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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.05 5月14日 フランス

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第5戦フランスGP
■開催日:2023年5月12日(金)プラクテイス総合結果
■開催地:ル・マン/フランス(4.185km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:15度/15度 ■路面温度:28度/33度

REPORT

クアルタラロが初日総合12番手、モルビデリは17番手

Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロとF・モルビデリは、第5戦フランスGPウイーク初日からハードワークを続けたが、トップ10入りはならなかった。P1とP2の総合順位でそれぞれ12番手と17番手となり、土曜日のQ1出場が決まっている。

水曜日に行われたプレイベント、「フランスGPパレード」で人気を集め、モチベーションを上げてホームレースでのウイークをスタートしたクアルタラロ。好天ながらも、やや肌寒いコンディションで行われたP1では、ほとんどの時間帯で6番手を維持していた。しかしセッション終盤になって全体のペースが上がると徐々に後退。全20ラップを走行し、その最終ラップで1分31秒946のベストタイムを記録したが11番手に留まった。トップとの差は0.497秒だった。

ポジション・アップを目指してP2に臨んだクアルタラロは60分間を最大限に活用し、あらゆる手段を講じていった。そして最終走行ですべてを出し切り、全29ラップ中25ラップ目で1分31秒650へと更新。しかし思うように順位を上げることができず12番手でセッションを終了した。総合順位でも同様の12番手となり、トップとの差は0.7秒に広がっている。

チームメイトのモルビデリは、2週間前のIRTAテストで試したセッティングの再確認を目標にP1に臨んだ。セッション序盤はトップ10に入っていたものの終盤で徐々に後退。全体のペースアップに反応して全21ラップ中20ラップ目には1分32秒153に短縮したが、13番手に留まった。トップと差は0.704秒。

P2では序盤で転倒があり時間を費やすこととなってしまったが、幸い怪我はなく、再スタート後にはマシン・セッティングの追求に専念した。そして終盤でもう一度プッシュすると、全18ラップ中16ラップ目に1分32秒143へ更新して16番手。P1との総合では17番手となり、トップとの差は1.193秒だった。

PRACTICE RESULT

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP

F・クアルタラロ選手談(プラクティス総合12番手/1分31秒650)

「ベースとなるものを見つけることに努め、明日の一歩前進のためにベストを尽くしています。マシンの上では常に、どんなときでも100%の力を注いでいます。最大限を尽くし、問題解決を目指し、ハードワークに取り組んでいます。パフォーマンス向上を追い求め、フィーリングの改善を目指しているのです。今日はファンの皆様の存在が最も重要なものになりました。彼らにハッピーになってもらうために100%を尽くします」

F・モルビデリ選手談(プラクティス総合17番手/1分32秒143)

「非常に厳しい状態でした。マシンのパフォーマンス向上を目指して、いろいろ試しましたが、残念ながらどれも成果が見られませんでした。明日は、よりスタンダードなものに戻し、そこから少しずつポテンシャルを引き出していきたいと思っています」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「さまざまなことを試しましたが、コース上の多くの場所で、もっとタイムを詰めていかなければならない状況です。とくに第3セクターは苦労しています。その結果として、ふたりともQ2に進むことができませんでした。Q1出場によって、より難しい展開を強いられることになります。明日のためにやるべきことがたくさんあるので、集中していかなければなりません。スプリントおよびメイン・レースをできるだけ前のほうからスタートするため、Q1で良い仕事をすることが重要です」

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