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スーパーバイク世界選手権 SBK

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどSBKクラスに関する情報をお届けします。

Rd.02 3月16-17日 タイ

RACE DATA

■大会名称:スーパーバイク世界選手権第2戦タイ大会
■開催地:タイ/ブリラム(1周4.554km)
■周回数:レース1:20周(91.080km)
スーパーポール・スプリントレース:6周(27.324km)
レース2:20周(91.080km)

レース1
■開催日:2019年3月16日(土)
■コースコンディション:ドライ
■気温:35度
■路面温度:47度
■PP:A・バウティスタ(Ducati/1分31秒912)
■FL:A・バウティスタ(Ducati/1分32秒724)

スーパーポール・スプリントレース
■開催日:2019年3月17日(日)
■コースコンディション:ドライ
■気温:35度
■路面温度:55度
■PP:A・バウティスタ(Ducati/1分31秒912)
■FL:J・レイ(Kawasaki/1分32秒880)

レース2
■開催日:2019年3月17日(日)
■コースコンディション:ドライ
■気温:36度
■路面温度:52度
■PP:A・バウティスタ(Ducati/1分31秒912)
■FL:A・バウティスタ(Ducati/1分32秒785)

REPORT

レース1:ローズが3位表彰台を獲得

タイのチャンギ・インターナショナル・サーキットで開催されているシーズン第2戦。Pata Yamaha TeamのA・ローズが3位を獲得して今季初の表彰台に上った。チームメイトのM・ファン・デル・マークは終始ローズの背後について行ったが、パスすることができず4位。また前日のフリープラクティス中にストレートで安定性に問題を抱えたGRT Yamaha Supported TeamのM・メランドリは、これを克服して6位。メランドリのチームメイトでWorldSBKルーキーのS・コルテセが7位で続いた。

スーパーポールで3位を獲得したローズはフロントローからスタート後、素早くリズムをつかんでA・バウティスタとバトル。その後もひたすら身体を伏せて最後までハイペースをキープした。レース中盤からはファン・デル・マークのプレッシャーを受け続けることとなったが、冷静さを維持してミスなく走り切って3位。これによってシリーズポイントを42に伸ばしてランキング3位に浮上している。

ファン・デル・マークはグリッド10位からスタートし、オープニングラップで5台をパス。レース中盤にはローズのすぐ後ろまで近づいたが、クリーン・パスを実行するまでのペースに至らず4位のままチェッカーを受けた。シリーズポイントでは合計42ポイントでランキング4位に浮上している。

メランドリはチャンギ・インターナショナル・サーキットの最大の特徴と言える2本のロング・ストレートで安定性を欠いた。セッティング変更によっていくらか改善されたものの、副作用としてリアグリップの低下に悩むことになった。それでもL・ハスラムと5位争いを展開するなど力強い走りを見せて6位を獲得。ランキングでは合計40ポイントで5位に後退したものの、依然、サテライト勢トップを維持している。

コルテセは中盤までにトップグループに水を開けられ、後半戦は我慢の単独走行。そのなかでも安定したペースを維持してWorldSBKで自己最高となる7位でチェッカーを受けた。

レース2:ローズがトリプル・ポディウム

土曜日に行われた第1レースで3位を獲得したA・ローズが、日曜日の今日、さらにふたつの表彰台を追加。午前中のスーパーポールで3位を獲得し、午後からの第2レースで再び3位に入った。ローズのチームメイトのM・ファン・デル・マークは、スーパーポールでグリッド10位から4位まで挽回。2列目からスタートした第2レースでも4位を獲得した。GRT Yamaha Supported TeamのM・メランドリは安定性の問題を克服して6位、S・コルテセも7位と健闘した。

好スタートを切ったローズはオープニングラップでA・ローズとJ・レイの背後につき、後続を引き離しながらレイのペースに食らいついて行った。しかし2位を奪い取るにはわずかに力が及ばなかったため、リスクを避けてコンスタントにハイペースで走り切り3位でチェッカー。この結果、シリーズポイントを53ポイントに伸ばしてランキング3位をキープしている。

ファン・デル・マークは序盤のミスでメランドリ、コルテセ、L・ハスラムに先行されたあと、ハードワークで挽回して4位。シリーズポイントでも合計48ポイントでランキング4位を維持し、5位のメランドリとの差を広げている。

そのメランドリはスタート直後から激しい4位争いを展開。マシンの安定性の問題を完全には解決しきれないなかでアグレッシブなパスを試みるなど果敢な走りを見せたが、徐々に順位を下げ、最終的には6位でチェッカーを受けた。シリーズポイントはファン・デル・マークから4ポイント差の合計44。

チームメイトのコルテセもまた4位争いを展開したひとり。しかし残り4ラップでハイサイドを起こして後退し、7位でゴールした。

RESULT Race.1

RESULT Superpole Race

RESULT Race.2

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

レース1
Pata Yamaha Team
A・ローズ選手談(3位)

「とてもいい成績ですが、フィーリングは思ったほど良くありませんでした。コンディションが午前中とは少し変わっていたのだと思います。とくに序盤のフルタンクのときにフロントにやや苦戦し、その間にトップ2台がアドバンテージを広げてゆくのが見えていましたし、ピットボードの情報として後方に3台のグループが迫っていることを知りました。この状況でどうしてもミスをしたくなかったので、最後まで維持でき、またもしも抜かれたときにも挽回するための余力を残したリズムに落ち着かせることにしました。この結果、終盤では後続グループとの差をわずかに拡大するだけのハイペースに上げることができたのです。表彰台はうれしい一方、トップから大きく離されたことは少し残念。それにアルバロ(バウティスタ)とのバトルのなかで、ショート・ストレートで抜いていった彼のスピードには悔しい思いも。スリップストリームにつくこともできなかったのですから。だからウイナーとの差は残念、でも3位には満足しています」

M・ファン・デル・マーク選手談(4位)

「好スタートを切り、そのあとトム・サイクスとバトル。彼をパスしたあとは3位のアレックスを追って行きました。差を縮め、いくつかの場所では彼より速く走ることもできましたが、パスして引き離すまでのスピードはありませんでした。そのためずっと後ろにつけたまま終盤でのチャンスを待っていましたが、ブレーキングで彼がわずかに優っていたように思います。ふたりとも良いところがありましたが、今日は彼が表彰台を勝ち取りました。私も4位でポイントを獲得できたので満足です」

GRT Yamaha Supported Team
M・メランドリ選手談(6位)

「難しいレースになりました。スタートで出遅れたあと何とか順位を取り戻しましたが、ストレートで安定性をキープできなくなる問題に悩まされることになりました。ストレートでシートに座っていることができず、ずっとステップに体重をかけていたため通常の呼吸ができないほど。安定性を追求するためセッティングを変更していたのですが、その代わりにリアグリップが低下してしまい、これをブレーキングのタイミングやコーナリング中のスピードアップによって挽回しなければなりませんでした。しかし10ラップもするとトラクションが急激に落ちてしまいました」

S・コルテセ選手談(7位)

「順調な一日でした。スーパーポールでいい走りができたので、決勝は4番グリッド、2列目からのスタートとなりました。しかし残念ながら、後半戦は第2グループのペースについて行くことができなくなってしまいました。そうしたなかでもWorldSBK自己最高の7位を獲得できたことは良かったと思います。明日も厳しいレースになりますが、私たちはここまで間違いなく良い方向へと進んできています。予選で4位を獲得したあと周りからの期待も高まっているようですが、私自身は常に現実的でなければなりません。目標にしていたトップ8が叶ったので、総合的に満足しています」

レース2
Pata Yamaha Team
A・ローズ選手談(3位)

「今日の第2レースにはとても満足しています。12~13周はフィーリングが上々だったので2位のジョニー(レイ)にチャレンジできると考えていました。でも終盤になるとやや苦しくなってペースを下げ、前のことよりも後ろとの差を気にしなければならなくなってしまったのです。それでも総合的に見れば、私にとってもマイケルにとっても素晴らしいウイークだったと思います。彼は昨日も私をハードにプッシュし、今日はスーパーポールで10位から4位まで上がってきました。これは決して簡単なことではありません。ふたりそろってチームのために良い仕事ができたことをうれしく思っていますが、これで終わりではなく、これからもトップ2との差を縮めるためにハードワークを続けていかなければなりません」

M・ファン・デル・マーク選手談(4位)

「ウォームアップ・セッションからフィーリングがとても良かったのですが、そのあとのスーパーポールでセッティングを少し変えたら、まさに絶好調になりました。スーパーポールで4位に入れたことはとても重要で、これによってグリッド2列目からスタートすることができました。決勝も好スタートを切り、しばらくアレックスとバトル。でも1ラップ目からフロントのフィーリングが気になっていて、おそらく気温が高くなっていたからだと思いますが、次第にアレックスについて行けなくなり、いろいろな場所で小さなミスをするようになってしまったのです。ここからはコンスタントにペースを維持できるところでゴールを目指し、昨日に続いて4位に入りました。今週の3レースでアレックスは3位を3回、私が4位を3回。チームとして素晴らしい成績をおさめたことを誇りに思います。着実に成長しており、次のアラゴンでもまた一歩、前へ進みたいと思っています」

GRT Yamaha Supported Team
M・メランドリ選手談(6位)

「第1セッションからずっとマシンの安定性に苦しめられ、非常に厳しいウイークになりました。長いコーナー中にマシンの向きを換えることが難しく、いたるところでマシンの挙動が大きくなってしまうので、自信を持って走ることができませんでした。ヨーロッパへ戻ったら、まず気持ちをリフレッシュしてゼロからスタートしたいと思っています。何をするべきかわかっているのですが、それには少し時間が必要です。重要なことは、ひたすらハードワークを続け、ステップ・バイ・ステップで着実に前へ進むことです」

S・コルテセ選手談(7位)

「今日の仕事には満足しています。昨日は4位グループ、つまりマルコやレオン・ハスラムとの差が10秒ありましたが、今日は残り4ラップまで、そのグループに加わって4位争いを続けていたのです。残念ながら、最後に危うく激しいハイサイドを起こしそうになり、グループから離されてしまいました。でもパフォーマンスの面で私たちは大きく成長できたと思っています。記録としては7位を2回ということですが、この2回の中身はまったく違っています。ここまでの努力の結果だと思うので、チームのみんなに感謝しています。次のアラゴンが楽しみです」

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