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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.19 11月19日 カタール

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第19戦カタールGP
■開催日:2023年11月17日(金)プラクテイス
■開催地:ロサイル/カタール(5.380km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:24度 ■路面温度:28度

REPORT

Monster Energy Yamaha MotoGP、イエローフラッグに阻まれQ2進出を逃す

Monster Energy Yamaha MotoGPのF・モルビデリとF・クアルタラロは、セッション終盤のイエローフラッグによりベストタイムがキャンセルされる不運でそれぞれ13番手と21番手。2日目の予選セッションではともにQ1に出場し、Q2進出を目指す。

モルビデリはフリープラクティス第1セッション(FP1)で好調ペースを見せて5番手と健闘。しかし今回、初めての夜間走行となったプラクティス(PR)では思うような走りができず、十分に順位を上げることができなかった。さらにセッション終盤のタイムアタックの時間帯でイエローフラッグが出されためパーフェクトラップがとれず、全18ラップ中14ラップ目に記録した1分53秒564がベストタイムとなり13番手。トップとの差は0.721秒だった。

一方のクアルタラロはFP1をセッティング作業とペース向上にあてて11番手でセッションを終了。準備を整えて夜間のPRに臨んだが、最終的にはモルビデリと同様の運命をたどることとなる。終盤でトップ10を維持し、最後のアタックでさらにラップタイムを短縮するも、第4セクターでイエローフラッグが提示されていたため記録はキャンセル。その結果、全20ラップ中11ラップ目の1分54秒260がベストタイムとなり、トップから1.417秒差の21番手に終わった。

PRACTICE RESULT

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP
F・モルビデリ選手談(プラクティス13番手/1分53秒564)

「今日はQ2進出に十分なスピードが出ていましたが、アタック中の2ラップがともにイエローフラッグによりキャンセルとなり、トップ10に入ることができませんでした。とても残念ですが、とにかく明日もう一度トライしていきます。今日はスピードがあり、走りにもセッティングワークにも満足しています。明日もこの好調をキープしてQ2に進み、スプリントでもいいレースを展開したいと思っています。日曜日の決勝のことはそのあと考えます」

F・クアルタラロ選手談(プラクティス21番手/1分54秒260)

「イエローフラッグは不運でしたが、それ以外にも、最初のタイムアタックであることを試そうとしたのが間違いだったようです。結果的にこのようなことになり、今日の記録はかなり劣っているように見えますが、ポテンシャルは十分あるので明日は好タイムを出せると思っています。Q1はまるでジャングルのような厳しい世界なので簡単ではありませんが、何とかもう一歩、前進してQ2進出を決めたいです。ペースは悪くないので可能性は残っています」

M・メレガリ(チーム・ディレクター)談

「カタールGP初日は残念な結果になってしまいました。ウイーク最初の走行となったFP1は路面がまだ十分にグリップしない状態だったためかなり厳しい状況でしたが、PRではグリップレベルが上がり、大幅にコンディションが改善されました。新しい舗装路面ではよくあることです。このようなことを含め、あらゆるポイントを調整しながらセッション終盤のタイムアタックに備えたわけですが、結局はふたりともイエローフラッグに阻まれてQ2に進出できなかったので非常に残念です。このようなことが起こり得ることも私たちはよく理解していますが、受け入れるのは簡単ではありません。でも明日のQ1でQ2進出を決めるだけのポテンシャルがあると確信していますし、スプリントとメインレースをグリッド前方からスタートすることの重要性もよくわかっているので、明日はFP2を有効に使い、Q1に向けてしっかり準備を整えていきたいと思っています。路面が新しくなったため、ミシュランの前後タイヤのスペックがひとつ追加されています。今日は時間が足りず試せなかったので、明日はそれらのテストも行います」

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