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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.08 5月29日 イタリア

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第8戦イタリアGP
■開催日:2022年5月27日(金)フリー走行、28日(土)予選、29日(日)決勝
■開催地:ムジェロ/イタリア(5.245km)

CIRCUIT DATA

■開設:1974年
■コース長:5.245km
■サーキットレコードラップ:1分46秒810(2021年:J・ザルコ)

■サーキットベストラップ:1分45秒187(2021年:F・クアルタラロ)
■2021年の優勝者:F・クアルタラロ(ヤマハ)

REPORT

Monster Energy Yamaha MotoGP、ムジェロ・サーキットへ

今週末、Monster Energy Yamaha MotoGPはムジェロ・サーキットでのホームGPに挑む。昨年と同様、F・クアルタラロがランキングトップに立ってイタリアGPを迎えることとなった。昨年はここで見事な優勝を果たしており、その記憶が大きな自信となっている。今年も表彰台に上り、チャンピオンシップのリード拡大を狙う。

チームメイトのF・モルビデリにとっては、チームだけでなく自身のホームGPでもあるため非常に楽しみな大会となる。未だ表彰台の経験はないが、2017年にはMoto2で4位を獲得している。少しでも多くのポイントを獲得し、ランキング17位からの挽回を目指す。

グランプリ・サーキットのなかでも最も美しいコースのひとつとされるムジェロ・サーキット。全長5.245kmのなかにアップヒルとダウンヒルのセクションが混ざり合い、さまざまなタイプの高速・低速コーナーが設けられている。1976年にグランプリを初開催し、1991年以降はイタリアGP開催地として定着した。イタリアGPは素晴らしい雰囲気がよく知られており、モーターサイクル・ファンの間では'必ず行くべきイベント'と言われている。

WithU Yamaha RNF MotoGP Team、'カーサ'でのレースに意欲

WithU Yamaha RNF MotoGP TeamのA・ドビツィオーゾはCasa(ホーム)レースに意欲を示し、チームメイトのD・ビンダーはMotoGPマシンでのライディングを楽しみにしている。

第8戦の舞台となるムジェロ・サーキットは、フィレンツェの北東、トスカーナ地方の美しい田園風景のなかにあり、チーム、ライダー、ファンのお気に入りの場所で、いつも素晴らしい雰囲気に包まれる。

ドビツィオーゾは2001年にここで125ccクラス・デビューを果たし、その後も数多くの成功をおさめてきた。今年は開幕以来、苦戦が続いているが、ホーム・グラウンドでの巻き返しを狙っており、今回は特別かつとても重要な大会となる。

チームメイトのビンダーもムジェロ・サーキットのファンであり、Moto3では好成績をおさめてきた。YZR-M1での走行は初めてとなるが、金曜日の現地時間9:55から始まるフリープラクティスを心待ちにしている。

イタリアGPはチームのタイトル・スポンサー、WithUおよびWithU Yamaha RNF MotoGP Teamの多くのパートナーにとっても非常に重要なイベントとなる。

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP

F・クアルタラロ選手談

「1週間の休養のあと、大好きなムジェロ・サーキットでのレースを迎えることとなりました。昨年は非常に素晴らしいレースをし、優勝して最高の気分を味わいました。チームにとってのホームGPなので、なおさらです。しかも今年はファンの皆さんをサーキットに迎えることができます。彼らが私たちの走りを見て楽しんでくれるのですから、昨年以上に素晴らしいイベントになるでしょう。もう一度、優勝を狙います。いつもの通り、100%の力を注ぎます」

F・モルビデリ選手談

「ここまでずっとハードワークを続けてきて、一歩一歩、前進しています。でもここからは、すべての要素を揃えていく必要があるのです。ムジェロはとても特別なサーキットです。非常にハイスピードであり、ファンの皆さんにとってはとても美しい光景です。私自身とチームのホームGPで好成績を目指してプッシュしていきます」

M・メレガリ(チーム・ディレクター)談

「今週末のイタリアGPはチームにとって特別な大会です。トスカーナ地方の美しい丘陵地帯にあって、レイアウトもとても素晴らしいところです。その上、今年は2019年以来初めて、ファンの皆さんを迎えられるようになり、大きな喜びとなっています。しかし同時に厳しい現実もあります。つまりかなりタフなレースを予想しているのです。昨年は優勝することができましたが、とても激しい戦いでした。そのときの経験から、自分たちのアドバンテージがどこにあるか理解できたので、今年もまたそれを最大限に引き出せるようベストを尽くします」

WithU Yamaha RNF MotoGP Team

A・ドビツィオーゾ選手談

「イタリア人ライダーにとって、ムジェロは最も重要なレースです。このコースを訪れ、ここでレースをすることはとても特別なことなのです。だからこそ、好成績を目指すこともとても重要になります。きっと大勢が見に来てくれると思うので、素晴らしいレースウイークになると確信しています!」

D・ビンダー選手談

「これほど有名で象徴的なムジェロ・サーキットをMotoGPマシンで走るのは本当に特別なことで、とてもわくわくしています。これまでもここでのライディングをエンジョイしてきましたし、好成績もあったので、YZR-M1での走りにとても興味があります。前回のル・マンは苦戦したので、早くムジェロへ行って巻き返しを図り、ここから状況を好転させたいと思っています」

R・ラザリ談(チーム創設者・代表)

「イタリアGPは年に2回のホーム・グランプリのうちのひとつで、WithUをはじめとした多くのスポンサーにとって、とても重要な大会です。このウイーク中に多くのゲストを迎えることになるので、彼らをもてなし、十分に楽しんでもらいたいと考えています。またドビツィオーゾ選手のホームGPでもあり、彼はここで数多くの成功をおさめてきました。今はYZR-M1をエンジョイできていないことは私たちも承知していますが、チームとライダーとが一丸となり、マシンの最大限のポテンシャルを引き出して彼を支えたいと思っています。
ビンダー選手についても同様です。私たちチームが彼を導き、発展させ、最大限にサポートします。ムジェロは彼にとってもお気に入りのコースで、走り慣れた場所ではありますが、ビッグバイクでは感覚が異なります。それでも、きっとスピードをつかんでくれるものと確信していますし、ルーキー・ランキング2位の維持も期待しています。イタリアGPを楽しみにしています」

W・ズィーレンベルグ談(チーム・マネジャー)

「ムジェロ・サーキットはレイアウトが素晴らしく、観客もゲストの数も特別なので、いつも非常にエキサイティングなレースになります。それだけに私たちも本当に楽しみにしているのです。とくにライダーにとっては素晴らしいコースで、ドビツィオーゾ選手はホームGPを迎えることになります。チームとしては、最大限に活用しているホスピタリティをはじめオフシーズン中に積み上げてきたすべてのことを、スポンサーやゲストたちにお見せできると思います。あとは明るい太陽を期待します!」

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