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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.20 11月26日 バレンシア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP 第20戦バレンシアGP
■開催日:2023年11月24日(金)プラクテイス
■開催地:バレンシア/スペイン(4.005km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:21度 ■路面温度:26度

REPORT

クアルタラロ、モルビデリが13・14番手、ともにQ1からQ2を目指す

シーズン最終戦のウイーク初日、Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロとF・モルビデリはプラクティス(PR)で13番手と14番手に留まった。ともに好調でペースは良かったが、コース長の短いリカルド・トルモ・サーキットでは大勢のタイムが接近し、順位を上げることができなかった。

クアルタラロは午前中のフリープラクティス第1セッション(FP1)で6番手と好調。午後からのPRでも順調にタイムを更新していたが、終盤のタイムアタックを前にレッドフラッグが提示されて一時中断となってしまった。再開後は2ラップのチャンスが残っており、懸命にプッシュしていったものの、イエローフラッグの影響もあり短縮ならず。全27ラップ中21ラップ目に記録した1分29秒615がベストタイムとなり、トップから0.473秒差の13番手に留まった。Q2進出の条件となるトップ10との差はわずか0.044秒だった。

一方のモルビデリはFP1で15番手に留まったが、PRではフィーリングが向上して好調な走りを見せた。赤旗中断後の最後のタイムアタックでは1分29秒775に更新して7番手まで浮上。しかし全体のペースが上がるなかで徐々に後退し、さらにイエローフラッグにも阻まれて、それ以上、短縮することはできなかった。全23ラップ中20ラップ目のベストタイムにより、トップから0.633秒差の14番手となっている。

PRACTICE RESULT

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP

F・クアルタラロ選手談(プラクティス13番手/1分29秒615)

「イエローフラッグが何度も出されたり、アタック中のラップで十分なクリアスペースを確保できなかったりと思うような走りができませんでした。それでも、あと一歩というところまで近づいています。つまり、ペースは好調なのに1ラップの速さを出し切れなかったというわけですから、部分的に自分自身に原因があります。明日はQ2進出を目指してベストを尽くします」

F・モルビデリ選手談(プラクティス14番手/1分29秒775)

「今日はトップ10に入ることができず、また決勝用セッティングでのペースも不十分だったような感じがしています。フィーリングは良かったにもかかわらず難しい展開になってしまったので、このあとデータをしっかり確認しなければなりません。懸命にプッシュし、全力を注いでいますが、今日は100%ではまだ足りなかったようです」

M・メレガリ(チーム・ディレクター)談

「残念ながら、今回もまた厳しいスタートになりました。新しくなった路面は午前中の低い気温のなかでもよくグリップしてくれましたが、私たちはそれを活かすことができませんでした。ふたりともマシンのフィーリングは悪くないのですが、セッション終盤はイエローフラッグが相次ぎタイムアタックのチャンスが限られてしまい、ペースは素晴らしかったにもかかわらずタイムアタックで十分な速さを発揮できませんでした。チームとしては明日のQ1に備えてハードワークを継続していきます。"ビッグネーム"も何人か出場してくるので、私たちも最高の走りをしなければなりません」

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