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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.03 4月16日 アメリカズ

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第3戦アメリカズGP
■開催日:2023年4月14日(金)プラクテイス総合結果
■開催地:オースティン/アメリカ(5.513km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:22度/23度 ■路面温度:27度/31度

REPORT

Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロがテキサス州オースティンのCOTA(The Circuit Of The America)でその実力を発揮。プラクティス1(P1)とプラクティス(P2)の総合成績で7番手を獲得し、Q2進出を決定した。チームメイトのF・モルビデリはこの日、2週間前に行われた第2戦アルゼンチンGPでの好調を再現することを目標としていたが、総合16番手に留まりQ1出場が決まっている。

クアルタラロ、ウイーク初日のプラクティスでQ2進出を決定

午後は雨の予報が出ていたため、チームは午前中の45分間のセッションで素早く作業をこなしていった。クアルタラロは早々に3番手に浮上したあと、絶好のコンディションを利用してセッティングに集中した。そのなかで2度にわたり暫定トップに立ったものの、最終的には2分03秒400秒のベストタイムで0.150秒差の2番手となった。

予想に反して午後もドライ・コンディションが続いたため、クアルタラロは土曜日のスプリントと日曜日の決勝に向けた準備に多くの時間を充てることができた。セッション終盤で通常通りのタイムアタックに挑み、全20ラップ中19ラップ目に2分2秒721へと更新。トップから0.543秒差の7番手を獲得しQ2進出を決定した。

一方、ここCOTAでのライディングを非常に楽しみにしていたチームメイトのモルビデリも、P1ではセッティングに取り組み着実な前進を見せた。終盤のタイムアタックで2分04秒342を記録すると、目標のトップ10に0.138秒差と迫る12番手を獲得した。

午後からの60分間のP2でもう一度、タイムアタックに臨んだモルビデリは2分03秒443へと更新。しかし順位を上げることはできず、総合16番手に留まっている。トップとの差は1.265秒だった。

RACE RESULT

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP

F・クアルタラロ選手談(プラクティス総合9番手/2分02秒721)

「タイムアタックがうまくいきませんでした。プッシュすることばかり考え過ぎてしまったようです。ソフト・タイヤを履いたときに、どうしても気持ちが入り過ぎてしまうので、もっと冷静になるよう努めなければなりません。明日の予選でも同じように走らなければなりませんが、ソフト・タイヤの恩恵を確実に受け取ることが重要です」

F・モルビデリ選手談(プラクティス総合16番手/2分03秒443)

「まあまあ難しい一日、という感じでした。午後は午前よりも良くなったので、そのことは前向きにとらえています。タイムアタックには貪欲に取り組みました。タイムアタックに入る前の最後の走行では予想以上の進化を感じることができたのですが、1回目のアタックは平均的なものに留まり、2回目では無理をし過ぎて2度も大きなミスをしてしまいました。そのため期待したようなタイムを記録することができなかったのです。ペース的には、まだ十分に上がってきていません。明日は前とのギャップを縮められるか楽しみです」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「今回も明暗が分かれる結果になってしまいました。よかったのは、クアルタラロ選手が本来の力を取り戻してP1、P2ともに素晴らしいペースを見せてくれました。明日の予選でベストチャンスをつかむために、何が何でもトップ10に入ることを目標にしていましたが、今日はその50%を達成したというわけです。モルビデリ選手は、前回アルゼンチンのような好フィーリングを見つけることができませんでした。Q1出場が決まったので、私たちは今晩、ラップタイム向上を目指してハードワークに取り組みます。明日は好天が予想されているので、プラクティスでさらにセッティングを煮詰め、そのあとの予選とスプリントに備えます」

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