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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.14 10月1日 日本

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第14戦日本GP
■開催日:2023年9月29日(金)プラクテイス、30日(土)予選・スプリント、10月1日(日)決勝
■開催地:モビリティリゾートもてぎ/日本(4.801km)

CIRCUIT DATA

■開設:1997年
■コース長:4.801km
■ベストレースラップ:1分45秒198(2022年:J・ミラー)
■オールタイムラップレコード:1分43秒790(2015年:J・ロレンソ)
■2022年の優勝者:J・ミラー(ドゥカティ)

REPORT

Monster Energy Yamaha MotoGP、ヤマハのホームGPに挑む

第13戦インドGPを終えたMonster Energy Yamaha MotoGPは、第14戦出場のため、直接、日本へ移動した。ヤマハのホームGPとなる今回、F・クアルタラロ、F・モルビデリともに、いつも以上の気合を見せている。

インドGPで表彰台に上り、第13戦終了時点でランキング11位につけているクアルタラロ。モビリティリゾートもてぎでは、MotoGPで 2019年に2位、2022年に8位と活躍しており、今年もポイント獲得を目指す。

一方、現在ランキング12位のモルビデリもアジア・ラウンド2戦目となる日本GPを楽しみにしている。2016年にMoto2クラスで3位表彰台を獲得。MotoGPでは2019年の6位が最高位で、昨年は14位に留まっており、今年こそは上位獲得を狙っていく。

ふたりは先日、静岡県磐田市にあるヤマハ発動機株式会社本社とヤマハ・ファクトリーを訪問。Yamaha Factory Racing MotoGPテストチームのテストライダー、C・クラッチローも加わり、ともに敷地内を見学し、大勢のヤマハ従業員にサインを求められていた。クラッチローは今大会にYAMALUBE RS4GP Racing Teamからワイルドカード参戦する。

もてぎサーキットは1997年にマシンテストを目的として建設された。1999年にMotoGPを初開催し、1年後にはパシフィック・グランプリを開催。2004年以降は鈴鹿サーキットに代わって日本GP開催地として定着し、多くのモータースポーツ・ファンを引き付けている。全長4.8km、6つの左コーナーと8つの右コーナーを持ち、さまざまなハードブレーキングやハードプッシュが見られるこのコースでは、記憶に残るエキサイティングなレースが数多く展開されてきた。

カル・クラッチロー、日本GPワイルドカード参戦に準備万端

ヤマハ発動機株式会社は、今週末に開催される第14戦MOTUL日本GPのワイルドカードエントリー選手としてC・クラッチローを起用する。 クラッチローはMotoGPレース環境でさまざまなプロトタイプ・パーツをテストし、マシン開発を加速することを目的としており、今回はYAMALUBE RS4GPレーシングチーム から、YAMALUBE RS4GP高性能モーターオイルのブランドと マッチしたスペシャル・カラーを施したYZR-M1を走らせる。

Yamaha Factory Racing MotoGP テストチームの公式ライダーであるクラッチローは同チームにとって、このたびの MotoGP エントリーに最も適したライダーと言える。ワイルドカード参戦は2021年にテストチーム加入以来、初めての経験となるが、2021年から2022年にかけて代役ライダーとして計10戦のGPに出場。さらには、ここモビリティリゾートもてぎでの経験も豊富で、レギュラーライダーとして10回、同サーキットでMotoGPクラスに出場し、2018年には2位を獲得している。今年8月11日にはプライベート・テストも実施して経験を深めている。

今回のワイルドカード参戦に際してヤマハは、マシン開発を加速させることを課題として掲げている。クラッチローはF・クアルタラロ、F・モルビデリとともに今月27日、磐田市にあるヤマハ発動機株式会社本社を訪問し、ホームGPでのハードワークに備えるエンジニアらを激励した。

もてぎサーキットは1997年にマシンテストを目的として建設された。1999年にMotoGPを初開催し、1年後にはパシフィック・グランプリを開催。2004年以降は鈴鹿サーキットに代わって日本GP開催地として定着し、多くのモータースポーツ・ファンを引き付けている。全長4.8km、6つの左コーナーと8つの右コーナーを持ち、さまざまなハードブレーキングやハードプッシュが見られるこのコースでは、記憶に残るエキサイティングなレースが数多く展開されている。

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP

F・クアルタラロ選手談

「インドGPの3位はとても良い結果でした。私自身にとってもチームにとっても、ヤマハのホームGPを前に大きな励みになりました。日本GPはいつも楽しみにしています。今回もヤマハ本社を訪問し、社員の方々にお会いして楽しい時間を過ごすことができました。皆さんがとても熱心で、レースウイークに入る私たちをポジティブな気持ちにさせてくれました。もてぎサーキットもとても気に入っています。好成績獲得を目指してベストを尽くします」

F・モルビデリ選手談

「インドGPでチームが活躍したあと、日本へやって来ました。今回はヤマハのホームGPなので、先週よりもさらに上の成績を目指したいと思っています。でもコースへ向かう前に、磐田市にあるヤマハ発動機株式会社の本社を訪ね、ヤマハ社員の皆さんに"good bye"をお伝えしてきました。今回がここを訪れる最後の機会になるからです。素晴らしい訪問になりました。今大会を精一杯、楽しみたいと思います」

M・メレガリ談(チーム・ディレクター)

「インドから直接、日本へやって来ました。忙しいアジア・ラウンドのスタートです。今回はヤマハにとって非常に重要な大会なので、万全を期して、あらゆる努力を怠らず、全力で臨もうとしています。ヤマハ・グループにヤマハ本社のエンジニアも加わり、全員が一丸となって取り組んでいくことになります。モーターサイクル・レースに非常に熱心な日本のファンの皆様に、素晴らしいショーをお見せできるよう頑張ります。昨年は激しい雨に見舞われて彼らにも大変な思いをさせてしまいましたが、今年は好天に恵まれ、レースを思う存分、楽しんでもらいたいと思っています」

YAMALUBE RS4GP Racing Team
C・クラッチロー選手談

「YAMALUBE RS4GP Racing Teamから日本GPに参戦するのを楽しみにしています。同チームはもともと、私がシーズンを通して一緒に活動しているテストチームです。今年、私たちは、今シーズンと来シーズンのファクトリーライダーのためのマシン開発を進めるため、本当にハードに仕事に取り組んできました。今回のワイルドカード・ウイークは、いつもとは異なるトライを行う機会となり、日本GPだけでなく、残りのシーズンと、おそらく来シーズンに向けてのベスト・セッティングを見つけることに役立ってくれるでしょう。日本に行くのはいつも楽しみにしていて、日本も、もてぎサーキットも大好きです。先日はヤマハ発動機株の本社と工場を訪問して良い時間を過ごすこともできました。週末にはファンの皆さんとお会いするのを楽しみにしています」

増田和宏(チーム・ディレクター)談

「日本GPのワイルドカード参戦を正式に決定することができうれしく思います。ヤマハは世界選手権タイトル奪還を重要なミッションとしています。そのためにマシン開発に強くフォーカスしているので、この度のワイルドカード参戦を決めました。カル(クラッチロー)とエンジニアたちはすでに、プライベート・テストを通じてYZR-M1の改善を進めています。今回のワイルドカード参戦がファクトリー・チームへの強力な後押しになると確信しています」

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