MotoGP
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。
Rd.04 4月30日 スペイン
RACE DATA
■大会名称:MotoGP第4戦スペインGP
■開催日:2023年4月28日(金)プラクテイス、29日(土)予選・スプリント、30日(日)決勝
■開催地:ヘレス/スペイン(4.423km)
CIRCUIT DATA
■開設:1986年
■コース長:4.423km
■ベストレースラップ:1分37秒669(2022年:F・バニャイア)
■オールタイムラップレコード:1分36秒170(2022年:F・バニャイア)
■2022年の優勝者:F・バニャイア(ドゥカティ)
REPORT
Monster Energy Yamaha MotoGP、スペインGPでの表彰台獲得に全力
第4戦スペインGP が今週末、へレス・サーキットで開催される。Monster Energy Yamaha MotoGPのファビオ・クアルタラロとフランコ・モルビデリは、ヨーロッパラウンドのスタートに向けて意欲満々。ウイーク中に多くの仕事に取り組むほか、決勝翌日の月曜日には同じコースで行われるIRTA公式テストにも参加する。
クアルタラロは第3戦アメリカGPで今シーズン初となる3位表彰台を獲得してランキング7位に浮上。今回はさらなるランクアップを目標としている。ここヘレスでは2020年の第2戦スペインGPと第3戦アンダルシアGPで連続優勝、2022年も2位獲得と活躍している。
チームメイトのモルビデリは前回の8位獲得でランキング10位。へレス・サーキットでは2021年に3位表彰台を獲得しており、今回も好成績を目指して強い決意で臨む。モルビデリはまた、翌月曜日に予定されているIRTAテストにも意欲を見せている。
1986年に建設されたヘレス・サーキット。美しい景観に恵まれた全長4.4kmのコースは自然の円形劇場とも呼ばれ、高速コーナーやハードブレーキング・エリアで展開されるスリリングなレース・アクションが観客を魅了する。シーズンで最も人気のある大会のひとつとして知られている。
COMMENT
Monster Energy Yamaha MotoGP
F・クアルタラロ選手談
「オースティンで表彰台に戻れたことはとてもうれしかったのですが、私たちにはまだ課題があり、もっと頑張らなければなりません。スタートはアルゼンチンのときから改善されており、そのおかげで3位を獲得することができました。ヘレスは私たちにとって良いコースです。いつもいいパフォーマンスができますし、優勝争いも可能です。今年もその目標に向かっていきます」
F・モルビデリ選手談
「オースティンでポイントを獲得しましたが、ここヘレスではもっとたくさんのポイントを狙っています。もっと前のほうで戦うためには、金曜日のP2(プラクティス2)でトップ10に入ることが重要だと前回の経験からわかりました。Q2に進めなかった場合は格段に苦しくなるのです。第3戦のデータをしっかり確認して、今週はさらに前進を目指していきます。月曜日のテストも大きな効果を期待できるでしょう」
M・メレガリ談(チーム・ディレクター)
「前回のオースティンでの表彰台は、開幕以来のハードワークに対するうれしいご褒美になりました。次のステップは、この上昇傾向を確実に維持することです。へレス・サーキットはいつも雰囲気が素晴らしく、ヤマハとの相性もいいので、前向きに臨むことができます。決勝の翌日にはIRTA公式テストも予定されていて、かなり忙しい一週間になると思います。レースもテストもチャンピオンシップのために非常に重要なものなので、あらゆる手を尽くして前進を目指します」