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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.09 6月5日 カタルニア

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第9戦カタルニアGP
■開催日:2022年6月3日(金)フリー走行、4日(土)予選、5日(日)決勝
■開催地:カタルニア/スペイン

CIRCUIT DATA

■開設:1991年(2021年改修)
■コース長:4.657km
■サーキットレコードラップ:1分38秒850(2021年:F・クアルタラロ)
■サーキットベストラップ:1分39秒939(2021年:J・ザルコ)
■2021年の優勝者:M・オリベイラ(KTM)

REPORT

Monster Energy Yamaha MotoGP、カタルニアGPへ準備万端

イタリアGPで表彰台を獲得したMonster Energy Yamaha MotoGPは、ムジェロから直接、第9戦の舞台となるスペイン・バルセロナへ。今大会はMonster Yamahaがタイトル・スポンサーを務めることもあり、チーム全員、いつも以上に意欲を燃やしている。

第8戦イタリアGPでは厳しい戦いのなかで見事、2位を獲得し、チャンピオンシップ・ポイントを拡大したクアルタラロ。決して得意ではないムジェロで多くのライバルを抑え込んだことで、より一層、自信を深めて今大会に臨む。

カタルニアGPでは2018年にMoto2で優勝。MotoGPにステップアップした2019年は2位を獲得し、翌2020年には優勝を飾っている。今年も表彰台が目標となる。

チームメイトのF・モルビデリはイタリアGPでパフォーマンス向上の手ごたえをつかんでおり、この好感触を今大会で再確認しようと意気込んでいる。フリープラクティスでベース・セッティングをさらに煮詰め、決勝では貴重なポイント獲得を目指していく。第8戦終了時点で合計19ポイントのランキング19位につけている。

カタルニアGPでは未だ表彰台に上った経験はないものの、2020年には4位獲得と健闘している。今回はマシンのセットアップに集中し、決勝で力強く走り、自信を築くことが第一の目標となる。

バルセロナ―カタルニア・サーキットは1989年に建設を開始し、2年後の1991年にオープン。1992年に初めてMotoGPを開催すると、たちまち大観衆を集め、多くのファンから愛される存在となった。全長4.6kmのコースに合計14のコーナー(左-6、右―8)が設けられ、激しいバトルが展開されることで知られる。

WithU Yamaha RNF MotoGP Team、カタルニアへ移動して連戦に臨む

イタリアGPからわずか数日、WithU Yamaha RNF MotoGP TeamのA・ドビツィオーゾとD・ビンダーは直接スペインへ移動し、カタルニア・サーキットで開催される第9戦に出場する。

先週のホームGPでは予選で順位を上げられず、決勝も厳しい戦いを強いられたドビツィオーゾ。今回は、ムジェロとはまったく異なるタイプのここカタルニア・サーキットで新たなチャレンジに臨む。シーズン開幕以来の難しい状況を好転させるため、チーム一丸となって全力を尽くす。

一方、ヨーロッパ・ラウンド開催中はアンドラを拠点としているビンダーにとって、今回のカタルニアはそこから最も近いホーム・ラウンドとなる。イタリアGPでは大きな成長を見せており、決勝を通じてハイペースを維持してヤマハ勢2位と健闘した。

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP
F・クアルタラロ選手談:

「カタルニアでのライディングを非常に楽しみにしています。前回のムジェロは予想以上に良い結果となったので、今回も十分なポテンシャルがあると思っています。私はこのコースが大好きですし、いつも相性の良い場所です。もう一度、表彰台獲得を目指し、優勝も狙っていきます。とにかくベストを尽くします!」

F・モルビデリ選手談:

「前回のムジェロで大きく一歩、前進することができました。結果にはまだ十分に結びついてはいませんが、全体的なフィーリングはとても良くなっているのです。今回もまた、次の一歩を目指しています。引き続き、何が有効で何が有効でないのかを理解することに努め、さらにはムジェロでの経験をもとに、バルセロナで収集するデータを比較分析していく予定です。今回も全力でプッシュしていきます」

M・メレガリ(チーム・ディレクター)談:

「先週の表彰台獲得は素晴らしい結果でした。私たちにとって難しいコースであるムジェロでの好成績は、非常に価値あるものです。今回、私たちのタイトル・スポンサーであるMonster Energyにとって重要な大会に臨むにあたり、ムジェロでの成功が大きな励みとなります。カタルニアGPではいつも、いい戦いを見せてきました。このコースはヤマハのマシンの強みを、より一層、高めてくれるのです。今回もポテンシャルを発揮できると思っています」

WithU Yamaha RNF MotoGP Team
A・ドビツィオーゾ選手談:

「カタルニア・サーキットは素晴らしいコースですが、通常グリップ・レベルがとても低いため、私たちにとっては今回も厳しい状況になるかもしれません。ここでYamaha YZR-M1に乗るとどんなフィーリングになるのかとても興味があるのですが、同時に、ムジェロでの苦戦のあとでは非常に難しいチャレンジを予想せざるを得ません。それでも、前回とはまったく異なるタイプのコースなので、変化の可能性にも期待しています」 

D・ビンダー選手談:

「バルセロナを非常に楽しみにしています! ここは大好きなコースで、Moto3では好成績を残しています。Moto3初ポイントを獲得し、初優勝をあげた場所でもあるのです。だから今回は本当に楽しみです。ムジェロでは良い走りができたので、この勢いを維持したまま臨みたいと思っています」

R・ラザリ(チーム創設者・代表者)談:

「ムジェロからバルセロナへ移動し、2週連続のレースとなります。ここも非常に長いストレートがあり、当然ながらライバル・マシンが好む場所ですが、同時に、Yamaha YZR-M1にとっても良いコースで、多くの好成績を残してきました。ダリン(ビンダー)が前回の勢いを維持し、セッティングをさらに煮詰めて前進し続けることを期待しています。アンドレア(ドビツィオーゾ)については、彼の今の状態をより深く分析し、状況を転換するためにベストを尽くします。簡単なことではありませんが、決してあきらめることなく、ライダーのため、チームのため、スポンサーのために全力で頑張ります」

W・ズィーレンベルグ(チーム・マネジャー)談:

「前回のムジェロでダリンが素晴らしい走りを見せてくれました。シーズンのほぼ半分が終了し、今は第9戦となるカタルニアGPをとても楽しみにしています。ここはコースも雰囲気も素晴らしく、すべてのライダーがその良さを知っています。ダリンのここまでの成果が、ここカタルニアでも発揮できるか興味を持って臨みます。アンドレアについては依然として、ベスト・セッティングを追求している段階です。不調の闇から抜け出すための何らかの解決策を見出したいと思います。カタルニアの明るい太陽を期待しています」

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