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モトクロス世界選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.18 9月10日 オランダ

RACE DATA

■大会名称:2017年第18戦オランダGP
■カテゴリ:MXGP
■開催日:2017年9月11日
■開催地:アッセン(コース長:1,520m)

REPORT

フェーブルがアッセンにてポディウムフィニッシュ

残り2戦となったFIMモトクロス世界選手権。オランダのアッセンで開催された第18戦で、Monster Energy Yamaha Factory Racingのロマン・フェーブルがポディウムフィニッシュを果たした。チームメイトのジェレミー・ファン・フォルベークは第1レースのクラッシュから立ち直り、第2レースでは5位に入っている。

FIMモトクロス世界選手権の今シーズンの多くを極端な天候に見舞われている。18戦アッセンのダッチTTサーキットではレース開催前の3日間に渡って大量の雨が降ったことで、サーキットに深いわだちを作り、かつてないほどの不安定な路面を形成した。

第1ヒートで、フェーブルとファン・フォルベークは共にターン1にトップ6以内で進入すると、1周目を終えるまでに両選手ともE・ボブリシェブ(ホンダ)をアウト側から容易に攻略する。

チームが、ゲートからバイクを素早くスタートさせるためのセッティングに大きな努力を重ねて来たことが報われる結果となった。上位につける2台のYZ450FMは、アッセンの荒れたサンドコースを巧みに走行する。だが、後方から、ヤマハの2選手よりも速いタイムで走ったJ・ハーリングス(KTM)が両選手を抜き去ると、そのまま第1レースを制した。サンドウエーブは、ラフやわだちににより、トリッキーな箇所となる。レース前日の朝、最初のセッションが開始されるとすぐに、ファン・フォルベークはウエーブセクションが荒く不完全だと語った。皮肉なことに、ファン・フォルベークはフェーブルを抜いて4位に上がろうとしていた際、まさにこのセクションでクラッシュしてしまう。T・ガイザー(ホンダ)も、数周後にここで同じく転倒を喫した。フェーブルはガイザーのミスを見逃さず、3位に上がるが、その後エンジンをストールさせてしまう。3位をキープしようとしたフェーブルだったが、M・アンスティ(ハスクバーナ)の最後のアタックに苦戦。最終ラップに4位に後退してしまった。一方、ファン・フォルベークは激しいクラッシュで膝を捻挫し、レースに復帰することはなかった。

そして迎えた第2ヒートでMonster Energy Yamaha Factory Racingの2選手は、第1レースで溜めたフラストレーションを爆発させた。両選手ともレース序盤に猛烈な速さを見せて3位争いを展開する。今大会最終レースに向けてリフレッシュしてエネルギーを蓄えたかのようなフェーブルは、ファン・フォルベークとの差を広げて行く。そのファン・フォルベークには新たに2017年MXGP世界チャンピオンとなったA・カイローリ(KTM)が猛チャージしている。カイローリは第1レース終了時点で王座を決めているにもかかわらず、スローダウンするどころか激しくチャージし、5周目にはファン・フォルベークとフェーブルを抜いて3位に上がる。路面の砂の表層の下に残る鋭いバンプが、コースを極めて難しくした。しかしチャンピオンのカイローリもゴールまで残り2周となったところで転倒を喫し、これによりフェーブルが3位に浮上する。フェーブルは総合成績で2位となり、今季2度目となる表彰台に立つことになった。ファン・フォルベークは激しい痛みと格闘しながら5位に入ったが、第1レースを無得点で終えていたため、総合成績では14位にとどまる。

FIMモトクロス世界選手権第19戦(最終戦)は来週、9月16、17日にフランスのヴィラール・ス・エコーで開催される。

MXGP RESULT Race.1

MXGP RESULT Race.2

RIDERS RANKING MXGP

CONSTRUCTORS RANKING MXGP

COMMENT

Monster Energy Yamaha Factory Racing

ロマン・フェーブル選手談(4位/3位:総合2位)

「両ヒートとも好スタートを決められましたが、前日の予選から良いスタートができることはわかっていました。第1ヒートの最後で周回遅れのライダーにひっかけられたことにはすごくがっかりしています。でも、これの悔しさで、第2ヒートには一層集中することができました。トニー・カイローリがクラッシュしてそれで僕が3位に上がりました。最後はマックス・ナグル(2位)に僅差のところまで迫っていたけど、パスすることはできませんでした。両ヒートともにもうひとつ前でフィニッシュできなかったことにはがっかりだけど、表彰台に上がれたので自分にとって、それにチームにとっても良かったと思っています。」

ジェレミー・ファン・フォルベーク選手談(―位/5位:総合8位)

「第1ヒートで、激しくクラッシュしたけど、どうしてクラッシュしたのかさえ分からないです。膝を傷めてしまったし、腰の状態は深刻でした。かなり痛みがあったけど、第2ヒート最初の20分間はどうにかだましだまし走ることはできました。それでも最後は、かなりの痛みと苦戦することになり、あれがなければ、トップ5フィニッシュは楽にできたという自信はあります。ポディウムフィニッシュだって可能だっただろうと思っています。」

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