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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.06 6月11日 イタリア

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第6戦イタリアGP
■開催日:2023年6月9日(金)プラクテイス、10日(土)予選・スプリント、11日(日)決勝
■開催地:ムジェロ/イタリア(5.245km)

CIRCUIT DATA

■開設:1974年
■コース長:5.245km
■ベストレースラップ:1分46秒588(2022年:F・バニャイア)
■オールタイムラップレコード:1分45秒187(2021年:F・クアルタラロ)
■2022年の優勝者:F・バニャイア(ドゥカティ)

REPORT

Monster Energy Yamaha MotoGP、ムジェロに高いモチベーションで臨む

Monster Energy Yamaha MotoGPは、今週末から始まるトリプルヘッダーを前に士気を高めている。その初戦となる第6戦イタリアGPはチームおよびフランコ・モルビデリのホームレースでもあるため、とくに重要な一戦となる。

ファビオ・クアルタラロはこのコースに良い思い出を残している。2021年は圧倒的強さを見せつけての優勝、2022年も僅差の2位と活躍しており、今年も自信を持って臨む。前回のフランスGPで新たに見つけたセッティングに好感触を持ち、今回も引き続きトライする予定。第5戦終了時点でランキング9位に留まっているが、ここからのランクアップを目指す

チームメイトのモルビデリは、今大会を自身のホームGPのひとつとして意欲満々。ウイーク前日の水曜日、午後6時から7時半には 'MotoGP On Stage'と題したイベントがミラノで開催されることになっており、ここでの母国ファンとの交流も楽しみにしている。過去の成績では2017年のMoto2での4位が最高で表彰台はまだ実現していない。今年は再びのポイント獲得とランキング13位からのランクアップを目標としている。

ムジェロ・サーキットは全長5.245km。アップヒルとダウンヒル、またさまざまな高速コーナーと低速コーナーが設けられた、MotoGPコースのなかでも最も美しいコースのひとつとされている。1976年に初めてのグランプリを開催し、1991年以降は毎年の恒例イベントとなった。イタリアGPはその雰囲気の良さでよく知られており、モーターサイクル・ファンにとっての'must-be-at event(決して見逃せないイベント)'とも呼ばれている。

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP

F・クアルタラロ選手談

「ムジェロ・ウイークはハードワークで臨みます。トリプルヘッダーの初戦でもあるので、忙しい一週間になるでしょう。前回のル・マンでは、どのコースでもしっかり機能してくれそうな良いセッティングを見つけることができました。今回も初日の金曜日からそれを採用し、毎セッションで速さを追求していくつもりです。グリッド前方からのスタートが鍵になると考えているので、金曜日と土曜日の午前中はその目標に向かって取り組みます。土曜日の午後と日曜日はいつもと同様、ベストを尽くします」

F・モルビデリ選手談

「今週も引き続き課題に取り組んでいきます。ムジェロは美しく、また非常に速いコースでもあります。ヤマハのトップスピードは去年よりも速くなっているので、ここのように長いストレートと丘のあるコースで役に立つと思います。私とチームのホームGPなので、すべてのセッションで全力を尽くします」

M・メレガリ談(チーム・ディレクター)

「イタリアGPは、チームにとってもライダーたちにとっても非常に特別な大会です。コースは見た目に美しいと同時にライディングもエキサイティングです。それに加えてチームとモルビデリ選手にとってのホームGPでもあるのです。多くのファンが訪れてくれることを期待し、チーム全体で最高のショーをお見せしようと意気込んでいます。簡単なことではありませんが、私たちはこれまでにも好成績を残しています。この流れを持続するため全力を尽くします」

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