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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.03 4月16日 アメリカズ

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第3戦アメリカズGP
■開催日:2023年4月14日(金)プラクテイス、15日(土)予選・スプリント、16日(日)決勝
■開催地:オースティン/アメリカ(5.513km)

CIRCUIT DATA

■開設:2012年
■コース長:5.513km
■ベストレースラップ:2分3秒521(2022年:E・バスティアニーニ)
■オールタイムラップレコード:2分2秒039(2022年:J・マルティン)
■2022年の優勝者:E・バスティアニーニ(ドゥカティ)

REPORT

Monster Energy Yamaha MotoGP、COTAへ向けて準備万端

開幕2連戦から1週間のインターバルのあと、Monster Energy Yamaha MotoGPは第3戦アメリカGP出場のためテキサス州オースティンへと移動。F・モルビデリとF・クアルタラロはともにこのコースがお気に入りで、今週も活躍のチャンスを狙っている。

モルビデリは第2戦アルゼンチンGPの両レースで4位を獲得し、ランキング9位と調子を上げている。COTA(The Circuit Of The America)は非常に難しいコースとされているが、モルビデリはそのユニークな特性を気に入っており、このレースウイークをポジティブにとらえている。2017年にはMoto2で優勝、2019年にはMotoGPで5位を獲得している。

チームメイトのクアルタラロは、モルビデリから3ポイント差のランキング10位で今大会を迎える。モルビデリ同様、このコースには良い思い出が多く、今週末に向けての準備は整っている。COTAを初めて訪れた2015年はMoto3で2位、2021年はMotoGPで3位を獲得している。

2012年に建設されたCOTAは、2013年に初めてのグランプリを開催。全長5.513kmのなかに高速ストレートとタイト・ヘアピンが混在するチャレンジングかつエキサイティングなコースで、チームにとってもライダーにとっても非常に攻略が難しいとされる。ここで表彰台を目指すためには、11の左コーナーと9つの右コーナー、そして1.2kmに及ぶストレートに合わせた正確なセッティングが求められる。ファンにとっては非常にシャープな第1コーナーが最大の見どころとなり、スタート直後はもちろんレース中も多くのオーバーテイクが展開される。

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP

F・モルビデリ選手談

「今週末は大好きなCOTAを走ります。前回アルゼンチンGPが好調だったので、その勢いを保ったままオースティンへ行きたいと思っていますが、決して先走ることがないよう気をつけています。難しいコースなので、まずは目の前の課題に集中しなければなりません。前回と同様のプロセスを踏んで様子を見ていくつもりです。お気に入りのコースのひとつなので、とても楽しみにしています」

F・クアルタラロ選手談

「非常に前向きな気持ちでオースティンに向かいます。前回アルゼンチンも決勝中はペース良く走れていたので、今回は予選でもっと前へ出ることを目標にしています。それができれば、間違いなく好成績を獲得できるでしょう。昨年はここでグリップの問題がありましたが、実はテルマスのコース(アルゼンチン)でも同様の状況でした。今年は決勝中、とても順調だったので、ここでもきっとうまくいくと思っています。いつものように、チームとともにベストを尽くすだけです」

M・メレガリ(チーム・ディレクター)談

「オースティンでのレースを毎年、楽しみにしています。チームはここの雰囲気を本当にエンジョイしていますし、ファンのみなさんがいつも、とても温かく迎えてくれます。しかしながら、COTAは簡単なコースではありません。このテクニカルなコースに合わせたセッティングを早い段階で見つけるため、チームとしてはP1(プラクティス1)から確実なスタートを切らなければなりません。Q2進出が極めて重要なので、何としてもこれを克服したいと思っています。ライダーたちはこのコースを気に入っていて、好成績もあげています。今シーズンはふたりとも、ここまでとてもいい走りができているので、今週も好調を維持できるよう期待しています」

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