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モトクロス世界選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.02 3月5日 インドネシア

RACE DATA

■大会名称:2017年第2戦インドネシアGP
■カテゴリ:MXGP
■開催日:2017年3月5日
■開催地:パンカルピナン(1.5km)

REPORT

シンプソンがインドネシアGPで優勝

FIMモトクロス世界選手権・第2戦インドネシアGPが開催され、Wilvo Yamaha Official MXGP TeamからYZ450Fで参戦するショーン・シンプソンが、マディコンディションの中で行われたレースで2015年のオランダGP以来となるMXGP優勝を果たした。レース2は、嵐でコース状態悪化の影響で中止された。

総合16位と悔しい結果になったシーズン開幕戦の後シンプソンはコンディションを立て直し予選をトップで通過すると、スタートの6番手から力走。詰めかけた地元ファンの熱い歓声の中優勝を飾った。

Monster Energy Yamaha Factory Racingのロマン・フェーブルとジェレミー・ファン・フォルベーク、そしてWilvo Yamaha Official MXGPのアーヌー・トヌスは、パンカルピナンの悪化したサンドコースに苦しんだ。

フェーブルはレース当日朝のウォームアップ走行で転倒し肩を痛めたが、レースのスタートに向けての集中し、YZ450FMを駆ってホールショットを奪う。オープニングラップで10番手まで順位を落としたが、すぐにリズムをつかみ、またラインを見つけ、トップグループの追撃を開始。ディフェンディングチャンピオンのティム・ガイザー(ホンダ)、世界タイトルを8度獲得しているアントニオ・カイローリ(KTM)を相手に、トップ3フィニッシュを目指し4番手まで順位を上げたが、残り3周となったところでリタイアとなった。

トップ5内を走行していたフォルベークも、他の多くのライダーと同様にマディーコンディションに苦しめられ、10位でフィニッシュした。またトーヌスは15位でフィニッシュした。

19ラウンドある2017シリーズの中で最も厳しいカタールとインドネシアでのGPが終了。次戦は舞台を南米に移し、3月18・19日にアルゼンチンのパタゴニアで開催される。

MXGP RESULT Race.1

RIDERS RANKING MXGP

CONSTRUCTORS RANKING MXGP

COMMENT

Wilvo Yamaha Official MXGP Team

ショーン・シンプソン選手談(優勝)

「すばらしい結果であり、まるで夢のようだ。好スタートが切れたのは良かった。僕はサイティングラップを走らなかったのでちょっと不安だったけど、チーム監督のルイスと話したら、良いラインを教えてくれたので、どこを走るべきかのアイディアは持っていた。6番手か7番手でスタートして、2・3選手をかわした。ティム・ガイザーを抜いて5番手まで上がれば、前に出られることはわかっていた」

Monster Energy Yamaha Factory Racing

ジェレミー・ファン・フォルベーク選手談(10位)

「スタートはすごく良かったけどクラッシュしてしまった。その後、再走して自分のペースを取り戻したけど、厳しいコンディションの中で再びアクシデントに見舞われ、僕はマシンから振り落とされてしまった。それでも10位で完走できたのだから満足している。2度クラッシュし、コースも難しく、まるでギャンブルのようだった」

ロマン・フェーブル選手談(18位)

「肩に痛みがあったが、良いライディングをすることができたね。マシンのためにサイティングラップは走らなかったので、ホールショットを奪うことができたけど、最初のジャンプを飛べなくて多くの選手に抜かれてしまった。その後、リズムをつかむことができ順位を上げたのに、スタックして完走できなかった。本当に残念だ」

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