MotoGP
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Rd.12 9月10日 サンマリノ
RACE DATA
■大会名称:MotoGP第12戦サンマリノGP
■開催日:2023年9月8日(金)プラクテイス結果
■開催地:サンマリノ/イタリア(4.226km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:30度 ■路面温度:44度
REPORT
Monster Energy Yamaha MotoGP、僅差でトップ10に届かず
Monster Energy Yamaha MotoGPにとって2度目のホームレースとなるサンマリノGPがスタートした。プラクティスは19台が1秒以内(0.975秒)にひしめく激しい接近戦となり、F・クアルタラロとF・モルビデリは13番手と14番手で、ともにQ1出場が決定した。
クアルタラロは午後からのPR(プラクティス)で、さまざまなセッティングを試しながら多くの周回を走破。そのなかでも終盤まで8番手をキープしていたが、タイムアタックが始まり全体のペースが上がると少しずつ後退した。最後のトライで1分31秒532に更新したものの、記録がキャンセルとなったためトップ10から陥落。全26ラップ中22ラップ目に記録した1分31秒644が採用されて、トップから0.798秒差の13番手でセッションを終えた。
一方、自身のホームGPに強い意欲をもって臨んでいるモルビデリ。午前中のFP1(フリープラクティス第1セッション)と午後からのPRを通じて熱心にセッティングワークに取り組み、スピードアップを達成した。そしてPRの全24ラップ中23ラップ目で1分31秒710のベストタイムを記録。しかし全体のペースがさらに上がったため、14番手に留まりQ2進出には届かなかった。トップとの差は0.864秒。
PRACTICE RESULT
COMMENT
Monster Energy Yamaha MotoGP
F・クアルタラロ選手談(プラクティス13番手/1分31秒644)
「今日はたくさんのものを試しましたが、ちょっと多過ぎたかもしれません。でも私たちとしては、ひたすら仕事に取り組み、もっともっと改善し続けなければならないのです。明日はQ2に入ることが非常に重要になります。グリッドのできるだけ前の位置を確保するためベストを尽くします」
F・モルビデリ選手談(プラクティス14番手/1分31秒710)
「納得のいく結果ではありませんでした。直接Q2に進むことが目標でしたが、それを達成することできなかったからです。タイムアタックは実質的に1ラップしかできず、残念ながらトップ10には届きませんでした。私のタイムは1分31秒7で、それではQ2進出には不十分だったのです」
M・メレガリ(チーム・ディレクター)談
「目標はいつもと同様、トップ10でしたが、そのような結果にならず残念です。とは言っても、タイムは非常に接近しています。19台がわずか0.975秒差という厳しい戦いのなかで、ファビオ(クアルタラロ)はトップ10まで0.108秒、フランキー(モルビデリ)も0.174秒まで近づいているのです。私たちは今晩、そして明日の午前中のFP2でもセッティング作業を続けて、ふたりが予選とスプリントでいい走りができるよう後押しします。時間はまだあります」