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モトクロス世界選手権 MXGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.16 8月20日 スウェーデン

RACE DATA

■概要
■大会名称:2017年第16戦スウェーデンGP
■カテゴリ:MXGP
■開催日:2017年8月20日
■開催地:ウッデバラ

REPORT

フェーブルが第2ヒートで2017年初優勝!!総合では2位表彰台を飾る

FIMモトクロス世界選手権第16戦は雄大な岩山にあるウッデバラにて開催され、Monster Energy Yamaha Factory Racingのロマン・フェーブルが、今シーズン初のヒート優勝を遂げるとともに、総合成績で2位に入り、表彰台に立った。ジェレミー・ファン・フォルベークはレースウイークを不運なスタートを喫したものの、そこから立ち直って総合6位に入った。

フェーブルは複雑なダートにピレリ・タイヤを選択し、走り出した時から速さを示した。第1ヒートで好スタートを切ると、第1コーナーに3位で進入。続く第2コーナーでG・ポラン(ハスクバーナ)をアウト側から抜き去って2位に上がった。その後、フェーブルは半周もしないうちにトップを行くE・ボブリシェブ(ホンダ)を小さなダブルで捉えるとこれをかわしてトップに立った。しかし滑りやすく、とがったようなウッデバラの路面は、時折落ちる雨によってその一部がラフでわだちができており、読みにくいコースとなっていた。レースをリードするフェーブルは荒い路面の犠牲となり、左コーナーでフロントエンドのバランスを失って転倒し、12位まで順位を落としてしまう。

一方で、Wilvo Yamaha Official MXGPのショーン・シンプソンは2周目を7位で、ファン・フォルベークが僅差でそれを追った。予選レースでファン・フォルベークのバイクにもう1台のバイクが乗り上げてリアブレーキタンクを破損。ファン・フォルベークは予選で再走を果たすことができず、レースのゲート位置は30番手となった、良いゲート位置を得ることができなかったファン・フォルベークにとって、レースの序盤に早くもトップ8以内に居ることは、既にひとつの成果だった。第1ヒート後半に激しい降雨があり、ライダーには、ラインを見極める鋭い洞察力を要求され、既にトリッキーなコンディションを一層チャレンジングなものにした。フェーブルはA・ジャシコニス(スズキ)を、そして残り3周となったところでファン・フォルベークをかわして7位まで挽回。その後、前を走るE・ボブリシェブ(ホンダ)がトラブルで8位まで後退したことからフェーブルは6位でフィニッシュした。ファン・フォルベークはレース終盤、A・カイローリ(KTM)の激しい攻めに遭うがこれに耐えて7位でフィニッシュ。一方、シンプソンは復帰後初レースを最後まで走り切り、11位となった。

第2ヒートで、フェーブルは、今シーズン4度目となるホールショットを奪うと母国フランスでのグランプリ以来となる今シーズン初のヒート優勝を果たした。この結果、フェーブルは総合成績でも2位となり、2017年初の表彰台に立った。ゲート外側からスタートしたファン・フォルベークは、YZ450FMのトルクとパワーを最大限に発揮し、第1コーナーからトップ8以内で立ち上がる。追撃の手を緩めないファン・フォルベークはC・ドゥサル(カワサキ)とG・コルデンホフ(KTM)を抜き、オープニングラップを終えて5位で戻って来る。しかし小さなミスを冒し、抜き返されてしまう。レース中盤までに流れに戻ったファン・フォルベークはA・カイローリ(KTM)の追撃を退けて7位でフィニッシュ。総合成績では6位となった。MXGP復帰戦となったシンプソンは、第1コーナーを15位で立ち上がると、すぐにトップ10以内に浮上する。石が当たり、ギアレバーを曲げた不慮のアクシデントにもかかわらずベストを尽くし、14位で完走するにとどまり、総合成績は13位となった。

全19戦で争われるFIMモトクロス世界選手権、次の第17戦は9月3日の週末にアメリカ合衆国フロリダ州のジャクソンビルで開催される。

RESULT Race.1

RESULT Race.2

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

ロマン・フェーブル(6位/1位:総合2位)

「全体に良い週末だった。ほぼ2度ともホールショットを奪えた。第1ヒートでは1周目からレースをリードしたけど、クラッシュした。その後再走したところでマックス・ナグルにぶつけられてまたクラッシュしてしまった。6位まで挽回したので、自分の良い速さを理解できた。第1ヒートは勝てたレースだったので残念だったけど、第2ヒートでは全周回をリードして勝った。表彰台に戻れて本当にうれしい。チームと、今も僕を信じてくれているすべてのスポンサーに感謝したい」

ジェレミー・ファン・フォルベーク(7位/6位:総合6位)

「この週末はそれほど悪くなくて、7位と6位で総合6位はかなり良い結果だ。というのも昨日はクラッシュと僕のバイクに他の選手がヒットしてバイクがダメージを受けて散々だったからね。ゲートの位置が30番手になってしまった。それでもスタートでどうにかトップ10以内に入って、これがこの週末の鍵になった。他の選手たちも好スタートをしていて、皆がトップ10内に居たので、前に出るのが大変だったけど、自分の走りは悪くなかった。今も表彰台に上りたいけど、先週末と比べれば一歩前進しているのを感じている。怪我をしたことを恥じているし、これが自分のリズムを大きく乱したけど、これが現実。努力を続ける。まだGP3戦が残っているし、ネイションズもある。表彰台に戻る時間は充分ある」

ショーン・シンプソン選手談(11位/14位:総合13位)

「この週末がどうだったかについてはすごく満足している。この週末を乗り切ることと、ライディングして、バイクについての情報を得ることが今週末の目標だった。両ヒートともトップ10圏外で、それについて不満は言えない。第1ヒートではハーリングスの後ろを数ラップ走っていたけど、彼はすぐに僕を引き離すことはできなかった。2018年仕様の新しいバイクについても新しいセッティングについてもすごく良いフィーリングだ。第2ヒートの選手がそうであったように、僕も細かいトラブルを抱えていた。すごく深いわだちが僕のバイクのギアレバーを曲げたのだと思うよ。でも、ポジティブに感じていて、アメリカに行って、トップ10内に入るのが楽しみだし、うまく行けばシーズン終了前でのトップ5入りも行けるかもしれない。僕は乗って戻るのが大好きなんだ。元気に帰れることがうれしいし、今年の残りのレースも楽しみにしている」

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