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モトクロス世界選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.19 9月16日 オランダ

RACE DATA

■概要
■大会名称:2018年第19戦オランダGP
■カテゴリ:MXGP
■開催日:2018年9月16日
■開催地:アッセン(1560m)
■天候:晴れ/気温22℃
■観客数:40,000人

REPORT

ショーン・シンプソンが6位、ジェレミー・シーワーはトップ10入り

MXGP世界選手権は第19戦オランダGPをアッセンにて開催した。Wilvo Yamaha Official MXGPのショーン・シンプソンは総合結果で6位となった。チームメイトのジェレミー・シーワーは若干ミスを冒したがトップ10入りを果たした。

ショーン・シンプソンは、ラフでテクニカルなコースで開催されたグランプリで数々の勝利を飾っており、変化しやすく厳しい特性のアッセン・サーキットと相性が良かった。30歳のスコットランド出身のシンプソンは、両レースとも小さなクラッシュを喫したが、それぞれ6位に入り、シーズンベストとなる総合6位を獲得した。

シンプソンが、両レースで軽いクラッシュから見事なリカバーを見せる一方で、チームメイトのシーワーはミスをおかし、苦戦する。23歳のスイス人ライダー、シーワーは第1ヒートでは2度の転倒を喫して11位でフィニッシュするのが精いっぱいだった。

迎えた第2ヒートでは好スタートを見せてリベンジを果たす。ルーキー、シーワーは徐々に走りに改善を加えて、レース終盤にはG・ポラン(ハスクバーナ)の先行を許してしまったが、第1ヒートよりも良い9位でフィニッシュ。総合結果ではトップ10に入った。

Monster Energy Yamaha Factory MXGPのジェレミー・ファン・フォルベークは、細菌感染を発症したがライディングを試みた。しかし、このようなタフなサンドコースで安全に競技を行うには体力が不充分であると判断し、第1ヒートを2周したのみでレースを断念した。

MXGP選手権はこの後、1週間のブレークを迎える。Monster Energy Yamaha Factory MXGP Teamは、R・フェーブル、J・ファン・フォルベークの両ライダーが万全の体調で次のMXGP世界選手権第20戦(最終戦)に臨むことを期待している。レースは9月30日にイタリアの人気のあるロードレースサーキット、イモラで開催される。

MXGP RESULT Race.1

MXGP RESULT Race.2

RIDERS RANKING MXGP

CONSTRUCTORS RANKING MXGP

COMMENT

ショーン・シンプソン選手談(6位/6位:総合5位)

「良い気分だ。トップ5以内でフィニッシュできなかったことにはちょっとがっかりしている。自分自のためにも、チームの為にも望んでいた。チームメートのジェレミーはと共に達成したかったけど、残念ながら実現できなかった。それ以外では今年最高の週末だった。この週末、速さを示したけど、どのレースでもクラッシュしてしまった。4位でフィニッシュできたはずの第1ヒートのミスは決定的だったと思う。第2ヒートでは速さは良かったけどそれだけでは充分ではなかった。もっと"スプリント"のはやいスピードが必要だった。取り組むべきことはあるけど、残念ながらもうシーズン終盤だ。今年最後のレースで何ができるのかを、楽しみにしている」

ジェレミー・シーワー選手談(11位/9位:総合10位)

「この週末の展開にはまったく満足していない。第1ヒートではどうにか11位まで挽回したけど、スタートが悪く、クラッシュもした。この週末はサスペンションと自分のコントロールにも苦労した。第2ヒートではたくさんミスをしたわけではないし、フィーリングも良くなっていたけど、ここではいつも何らかの理由で苦戦する。あと残り1戦。もっと良い感じでやれると思う」

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