MotoGP/Moto2
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPとMoto2に関する情報をお届けします。
Rd.04 4月26日 スペイン
RACE DATA
■大会名称:MotoGP第4戦スペイン
■開催地:ヘレス/スペイン(4.423km)
MotoGP 4月25日(土)
■予選 コースコンディション:ウエット
■予選 気温: 18度/路面温度:22度
■スプリント コースコンディション:ドライ/ウエット
■スプリント 気温:19度/路面温度:23度
■周回数:12周(53.076km)
■PP:M・マルケス(1分48秒087/ドゥカティ)
■FL:A・マルケス(1分37秒156/ドゥカティ)
MotoGP 4月26日(日)
■コースコンディション:ドライ
■決勝 気温:23度/路面温度:36度
■周回数:25周(110.575km)
■PP:M・マルケス(1分48秒087/ドゥカティ)
■FL:A・マルケス(1分37秒081/ドゥカティ)
Moto2 4月25日(土)
■コースコンディション:ドライ
■予選 気温:23度 ■路面温度:34度
■PP:C・ベイヤー(1分39秒101/カレックス)
Moto2 4月26日(日)
■コースコンディション:ドライ
■決勝 気温23度 ■路面温度:31度
■周回数:21周(92.883km)
■PP:B・C・ベイヤー(1分39秒101/カレックス)
■FL:S・アギウス(1分39秒642/カレックス)
REPORT
MotoGP
クアルタラロ選手とリンス選手が14位と16位でチェッカー
第4戦スペインGPがヘレス・サーキットで行われ、Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロ選手とA・リンス選手はそれぞれ14位と16位を獲得した。
前日とは打って変わり晴天の下で行われた決勝レース。クアルタラロ選手は17番グリッドから好スタートを切り、順調にプッシュして中盤で一時、12位まで浮上した。残り10ラップあたりからは後続のライバルたちに差を詰められて厳しい展開になったが、最後はJ・ミル選手(ホンダ)の追撃を巧みに抑えきって14位でチェッカーを受けた。トップとの差は29.532秒だった。
リンス選手は21番グリッドからスタート後、序盤でポジションアップを目指し、13ラップ目には14位まで浮上した。しかしタイヤ・グリップが落ち始めると後続に追い上げられ、最終的にトップから32.921秒差の16位でゴールした。
この結果、クアルタラロ選手は合計11ポイントでランキング16位、リンス選手は合計3ポイントでランキング19位。Monster Energy Yamaha MotoGPは合計14ポイントでチーム・ランキング10位、ヤマハは合計14ポイントでコンストラクターズ・ランキング5位となっている。
決勝翌日の月曜日には、同サーキットでIRTA公式テストに参加する。
ミラー選手とラズガットリオグル選手が18位と19位
Prima Pramac Yamaha MotoGPはペナルティーや技術的課題に苦戦し、J・ミラー選手とT・ラズガットリオグル選手はそれぞれ18位と19位で週末を終えた。
第3戦アメリカGPでは前進が見られたが、勢いを継続することができず、期待されていた解決策もこのコースでは効果につながらなかった。さらに前日からの天候変化もあり、チームは一貫した開発作業を進められず苦戦した。
ラズガットリオグル選手は前日のスプリント・レースで他車との接触・転倒があり、ロングラップ・ペナルティ―を課されていた。スタートではポジションを上げたが、ペナルティー履行により大きく後退し、挽回できないまま19位でフィニッシュした。
ミラー選手は後方集団のなかでバトルを展開していたが、リアブレーキに問題が出てプッシュを緩めざるを得なかった。難しい戦いのなかでも懸命に走り切り、18位でチェッカーを受けた。
決勝翌日のIRTA公式テストは、YZR-M1の開発およびセッティング作業を継続するための重要な機会となる。セパンでの初テスト以来のデータをもとに作業を積み重ね、さらに前進を目指す。
フェルナンデス選手、20位で完走
Yamaha Factory Racing Teamからワイルドカード参戦したA・フェルナンデス選手は、絶好のコンディションを最大限に活用しデータ収集という最大の目的に取り組んだ。しかし2ラップ目に他車と接触がありリアブレーキが破損。苦しい展開を強いられながらも25ラップを走りきり、20位でチェッカーを受けた。
16番グリッドからスタートしたフェルナンデス選手は序盤で22位まで後退。リアブレーキに不具合を抱えながらもレース完走を目指し、トップから1分05秒023秒差の20位でゴールした。
Moto2
BLU CRU Pramac Yamaha Moto2、ゲバラ選手が7位獲得
BLU CRU Pramac Yamaha Moto2のI・ゲバラ選手とA・フェルナンデス選手はそれぞれ7位と21位を獲得した。
ゲバラ選手は12番グリッドからスタート後、オープニングラップで3つポジションを上げ、多くのライバルたちとバトルを繰り広げて一時5位まで浮上。終盤ではD・ムーニョス選手と6位争いを展開したが、わずかに届かず7位でゴールした。
フェルナンデス選手は前回のアメリカGPでのペナルティーによりピットレーンからのスタート。前方が開けた単独走行のなかで自分のペースに集中し、21ラップを走り切り、21位でチェッカーを受けた。
この結果、ゲバラ選手は合計45ポイントでランキング3位、フェルナンデス選手は合計0.5ポイントでランキング22位。BLU CRU Pramac Yamaha Moto2は合計45.5ポイントでチーム・ランキング3位となっている。
MotoGP QUALIFYING RESULT
MotoGP SPRINT RESULT
MotoGP RACE RESULT
MotoGP LAP CHART

Moto2 QUALIFYING RESULT
Moto2 RACE RESULT
MotoGP RIDERS RANKING
MotoGP CONSTRUCTORS RANKING
Moto2 RIDERS RANKING
COMMENT
MotoGP
Monster Energy Yamaha MotoGP
F・クアルタラロ選手(14位)
「うまくいく可能性を信じて乗り方を変えてみましたが、十分ではありませんでした。明日のテストで続きの作業に取り組みます」
A・リンス選手(16位)
「タフな週末になりました。個人的には予想よりペースが良かったのである程度満足しています。リアタイヤが厳しくなるまで懸命に頑張っていたのですが、そのあとフロントのグリップも落ちてしまって思うような走りができなくなり、マシンを傾けるのも難しくなりました。明日のテストで少しでも改善できるよう期待しています」
M・メレガリ(チーム・ディレクター)
「全体的にタフな週末でしたが、今日の決勝ではできる限りのことをやったつもりです。ドライ・コンディションではあまりフィーリングが良くなかったので、長く厳しいレースになると予想していました。ファビオ(クアルタラロ)もアレックス(リンス)も好スタートを決め、オープニングラップの混戦をうまく抜け出して順位を上げました。ふたりは依然としてフル・ポテンシャルを発揮できてはいませんが、現時点で可能な限り最大限の成績を獲得しましたし、とくにファビオは終盤で卓越したディフェンシブな走りを見せてくれました。明日もこのコースで行われるIRTAテストに参加します。幸い天気は良さそうなので、すべてのテストプログラムを遂行できるでしょう」
Prima Pramac Yamaha MotoGP
J・ミラー選手(18位)
「私たちにとっては、ある週末のひとつということです。レース自体、決してフィーリングは悪くありませんでした。好スタートを決めましたが、オープニングラップの最終コーナーでスピードを上げ過ぎてミスをしてしまいました。そのあとは徐々にリズムをつかんで前進していきました。
ディオゴ(モレイラ)をパスして、しばらくは非常に好調だったのですが、さらにペースを上げたところでリアブレーキが効かなくなりました。とくにヘビーブレーキング・ゾーンでは難しい展開になり、ディオゴに抜き返されてしまいました。高速の流れるタイプのコーナーではフィーリングが良かったのですが、全体的には走りを制限されている状況でした。明日のテストでは、さまざまな新しいものを試す予定です。良い方向への新たなステップになることを期待しています」
T・ラズガットリオグル選手選手(19位)
「非常に難しいレースでした。序盤は新品タイヤでなかなかリズムがつかめず、前にも経験したことのあるエンジン・ブレーキの問題も発生して思うように減速することができませんでした。それでも周回を重ねるうちにフィーリングが良くなり、最後の数ラップはラップタイムも上がってきました。序盤と終盤の違いについてしっかり分析し、何が起きていたのかを理解する必要がありそうです。
今の最大の課題はエンジン・ブレーキです。以前からずっと感じていることなので、何とか解決しなければなりません。それがうまくいったら、次はコーナリング性能とリアグリップの向上に注力できるようになります。明日のテストからまた、チーム一丸となって問題解決に取り組みます」
G・ボルゾイ(チーム・ディレクター)
「明らかに厳しい週末でした。正直なところ、このサーキットではもっと良い戦いができると思っていたのです。これまでにマシンの改善も見られていますし、ポジティブなサインがいくつかあったので期待していましたが、今週末はすべてにおいて非常に複雑な展開になってしまいました。天候変化の影響も大きかったのですが、全体的にセッティングがうまくいっていませんでした。その結果、昨日も今日も苦戦することになりました。土曜日は本来、絶好の機会でしたが、それを活かすことができませんでした。これを機にしっかり振り返って考え、改善すべきところを理解し、チャンスを逃さないようにしなければなりません。チーム全員の力を結集し、未来へ向けて前進していけるよう頑張ります」
Yamaha Factory Racing Team
A・フェルナンデス選手(20位)
「タフなレースでした。2ラップ目にジャック(ミラー)と接触したときにリアブレーキが壊れてしまいました。ブレーキがなければ完走はほぼ不可能でしたが、スピードは上げられなくても何とか25ラップを走り切りました。ワイルドカード参戦に備えてトレーニングも必要でした。ブレーキの問題があったので、今日のマシンのフィーリングやデータはあまり役に立たないかもしれません。他のライダーたちが明日、同じものをテストすることになっているので、彼らの感想を待ちます」
Moto2
BLU CRU Pramac Yamaha Moto2
I・ゲバラ選手(7位)
「表彰台を目指すという目標を達成できませんでしたが、レース自体は決して悪くありませんでした。ベストな走りができたのです。スタートでウイリーしてしまいポジションを下げたのは良くなかったのですが、オープニングラップで数台パスし、9番手まで挽回しました。そのあともオーバーテイクを重ねて5位まで上がりましたが、残り10ラップあたりからフロント・グリップが落ちてしまいました。腕の疲れもあり減速が難しく、苦しい展開になりましたが最後までベストを尽くしました。
全力を尽くし、できる限り最大限のポイントを獲得できたと思います。7位は十分に素晴らしい成績なので満足していますし、ポイントを加算し続けることの重要性もわかっています。タフなレースを何度か経験しましたが、依然としてチャンピオンシップの上位にいます。長い道のりです。現時点でランキング・トップにわずか14.5ポイント差で、たくさんのレースが残っているので、ポイントを獲得し続けます」
A・フェランディス選手(21位)
「ピットレーンからのスタートになってしまい、レースで本当に競い合うチャンスはなかったので、テストのような気持ちで臨みました。エンジニアに報告するために頭のなかでメモを取りながら、同時にハイペースを維持しようと努めました。今言えることは、次のル・マンではより良い結果を目指すということだけです」
A・デ・アンジェリス(チーム・マネジャー)
「イサン(ゲバラ)は今日できることをすべてやり尽くし、最大限の結果を持ち帰ってきました。目標を達成し、依然としてチャンピオンシップに集中しています。正直なところ、昨日の時点ではもう少し上を期待していて、上位に近づけると考えていました。でも問題ありません。十分に満足できる結果ですし、このコースではいつも苦戦していることを考えれば今日はとても良かったと思います。あらゆる状況で、去年より格段に良くなっています。またペナルティーによりグリッド・ポジションを下げられたことも考慮すべきでしょう。フェルナンデスは自分のレースを走り切りました。ピットレーンからのスタートで単独走行となったので、あとはできることに集中するだけでした。経験を積み、エンジニアにデータを提供してくれました」

























