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モトクロス世界選手権 MXGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.03 8月9日 ラトビア

RACE DATA

■概要
■大会名称:2020年第3戦ラトビアGP
■カテゴリ:MXGP
■開催日:2020年8月9日
■開催地:ケグムス・サーキット(1780m)
■天候:晴れ/気温28℃

REPORT

モトクロス世界選手権の第3戦ラトビアGPはケグムスサーキットで開催。Monster Energy Yamaha Factory MXGPのジェレミー・シーワーは、第2ヒートを2位に入るなど総合4位でフィニッシュ。チームメイトのゴーティエ・ポーリンは9位/11位の総合8位、アーヌー・トヌスは16位/25位の総合20位とした。

シーワー、第2ヒートを2位フィニッシュ

MXGPで新たに採用されたワンデー開催形式により、予選レースを行う時間はなくなった。このため各ライダーは自身のYZ450FMのセットアップに必要な変更を1回のプラクティスセッションで行わなければならず、さらにそのプラクティスセッションでは速いラップタイムを記録することも要求される。1回のプラクティスセッションでゲートピックを決定するため、ラップタイムが速ければ速いほど、ゲートピックが良くなるのだ。

タイムドプラクティスのラップタイムは、ジェレミー・シーワーが1分55秒174を記録して1位と1秒未満の差で2位となり、ポーリンは1分56秒080のタイムで10位となった。一方、1分55秒863をマークしたトヌスは8位でセッションを終えた。

オープニングレースではトヌスとシーワーがゲートを飛び出して良い位置につけ、ターン1にトップ5圏内で進入する。トヌスはターン1を3番手で抜けるが、シーワーはオープニングラップの混乱の中で8番手まで順位を落としてしまう。レース終了まで残り10分となったところでトヌスがハンドルバーの前に投げ出される激しい転倒を喫した。この後、徐々に順位を上げていたシーワーは落ち着いて、速く、そして慎重なライディングで4番手を走行する。

激しく転倒したトヌスは再走して16位でレースを終え、シーワーは終盤J・ハーリングス(KTM)の先行を許して5位でチェッカーフラッグを受けた。

MXGPでは好スタートが不可欠で、特にすべてのライダーが比較的速いペースで走る高速コースではそれが顕著となる。ポーリンはバイクをストールさせてしまい、その後は10番手にとどまって走行していたが、チームメイト、トヌスの転倒で順位を上げて9位でフィニッシュした。

ここケグムスでは180度の右コーナーで引き起こされる、第1ターンクラッシュが常に話題となる。ヒート1では3名のライダーは全員、問題なくここを通過したが、ヒート2ではポーリンとトヌスが第1ターンの大混乱に巻き込まれてしまう。ポーリンはここで転倒することはなかったが、なんと転倒したライダーのハンドルバーがポーリンのブーツに内側に入り込んでしまった。

ポーリンが再走を試みている間、シーワーは現世界チャンピオンのT・ガイザー(ホンダ)を追撃。スリリングな2番手争いを開始した。残り5分、ガイザーはトップのG・コルデンホフ(ガスガス)をパスしようとして転倒。これによりシーワーが2番手に浮上した。

ガイザーの脱落により、シーワーはMXGP初勝利の可能性を実感。コルデンホフとの差を1秒まで詰めて最終ラップに突入し、勝利を目指して渾身のライディングを見せたがわずかに及ばず2位でフィニッシュした。

破れたパンツと足首の痛みを抱えながらも、ポーリンは速いラップタイムを刻みながら果敢に追い上げ、最後尾から11位まで順位を上げたところでチェッカーフラッグを受けた。

トヌスはヒート1の激しいクラッシュからの立ち直りに苦労し、ヒート2でも2度のクラッシュを喫して25位でフィニッシュするにとどまり、総合結果は20位となった。

FIMモトクロス世界選手権、次戦は8月12日水曜日、ツーデイ形式でここラトビアのケグムスで開催される。

RESULT Race.1

RESULT Race.2

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

ジェレミー・シーワー選手談(5位/2位:総合4位)

「週のスタートとしてはまずまず。今週は3レースあるので、健康を維持することを考慮しなければなりません。クラッシュは数日後に厄介なことになりかねないです。最初のヒートで落ち着いてスタートして、少し順位を落としましたけど、長い間レースをやっていなかったのでセーフティモードで走りました。すぐにハードに攻めてミスを冒すということをしたくなかったので、レースが進むにつれてペースを上げてゆき、5位でフィニッシュしました。ヒート2では自分はこのコースで勝つためにスピードを上げなければならないと感じました。最終ラップにグレン(コルデンホフ)をほぼ捕らえましたが抜くことができず、表彰台に立つことができませんでした。でもいい感じだし、ここで開催される次の2つのグランプリが楽しみです」

ゴーティエ・ポーリン選手談(9位/11位:総合8位)

「コースは昨日から荒れていたので、走り出しからすぐに速く走る必要がありました。これには本当に苦労しました。腕が上がってしまい、ライディングがカタくなり、プラクティスでのタイムは10位にとどまりました。ゲートの位置は問題なかったです。スタートは問題なかったのですが、第1コーナーをうまく抜けられず、バイクをストールさせてしまいました。ヒート2ではカルバン・フランデレン(ヤマハ)がターン1でかなり激しくクラッシュして、彼のバイクのハンドルバーが僕のブーツの中に入ってしまい、完全にブロックされてしまいました。痛みもありました。最後尾からスタートしましたが、容易なレースではなかった。結果には満足していません」

アーヌー・トヌス選手談(16位/25位:総合20位)

「走り出しは問題なかった。プラクティスではいい感触だったし、スタート位置も問題なかった。ヒート1は最初の20分間はすごく良かったんですが、それから大クラッシュをしてしまいました。その後は何かの理由で、すごく苦戦しました。理由が何なのかよくわかりません。フィーリングを失ったんです。最初はとてもうまく行っていただけに残念です。今、自分にできることは、自分を取り戻して、次に備えることだけですね」

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