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モトクロス世界選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.07 5月13日 ラトビア

 

RACE DATA

■概要
■大会名称:2018年第7戦ラトビアGP
■カテゴリ:MXGP
■開催日:2018年5月13日
■開催地:ケグムス(1540m)
■天候:晴れ/ 気温26℃
■観客数:31000人

REPORT

ロマン・フェーブルが第1ヒートで3位フィニッシュ

FIMモトクロス世界選手権第7戦はラトビア、ケグムスで開催され、Monster Energy Yamaha Factory Racingのファン・フォルベークが総合6位に入った。第1ヒートで見事3位に入ったロマン・フェーブルは、第2ヒートでもポディウムフィニッシュ巡り、バトルを展開していたがクラッシュし、リタイアに終わった。それでもフェーブルはラトビア・グランプリ総合結果では11位となり、2018年MXGP選手権ランキングでは4位に踏みとどまっている。

フェーブルは第1ヒートのスタートゲートから飛び出し、ディフェンディング・チャンピオンのA・カイローリ(KTM)とバー・トゥ・バーの争いを見せ、わずかの差でホールショット(※原文はFox Holeshot)を奪って見せた。30分プラス2周のレースを速く、安定したペースで走り切り、ふたつ順位を落とし(ひとつはカイローリ、もうひとつは選手権リーダーでこのレースでも優勝したJ・ハーリングス(KTM))、3位でフィニッシュした。一方でファン・フォルベークは1コーナーを4位で通過するとその後6位へ。そしてそのままポジションをキープしてチェッカーフラッグを受けた。

第2ヒートではMonster Energy Yamaha Factory Racingの両ライダーに多くの課題を残した。フェーブルはまずまずのスタートを決めると、トップ5圏内に向けてプッシュするが、前を走るライダーが急に減速したため行き場を失い、リアホイールに衝突してしまいトップ20圏外まで順位を落とした。その後果敢な追い上げを見せ、わずか2ラップの間に13番手を走行する選手のすぐ後ろまで迫るが、ハンドルバーを飛び越える同様のクラッシュを喫してしまう。フェーブルは腕の負傷の疑いからレースに再び加わることなく走りを終えた。

ファン・フォルベークの1周目10圏外に埋もれるも、斬新な走りで新たなラインを見つけ、前を行くライダーたちをパスすべく挑み続ける。その甲斐あって7位までポジションを上げてフィニッシュし、総合結果では6位となった。

Wilvo Yamaha Official MXGPのジェレミー・シーワーは第1ヒートではバイクにマイナートラブルが発生して14位でフィニッシュするにとどまったが、第2ヒートでは8位に入り、総合10位となった。

FIM MXGP世界選手権、次戦は来週、5月20日にドイツのトイチェンタルで開催される。

MXGP RESULT Race.1

MXGP RESULT Race.2

RIDERS RANKING MXGP

CONSTRUCTORS RANKING MXGP

COMMENT

Monster Energy Yamaha Factory Racing

ジェレミー・ファン・フォルベーク選手談(6位/7位:総合6位)

「ファルケンスワールでクラッシュして以来ベストな週末。第1ヒートはそれほど悪くなかったけど、第2ヒートは良かった。7位に過ぎないけど、後方集団から追い上げての順位なので、満足している。良い追い抜きをしたし、自分の激しさも良かった。良い方向に一歩踏み出したように感じている。練習を続ければ、トップ3に行けると思う。自分本来の速さに戻りつつあるんだ!」

Wilvo Yamaha Official MXGP
ジェレミー・シーワー選手談(14位/8位:総合10位)

「また新しいコース。昨日はプラクティスセッションでちょっと苦労したけど、予選レースではかなり改善することができた。今日のコースはまた違っていたけどどうにかかなり良いフィーリングに持って行くことができた。第1ヒートではバイクに小さなトラブルがあったけど、ポイントか獲得した。それについては満足している。良い追い抜きをした。バイクにすごくポジティブなフィーリングを持ったまま、今回のレースを終えることができた」

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