが出ていたので差を詰めようとしたのですが、それから数ラップ後にタイヤの消耗が激しくなり、作戦を切り替えるしかありませんでした。終盤はタイヤを最後までもたせることに集中してゴールを目指しました。幸い、それまでに十分なアドバンテージを築いていたので、3位を獲得することができました。
結果にはとても満足しています。ウイークを通じでチームが素晴らしい仕事をしてくれました。そしてチャンピオンシップにおいて重要なポイントを獲得し、ランキングトップとの差を縮めて夏休みを迎えられることになりました。シーズンはまだ長いですが、この方向性で努力を続けていけば、トップ争いを継続できるでしょう。このあとは数日休んで回復に専念し、シーズン後半に向けて準備を整えて戻って来ます」

A・フェランデス選手(22位)

「とても難しいレースでした。スタート直後からタイヤのフィーリングが良くなくて苦戦したのですが、正直なところ状況をしっかり把握できず、十分に自信を持てないままレースが終わってしまいました。
そのような状態でも、ほとんどの時間帯でポイント圏内に近いところをキープできていたのですが、終盤はタイヤ・グリップが急激に低下し、マシンのコントロールが難しくなりました。ペースが4秒くらい落ちてしまったので、そのあとは最後まで無事に走り切ることしかできませんでした。
厳しい戦いでしたが、このあとすべてのデータを確認し、何が起きていたのかしっかり理解したいと思います。今回も初めてのコースだったので、少なくとも来年は経験を積んだ状態で臨み、より良い結果を目指したいと思います」

A・デ・アンジェリス(チーム・マネジャー)

「イサン・ゲバラ選手の戦いぶりはウイークを通じて素晴らしく、今日の決勝レースも見事なものでした。非常に過酷なレースで表彰台を獲得できたことには大きな意義があります。ここザクセンリンクがタイヤへの負荷についてシーズン中で最も厳しいコースであることはスタート前からわかっており、レース後半は誰もがその対応を迫られたわけですが、とくにトップ争いのライダーたちにとっては厳しいものとなりました。そのなかでゴンザレス選手を抑えて3位を獲得し、ポイントでランキングトップに近づくことができました。まさに私たちが目指していたことであり、加えて、その達成方法がとても重要でした。ウイークの最初のセッションから一貫して戦略と安定性を維持し、卓越したチームの作業を継続できたことで成し遂げた結果なのです。

アルベルト(フェランデス)については、チーム全員が今日の結果以上のポテンシャルを信じているだけに残念な結果となりました。おそらくイサンに比べて早く、そして激しくタイヤ・グリップが低下してしまい、その影響を受けてポイント圏内を目指すこともできなくなりました。でもこうした経験も彼が成長するための大切なプロセスのひとつです。また異なるタイヤをチョイスしたことについても、重要な経験として今後に活かされることになるでしょう。
チーム全員の素晴らしい仕事ぶりに感謝しています。正しい方法でチャンピオンシップの臨んでいると確信しており、今回もまた、ここまでに積み上げてきた重要な何かを証明できたと思います」

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