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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.15 10月15日 インドネシア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第15戦インドネシアGP
■開催日:2023年10月13日(金)プラクテイス
■開催地:マンダリカ/インドネシア(4.301km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:32度 ■路面温度:56度

REPORT

クアルタラロがプラクティスでトップ10入り、モルビデリは15番手Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロはインドネシアGPの初日、順調にセッティングを進め、プラクティス(PR)でトップ10を獲得してQ2進出を決定した。

チームメイトのF・モルビデリも午前中のフリープラクティス第1セッション(FP1)で好調ぶりを見せていたが、プラクティスでは15番手にとどまりQ1に出場することとなった。

FP1では12番手に留まったクアルタラロだが、午後からのPRが始まるや、すぐさま5番手へ。セッティングに取り組みながらも、さらにペースを上げ、終盤のタイムアタックを前にトップ3まで上がっていた。しかし最後の走行ではイエローフラッグに阻まれてタイム更新ならず、最終的には26ラップ中21ラップ目に記録した1分31秒229で10番手となった。これによりウイーク初日にQ2進出を決めている。

一方のモルビデリはFP1で4番手と好調。PRではやや手間取り後退したものの、45分経過後までトップ10を維持していた。しかし終盤で全体のペースが上がると、さらに順位を下げてQ2進出圏外へ。最終走行で0.289秒差を追う状況となっていたが、イエローフラッグに阻まれ思うように挽回することができなかった。これにより23ラップ中21ラップ目で記録した1分31秒561がベストタイムとなり15番手。トップとの差は1.087秒だった。

PRACTICE RESULT

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP

F・クアルタラロ選手談(プラクティス10番手/1分31秒229)

「ようやく目的を達成しました。かなりいいタイムも出ていたのですが、イエローフラッグが振られており、しかもそれをぎりぎりのところまで確認できていませんでした。それでも目標は達成されました。今は、それほどひどい状況ではないということです。未だに表彰台ペースには届きませんが、明日も最大限までプッシュしていくことに変わりはありません。昨年、好調だったセクター2が、今年はあまりうまくいっていないので、明日に向けて解決策を探していきます」

F・モルビデリ選手談(プラクティス15番手//1分31秒561)

「面白い一日になりました。午前中は良いフィーリングがつかめていたのですが、午後はまったく違う状況になりました。リアのグリップもフロントのフィーリングも十分でなく、かなり厳しい状態でした。明日は順調に作業を進め、あらゆるものを調整し、さまざまな部分でフィーリングを改善してQ2進出を決めたいと思います」

M・メレガリ(チーム・ディレクター)談

「クアルタラロ選手は午前中のセッションで苦戦しましたが、午後は改善が見られ、Q2進出を決めることができました。モルビデリ選手はその逆で、午前中は好調でしたが、午後のプラクティスでは十分にタイムを短縮することができず、Q2に進むことができませんでした。これから今日のデータをしっかり確認していきます。路面が張り替えられて以前のデータがあまりないので、その分、これからさらに改善できるはずです。また、コースの状態も日ごとに良くなっていくと期待しています。今日はほぼ予想通りで、レーシング・ラインを少しでも外れると大きなマイナスを被ってしまいます。この状況が続けばオーバーテイクでリスクになるので、明日のスプリントまでに解決したいです」

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