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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.11 9月3日 カタルニア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第11戦カタルニアGP
■開催日:2023年9月1日(金)プラクティス結果
■開催地:カタルニア/スペイン(4.657km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:28度 ■路面温度:47度

REPORT

クアルタラロが17番手、モルビデリは18番手でともにQ1へ

Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロとD・モルビデリは、午前中のフリープラクティス1(FP1)でハイペースの走行を披露。しかし、気温が上昇した午後は思うような走りができず、プラクティス(PR)ではそれぞれ17番手と18番手と苦戦した。

クアルタラロは午前中の絶好のコンディションを最大限に活かし、FP1で9番手を獲得。午後のPRでは、60分間と長いセッションを利用して、さらにセッティングを進めることができたが、終盤のタイムアタックでは十分にペースが上がらなかった。全22ラップ中の最終ラップで1分40秒106に更新するも、トップから1.420秒差の17番手に留まった。

一方のモルビデリは、スターティング・グリッドの位置を上げるために初日から上位を目指すことを課題として臨み、午前中のセッションでは順調にペースを上げて8番手獲得と健闘。しかし午後のPRでは、イエローフラッグ提示中のベストラップがキャンセルされるなど不運もあり、全24ラップ中20ラップ目に記録した1分40秒155により18番手となった。トップとの差は1.469秒。

PRACTICE RESULT

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP

F・クアルタラロ選手談(プラクティス17番手/1分40秒106)

「今日はかなり苦戦してしまいました。去年の金曜日も状況は厳しかったのですが、今日ほどではありませんでした。タイヤについてはミディアム、ソフト、ハード・ミディアムとほとんどすべてを試しましたが、リアグリップが十分に得られず、ブレーキングが過剰になった結果、フロントにも手間取ることになりました。頑張ることばかりに集中していましたが、一番の問題はトラクション不足であり、原因究明が必要です。午前中のセッションでは、最初の5ラップはとても順調でしたが、そのあとフロンタイヤがだめになってしまいました。そして午後になって気温が上がると、すぐさまグリップが落ちてきて苦しい状況になりました」

F・モルビデリ選手談(プラクティス18番手/1分40秒155)

「午前中はかなりいい仕事ができたのですが、午後はいきなり、厳しい状況になってしまいました。終盤のタイムアタックでも、すべての条件を揃えることができませんでしたし、運の悪いことにベストラップはイエローフラッグに阻まれてしまいました。どちらにしても、Q2進出には、まだ0.3秒足りないのですから、いい結果とは言えません。ペース自体は悪くないのですが、タイムアタックでは苦戦するばかりです」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「カタルニアGPウイークは厳しいスタートとなりました。午前中のFP1は順調だったのですが、午後になると下り坂になってしまいました。期待していたようなラップタイムを記録することができず、ふたりともQ2進出を決めることはできませんでした。そういうわけですから、今晩、私たちは、明日のFP2で試す何らかの解決策を大急ぎで見つけなければなりません。非常に厳しい土曜日になりますが、ふたりの状況を好転させるために全力を尽くします」

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