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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.07 6月18日 ドイツ

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第7戦ドイツGP
■開催日:2023年6月18日(日)決勝結果
■開催地:ザクセンリンク/ドイツ(3.671km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:27度 ■路面温度:48度
■PP:F・バニャイア(1分21秒409/ドゥカティ)
■FL:J・ザルコ(1分21秒225/ドゥカティ)

REPORT

モルビデリとクアルタラロが12位と13位

Monster Energy Yamaha MotoGPのF・モルビデリとF・クアルタラロは序盤でペースアップ。モルビデリは勢いを維持して12位。クアルタラロは後半でタイヤの劣化により順位を下げて13位でゴールした。

M・マルケス(ホンダ)の欠場により、クアルタラロとモルビデリはグリッド順位をそれぞれひとつずつ上げて決勝をスタート。モルビデリは16番グリッドからポジションをキープしてスタート後、2ラップ目に中上貴晶(ホンダ)をパスして15番手、さらに7ラップ目にM・ビニャーレス(アプリリア)をとらえて14番手まで上げた。

その後、A・フェルナンデス(KTM)に先行されるも平静を保ってペース維持に集中。後半に入ると前方でB・ビンダー(KTM)が転倒し、クアルタラロがタイヤの劣化により遅れ始めたため、モルビデリは13番手まで浮上した。さらには残り3ラップでA・エスパルガロ(アプリリア)をとらえ、12位まで上げてチェッカーを受けた。

一方のクアルタラロは11番グリッドから好スタートを切り、最初のセクターで10番手に浮上。序盤の激しいポジション争いが落ち着いたあとは、E・バスティアニーニ(ドゥカティ)の追撃を抑えながら前方グループとの差を詰めていった。

ところが10ラップ目頃からはリアタイヤを消耗してペースが上がらなくなり徐々に後退。一時は14番手まで下げていたが、最終ラップでエスパルガロをパスして13位となった。

この結果、クアルタラロは合計57ポイントでランキング8位、モルビデリは合計50ポイントで12位となっている。Monster Energy Yamaha MotoGPは合計107ポイントでチーム・ランキング6位、ヤマハは合計68ポイントでコンストラクターズ・ランキング5位。

次週はオランダのアッセンTTサーキットで第8戦に臨む。

RACE RESULT

LAP CHART

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP

F・モルビデリ選手談(12位)

「最終の決勝タイムを見れば、去年なら優勝争いができたペースですが、今年は12位になってしまっています。つまり私たちが十分に進化できていないということでしょう。去年から改善された点についてはかなり良い状態なのですが、全体的には依然として苦戦が続いています。私たちはこのことをよく理解しているのです。そのなかで最善を尽くしましたし、チームクルーは正しい動きと選択に集中して素晴らしい仕事をしてくれました。そのことにとても満足しています。私たちはとにかく走り続け、次のアッセンも同様のメンタリティーで臨み、ウイーク初日から向上を目指していくだけです。金曜日にいい仕事ができれば、土曜日と日曜日もうまくいくでしょう」

F・クアルタラロ選手談(13位)

「リアタイヤにソフト・コンパウンドを選択しましたが、その賭けはうまくいきませんでした。おそらくエスパルガロ選手も同じだったと思います。そして最終ラップでは彼をパスすることができました。今日は残念ながら、ニュータイヤを決勝で試してみただけ、ということになってしまいました。結局、選択は間違っていたわけですが、トライしてみる必要がありましたし、そこに全力を注ぎました」

M・メレガリ(チーム・ディレクター)談

「今日の30ラップをデータ収集に使い、今後の参考のためにいくつかのことを試しました。タイヤ・チョイスでも賭けに出ましたが、良い結果は得られませんでした。そのなかから有効なデータを得られたことは間違いないのですが、結果に満足することはできません。忘れてしまいたい週末です。来週のアッセンでもう一度立て直しを図ります。夏休み前の最後の一戦になるので、好結果で前半戦を締めくくりたいと思っています」

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