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レース情報



モトクロス世界選手権 MXGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.13 10月18日 フランダース

RACE DATA

■大会名称:第13戦フランダースGP
■カテゴリ:MXGP
■開催日:2020年10月18日
■開催地:ベルギー・ロンメル(1,830m)

REPORT

Monster Energy Yamaha Factory MXGPのゴーティエ・ポーリンがベルギー・ロンメルで開催されたFIMモトクロス世界選手権第13戦で、2017年以来となるMXGPレース優勝を飾り、総合2位となった。

チームメイトのジェレミー・シーワーはミスによる遅れを挽回して総合5位に入り、アーヌー・トヌスは欠場からの復帰戦でトップ10入りを果たした。

ポーリンがレース1で優勝!

前日にヨーロッパ選手権のレースが行われ、コースの状態は痛んでいたが、YZ450FMを駆るライダーたちは、好タイムを記録すべく予選に臨んだ。ゲートピックを決定するこのセッション。ポーリンは自身の最速タイムによって4番手を確保し、チームメイトのトヌスとシーワーはそれぞれ8番手と10番手の位置にゲートピックを得た。

尖ったバンプ、劣化したジャンプ面、大きな穴で、既に厳しい状態でチャレンジングなロンメル・サーキットは、世界で最もハードなコースという評判通りだった。

レース1でポーリンは、素晴らしいスタートを見せたが、最初のスキージャンプで飛び過ぎて、チームメイト、トヌスのラインへとまっすぐに飛び込んでしまい、両選手はそれぞれ6番手、7番手へと後退。また、シーワーは1周目に転倒して最後尾からの再スタートとなった。

MXGPクラスの中で技術的に最も才能のあるライダーのひとりであるポーリンは、時を移さず、オープニングラップ中にトップ3圏内に復帰すると、2周目にJ・プラド(KTM)をパスして2番手へ。さらにレースをリードするT・ガイザー(ホンダ)の追撃を開始する。レース終了まで残り10分、ポーリンはガイザーにプレッシャーをかけ始める。シリーズランキングトップのガイザーは、ミスを冒して転倒し、これによりYZ450FMを駆るポーリンが、2017年にオランダのファルケンスワールトで開催されたヨーロッパMXGP以来となる勝利を挙げた。

イタリア、マントーバで開催されたロンバルディアGPでの脳震盪からの回復に1カ月を要したトヌスは、見事7位でフィニッシュし堅実な復帰を見せた。

多くのライダーが過酷なコースコンディションの餌食となった。シーワーは序盤にウエーブセクションで冒した大きなミスから挽回し、トヌスをパスして5番手に上がるが、転倒を喫し、さらに残り2周のところでマシントラブルが発生。結局、シーワーは8位でレースを終えた。

レース2ではターン1で多重クラッシュが発生するが、幸い、3選手は全員これを回避。シーワーはトップ3圏内につけると、プラドを接戦の末にパスして2番手に浮上する。しかしコースアウトして転倒。R・フェーブル(カワサキ)に先行を許して3番手に後退すると、3位でフィニッシュラインを通過した。

ポーリンは6番手でスタート。ロンメルのコースの状態を考慮して確実なライディングを見せ、5位でフィニッシュし総合2位となった。30歳のポーリンは、モトクロス世界選手権の表彰台にこれまで58回上っているが、今回は特に感動的だった。8月にMXGPシーズンが再開される前の休止期間中に、椎骨を骨折していたポーリンは、このレベルまで戻ることができるのか、確信が持てなかったからである。

レース1で大いに奮闘したトヌスだが、レース2では体力が不足しており、容赦なく、残忍に体力を奪うこのコースコンディションにより、8番手からスタートするも15番手に順位を落とし、総合10位でレースを終えた。

シーワーはランキングでプラドと共に3位タイ、一方シーワーは7位を維持している。

Monster Energy Yamaha Factory MXGP Teamはこの後も10月25日までベルギーのロンメルに残る。シリーズ戦、次の2戦はそれぞれ10月21日水曜日と25日・日曜日に今大会と同じ会場で開催される。

RESULT Race.1

RESULT Race.2

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

Monster Energy Yamaha Factory MXGP Team
ゴーティエ・ポーリン選手談(優勝/5位:総合2位)

「感情が高ぶっていますよ。特に自分自身とチームのために表彰台に戻ることができて本当にうれしいです。厳しい道のりで、久しぶりの優勝でした。レース1でそれを実現できたのですが、いいペースでハードにプッシュしました。話していませんでしたが、5月に背骨を骨折して、打ちのめされていたので、このレベルまで回復できて本当によろこんでいます。椎骨をふたつ骨折して、本当に大変な時を過ごしてから、ファエンツァ(イタリア)でまたクラッシュして負傷してしまいました。今は100%の感触で、戻って来られて本当にうれしいですよ」

ジェレミー・シーワー選手談(8/3位総合:5位)

「ロンメルは自分が勝っている時以外は常にタフ。でも、(見ている人には)楽しんでもらえると思います。今日はまずまずという感触でした。1周目に転倒して集団につかまってしまい、ほとんど最後尾まで後退したのですが、速さがあって、リズムに乗っていたので、そこから5番手まで挽回しました。でもその後また小さなミスをして、さらにマシントラブルが発生してしまい、3つポジション失いました。レース2のスタートは良かったです。2番手につけて手ごたえを感じていたんですが、バカバカしい転倒をしてしまい、棒に振ってしまいました。でもこれがロンメルです。限界に達してしまうと本当に不確実になります。それでもあのレースで3位に入れて満足です。ちょっとがっかりもしていますけれど。ただ少なくともあと2ラウンドは、取り戻す機会が残っています」

アーヌー・トヌス選手談(7/15位:総合10位)

「ソファからロンメルというのはとてもハードです。マントーバでのクラッシュ以来、バイクには2日しか乗っていないので、何の期待もなくここに来ました。ただ、残りの6ラウンドを通して克服し鍛え上げてみたかったんです。レース1はポジティブでしたけど、すごくエネルギーを使いました。レース2では無事に完走したいとだけ思っていたので、すごく遅かったものの、どうにか最後まで走り切れたので、今後のラウンドに向けた一歩になったと思っています」

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