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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.18 11月12日 マレーシア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第18戦マレーシアGP
■開催日:2023年11月10日(金)プラクテイス
■開催地:セパン/マレーシア(5.548 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:33度 ■路面温度:42度

REPORT

クアルタラロが7番手でQ2進出決定 モルビデリは11番手

Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロとF・モルビデリは、午前中に行われたFP1で揃ってトップ5入りと好調ぶりをアピール。午後からのプラクティス(PR)ではクアルタラロが7番手を獲得し、早々にQ2進出を決定。モルビデリは最終ラップで危うく転倒という場面があり、タイム更新のチャンスを逃して11番手に留まった。

クアルタラロはウイーク初日を順調にスタートし、FP1で5番手を獲得。手応えをつかんで臨んだPRでも積極的にプッシュを続け、ほとんどの時間帯で6番手をキープした。全19ラップ中15ラップ目には1分58秒399に短縮するなどトップを目指してペースを上げたが、その後、4番手に後退。最後の走行ではイエローフラッグの影響もあり、タイムを更新できないまま7番手でセッションを終了した。トップとの差は0.576秒。

一方のモルビデリはFP1で4番手と好調。午後からのPRも前半はトップ10を維持し、後半では、さらにポジションを上げた。しかし、最後のタイムアタック中に第9コーナーで転倒しそうになったことでQ2進出争いのチャンスを逸してしまった。全19ラップ中15ラップ目に記録した1分58秒571がベストタイムで、トップから0.748秒差の11番手となった。

PRACTICE RESULT

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP
F・クアルタラロ選手談(プラクティス7番手/1分58秒399)

「今日は非常に順調でした。プラクティスでこのような好タイムを記録できるとは思っていませんでした。このコースはいつも、ウイーク初日は路面のグリップレベルが低いのですが、今日は午後からとても感触が良くなり、いいペースで走ることができました。明日はライバルたちも速くなると思うので、私たちもさらに上げていかなければなりません。とくに第3セクターを改善し、大幅なペースアップを目指します」

F・モルビデリ選手談(プラクティス11番手/1分58秒571)

「マシンが好調に走ってくれました。フィーリングが良く、動きが非常にクイックです。ところが、新品タイヤに履き替えてアタックに臨んだときに、すべての要素を揃えることができなかったため、残念ながら、直接Q2に進むチャンスを逃してしまいました。ほんのわずかの差でしたが、Q2進出は今の私たちにとって重い課題であり、最大の目標です。このところペース自体はかなり上がってきているので、それを順位に反映させなければなりません。いいレースをするためには、グリッド前方を確保することがとても重要です」

M・メレガリ(チーム・ディレクター)談

「いつもと同様、今回もふたり揃ってトップ10に入ることが目標でした。そして、あと一歩というところまで近づくことができました。セパンは比較的、長いコースですが、それでも15人ものライダーが0.965秒差にひしめく状態で、非常に激しい競争になっています。セッション終盤でイエローフラッグが出たため思うようにアタックできなかったことは残念ですが、そのなかでも、ふたりのペースとスピードは十分に評価できると思います。今晩から明日の朝にかけて、さらにハードワークを続けてセッティングを煮詰めていきます。フランキー(モルビデリ)にも十分にチャンスがあると思っているので、FP2とQ1はとくに、ドライ・コンディションを期待します」

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