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スーパーバイク世界選手権 SBK

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどSBKクラスに関する情報をお届けします。

Rd.04 4月13-14日 オランダ

RACE DATA

■大会名称:スーパーバイク世界選手権第4戦オランダ大会
■開催地:オランダ/アッセン(1周4.542km)
■周回数:
レース1:21周(95.382km)
レース2:21周(95.382km)

レース1
■開催日:2019年4月14日(日)
■コースコンディション:ドライ
■気温:4度
■路面温度:6度
■PP:A・バウティスタ(Ducati/1分34秒740)
■FL:A・バウティスタ(Ducati/1分34秒949)

レース2
■開催日:2019年4月14日(日)
■コースコンディション:ドライ
■気温:9度
■路面温度:17度
■PP:A・バウティスタ(Ducati/1分34秒740)
■FL:A・バウティスタ(Ducati/1分34秒564)

REPORT

ファン・デル・マークが母国オランダでダブル・ポディウム

Pata Yamaha TeamのM・ファン・デル・マークが第1レースで3位、第2レースで2位を獲得してふたつの表彰台。チームメイトのA・ローズも両レースで上位争いに加わり、いずれも4位と健闘した。その一方でGRT Yamaha Supported TeamのS・コルテセとM・メランドリは両レースでトップ10入りを逃す苦しい展開となった。

悪天候のためスケジュールが変更され、現地時間日曜日の午前11から行われた第1レース。ファン・デル・マークはグリッド2位から好スタートを切ったあと、オープニングラップの最終シケインでひとつ後退。レース中盤になってM・レイテルベルがーをとらえて3位に上がり、そのままポジションをキープして今季最初の表彰台を獲得した。ローズは最終ラップでL・ハスラムとフェアリングをぶつけ合う激しい競り合いの末、ファン・デル・マークに続く4位を獲得している。

前日のスーパーポールで苦戦を強いられたメランドリは後方からの追い上げで12位。コルテセはスーパーポールで転倒して肩を傷めていたが、懸命に走り切り13位でゴールした。

午後からの第2レースでは、第1レースと同様に序盤からA・バウティスタがリードを広げる展開。その後方ではファン・デル・マークとローズが残るふたつの表彰台を狙おうというところ。レース中盤にはJ・レイが2位につけてバウティスタとの差を縮め、ローズがファン・デル・マークを抑えて3位に浮上した。ところがその4ラップ後には、フロントタイヤの消耗によって危うく転倒という場面が2度ありポジションダウン。この時点で後続を大きく引き離していたため、最後まで4位をキープしてゴールして貴重なポイントを手中にした。

一方、レイを追っていたファン・デル・マークは残り3ラップの高速コーナーで勝負を仕掛けて2位に浮上。最終ラップでは再びレイがテールに迫ったが、ファン・デル・マークはこれを抑え切って今季最高の2位でチェッカーを受けた。 コルテセとメランドリは第2レースでも苦戦し、それぞれ11位と14位。

RESULT Race.1

RESULT Superpole Race

RESULT Race.2

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

Pata Yamaha Team
M・ファン・デル・マーク選手談(3位/2位)

「今日は以前と同じように、一日にふたつのレースがありました。午前中の第1レースでは路面がかなり冷えていたのでリアタイヤに硬めを選択したのですが、スピンが激しくフィーリングがつかめませんでした。でもこれは想定内のことでしたし、チョイスは間違っていなかったと思っています。第2レースになると気温が上がってソフト・コンパウンドを履けるようになったのですが、スタート直後のペースが思うように上がってくれませんでした。前方にジョニー(レイ)が見えているのに、後方でバトルしながらポジションを下げないようにするのが精いっぱいだったのです。序盤はこのように苦しい状況でしたが、気持ちを落ち着けてチャンスを待ちました。そして何とか集団から抜け出ると、ジョニーとの差を詰め、残り2ラップで仕掛けようと考えていました。ところがその1ラップ前の5速の高速コーナーでチャンスが巡ってきたので、私はそれをつかみとりました。そのあとはふたりで好バトルを展開し、マシンが接触することもあったと思います。でもその時点ですでに、ふたりともグリップ低下に悩まされていたのです。今回も素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝しています。また寒いなかでグランドスタンドから応援し続けてくれたオランダのファンにも心からのお礼を言います。ふたつの表彰台で恩返しができればうれしいです」

A・ローズ選手談(4位/4位)

「午前中の寒いコンディションのなかではあまりフィーリングが良くありませんでしたが、レオン(ハスラム)とバトルし、最終ラップで競り勝って3位を獲得することができました。第2レースは少し気温が上がったのでリアにソフト・コンパウンドを装着。これで格段に調子が良くなりマイケル(ファン・デル・マーク)をパスして一旦は3位まで浮上していたのです。でもコースのいくつかのセクションで彼のほうが速く、どうしてもついて行くことができませんでした。精一杯、力を尽くした結果なので、今日はふたつの4位を喜びたいと思います。マイケルのダブル・ポディウムは素晴らしい光景でした。彼とそのスタッフを心から祝福します。チームの雰囲気が素晴らしく、毎回、着実に前へ進んでいます。その一員でいられることうれしく思っています

GRT Yamaha Supported Team
S・コルテセ選手談(13位/11位)

「昨日のスーパーポールで転倒してしまい、決勝も苦しい展開になりました。鎖骨の靭帯を伸ばして痛みがひどかったので、第1レースが今日に延期になったことは私にとってはラッキーだったのです。それでも第1レースは苦戦しました。痛みを少しでも抑えるためにライディング・スタイルを変えなければならず、走り方のこつをつかんだころにはレースがほとんど終わっていましたし、すぐまた痛みが戻ってきてしまいました。でも第2レースの前に少しマシンを変更すると、これが非常にうまくいってトップ10争いができるようになりました。結果は11位とポイントは大きくありませんでしたが、何よりもチームが、この短期間でマシンをよく把握していることをうれしく思っています。次のイモラでの課題もわかっています。コースが短く加速性能が重要なので、こことはかなり異なるセッティングにしなければならないでしょう。今はしっかり休んで次回に備えます」

M・メランドリ選手談(12位/14位)

「正直に言うとすれば、今日のふたつのレースはとても難しい戦いでした。ウイークの初めから問題があったのですが、今日もその状況は変わっておらず、コーナー前で十分に制動しきれずコーナーリングもうまくできませんでした。リーンアングルにかかわらず常にマシンが激しく動いてしまうため、いつものライディング・スタイルを維持することができなかったのです。普段なら非常に速く走れる場所が、今日は最大のウイークポイントになっているのですから状況は楽ではありません。チームはいつものようにハードワークを続けてくれましたが、おそらくこの寒さとアッセンのコースの特徴が、より一層、作業を難しくしていたのでしょう。次のイモラまで3週間。コースの特徴も天候も変わっていくらか好転する可能性に期待しています」

A・ドソリ、Yamaha Motor Europeロードレーシングマネジャー談

「ここアッセンの天候が私たちに厳しい展開を強いることになりましたが、チームはコンディション変化に適応するため素晴らしい仕事をしてくれました。そのなかでPata Yamahaのふたりはしっかり実力をアピール。アレックスは金曜日の2度のクラッシュを乗り越えて両レースで4位を獲得し、しかも、コンディションを考慮すれば最善の結果であることを自ら認める成熟ぶりも見せてくれました。一方、WorldSBKで唯一のオランダ人ライダーであるマイケルは、母国での活躍を期待されてプレッシャーもありましたが、チームのサポートによってそれを跳ね除けてふたつの表彰台。そして第1レース2位、第2レース3位という見事な成績で観衆を歓喜させました。私が見る限り、ここアッセンにおいてはここ数年で最高のライダーのひとりと言っていいと思います。今季はここまで一度も表彰台に上っていなかったので、そろそろ成果を期待していたのですが、それは私たちの予想を超える結果となりました。彼とそのチームを心から祝福します。 サンドロはスーパーポールでのビッグクラッシュの影響があるなか痛みに耐え、最終的にはしっかりポイントを持ち帰ってくれました。一方でマルコは依然としてR1のフィーリングがつかめず苦戦しています。チームとしては早々に状況が好転することを願っていますし、彼はきっとすぐに上位争いへ復帰してくれると確信しています。最後になりましたが、WorldSSPでフェデリコとランディーの1-2を達成したEvan Bros. Bardahl Yamahaチームと、オーストリア人ライダーとして初めて表彰台を獲得したトーマスにおめでとう!」

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