スーパーバイク世界選手権
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどSBKクラスに関する情報をお届けします。
Rd.12 10月16-18日 スペイン
RACE DATA
■大会名称:スーパーバイク世界選手権 第12戦スペイン
■開催地:ヘレス/スペイン(4.423 km)
WorldSBK レース1
■開催日:2026年10月17日(土)
■周回数:20周 (88,460 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:26度
■路面温度:38度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分36秒629)
■FL:N・ブレガ(Ducati/1分38秒195)
WorldSBK スーパーポールレース
■開催日:2026年10月18日(日)
■周回数:10周 (44,230 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:20度
■路面温度:23度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分36秒629)
■FL:N・ブレガ(Ducati/1分37秒196)
WorldSBK レース2
■開催日:2026年10月18日(日)
■周回数:20周 (88,460 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:23度
■路面温度:30度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分36秒629)
■FL:N・ブレガ(Ducati/1分37秒573)
REPORT
WorldSBK 10月17日(土)
ロカテッリ選手13位、ビエルゲ選手はリタイア
Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official TeamのA・ロカテッリ選手はグリッド7列目から追い上げて13位。チームメイトのX・ビエルゲ選手はトップ10争いを展開していたが、マシントラブルでリタイアした。
ビエルゲ選手は午前中に行われたフリープラクティス第3セッションで8番手と好調。スーパーポールでは序盤は好位置につけたものの、2度目の走行でミスがあり11番手にとどまった。レース1はグリッド4列目からスタートし、序盤はタイヤを温存しながらトップ10を目指していたが、7ラップ目に技術的な問題が発生してリタイアした。
ロカテッリ選手はスーパーポールで苦戦し、レース1はグリッド7列目からのスタート。懸命のプッシュで挽回を図り、7つポジションを上げて13位でチェッカーを受けた。
ガードナー選手とマンジ選手はそれぞれ15位と18位
ガードナー選手はスーパーポールで17番手にとどまり、レース1はグリッド6列目からのスタート。序盤でやや後退したが、安定したペースで周回を重ねるうちに徐々に順位を上げ、後半は多くの時間帯で16番手をキープした。最終ラップではオーバーテイクを成功させて15位でゴールし、1ポイントを獲得した。
マンジ選手はスーパーポールで19番手。前半はハイペースをキープして着実に順位を上げていたが、後半はグリップ低下に苦しみ、最終的に18位でチェッカーを受けた。
WorldSBK 10月18日(日)
レース2でビエルゲ選手12位、ロカテッリ選手16位
今シーズンをもってチームを離れることとなるPata Maxus Yamaha WorldSBK Official TeamのX・ビエルゲ選手が最終レースで渾身の走り。スーパーポール・レースでは最終ラップで9位に上がり、グリッド3列目を獲得した。
頭上に灰色の雲が広がるなかで行われたレース2はフラッグ・トゥ・フラッグレースも予想されており、最後の数ラップで雨粒が落ち始めたが、そのまま最後まで無事に続行された。
ビエルゲ選手は午前中に行われたスーパーポール・レースで果敢に攻め、最終ラップでオーバーテイクを成功させて9位を獲得した。レース2はグリッド3列目から絶好のスタート。その後もハイペースを維持して多くの時間帯でトップ9をキープした。しかし序盤でタイヤを酷使したことで後半はペースが上がらなくなり、12位に後退してチェッカーを受けた。
シーズンを通して努力を続け、献身性とプロ意識を持って取り組んできたビエルゲ選手にふさわしい最終戦となった。スタッフ全員から尊敬と祝福を受け、今大会をもってチームを去ることとなる。
ロカテッリ選手は厳しい戦いを強いられた。スーパーポール・レースでは、とくに高速コーナーでフィーリングがつかめず20番手と苦戦。レース2はグリッド7列目から懸命に挽回し16位でゴールした。来月には同サーキットに戻り、2027年シーズンに向けたテストに参加する。
レース2は、マンジ選手17位、ガードナー選手19位
GYTR GRT Yamaha WorldSBKのS・マンジ選手とR・ガードナー選手はスーパーポール・レースでそれぞれ14位と17位。シーズン最終レースのレース2は17位と19位で終えた。
マンジ選手はスーパーポール・レースを19番グリッドからスタート。10ラップを通じてハードプッシュを続け、5つポジションを上げて14位でゴールした。レース2でもハイペースをキープしていたが、終盤になるとグリップ低下により徐々に後退し、17位でチェッカーを受けた。
ガードナー選手はスーパーポール・レースで出遅れてオープニングラップで20位に後退。すぐさま挽回を図り、3ラップ目にはグリッドポジションの17位に復帰したが、その後のポジションアップはならず、17位でゴールした。レース2は後半でタイヤのグリップ低下に苦戦し、19位でチェッカーを受けた。
WSBK RESULT Race.1
WSBK RESULT Superpole Race
WSBK RESULT Race.2
RIDERS RANKING WSBK
CONSTRUCTORS RANKING WSBK
COMMENT
WorldSBK 10月17日(土)
Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official Team
A・ロカテッリ選手(13位)
「ここまであまり良いところがありません。マシンに好感触をつかめず、スーパーポールでは思うようにプッシュできず、タイムも上がりませんでした。レース1では順調に挽回してポジションを上げたのですが、まだ十分ではありません。とくに高速コーナーのフィーリングに苦戦しています。明日に向けてこの部分の改善に取り組み、シーズン最終レースで最大限の成績を目指していきます」
X・ビエルゲ選手(DNF)
「ウイーク2日目は順調にスタートしました。フリープラクティス、スーパーポールともに、コースのいくつかの箇所でタイムをかせげることがわかりました。しかし残念ながら、2本目のタイヤで1分37秒台を目指しているときに第3セクターで転倒してしまいました。ここは昨日からずっと苦戦してきた場所でしたが、トライしてみなければわかりません。レース1は厳しい戦いになるとわかっていました。好スタートを切ってトップ10争いを展開しながら、タイヤの温存にも最大限に注意を払っていました。ところが終盤でマシンに不具合が出て最後まで走り切ることができませんでした。明日また頑張ります」
GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team
R・ガードナー選手(15位)
「楽な戦いではありませんでした。明日に向けて改善すべき点をすべて見直していきます。レース終盤は懸命にプッシュして1ポイントを獲得できましたが、これも当然、私たちが望んでいるポジションではありません。明日はここからさらに上を目指して戦っていきます。チーム全員が好成績でシーズンを締めくくりたいと思っており、自信を持って最善の結果を追求していきます。天候も気になるところで、ウエット・コンディションの可能性もありそうです」
S・マンジ選手(18位)
「ウイーク2日目は期待通りにはいきませんでした。あらゆるチャンスを最大限に活かせるよう懸命にプッシュしましたが、残念ながら、それではまだ足りませんでした。シーズン最終日に向けて努力を続け、パフォーマンス向上を目指していきます。誰もが今シーズンを良い形で締めくくりたいと願っています。自信を持ち続け、あらゆるチャンスを活かし、予測不可能な天候が有利に働く可能性も含めて期待を持って臨みます」
WorldSBK 10月18日(日)
Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official Team
X・ビエルゲ選手(9位/12位)
「今日はとても充実していました。とくにスーパーポール・レースはかなり速いペースで走ることができました。決勝用のノーマルタイヤで順調に挽回し、トップ9争いに加わりました。そして最終ラップのオーバーテイクで9位に上がり、レース2のグリッドを3列目に押し上げることができたのです。レース2は20ラップあるので、10ラップのスーパーポール・レースとは大きく異なります。そのためレース2が厳しい戦いになることはわかっていました。好スタートを切り、集団に加わりましたが、彼らについて行くために毎ラップでタイヤを酷使し続けました。その結果残念ながら、ペースが落ち始めたのです。それでも最後まで全力を尽くしました。最終順位は私たちの1年間の努力を完全に反映するものにはなりませんでしたが、シーズン最終日を堅実な形で締めくくることができたと思っています。Pata Maxus Yamahaチームのハードワークに感謝し、今後のさらなる成功をお祈りします」
A・ロカテッリ選手(20位/16位)
「非常に厳しい週末になってしまいました。とくに高速コースに苦しめられました。マシンのフィーリングをつかんでその部分を改善していこうとしていたのですが、簡単ではありませんでした。シーズンをこのような形で終えるのは残念ですが、いつも通りにベストを尽くし、自分にできることはすべて試みました。来シーズンに向けて自信を取り戻し、一歩前進するためには今までとは異なる方向性を模索し、異なる開発に取り組む必要があります。チームとともに力を合わせ、きっと成し遂げられると信じています。ヤマハは私を、私はヤマハを信頼しています。この関係を大切にしながらマシンの良いフィーリングを見つけ、継続的に改善を目指していきます。昨年はここでランキング3位争いを展開していたのですから、それが可能なことはわかっています。来年、大きく飛躍するためにチーム一丸となって全力で戦います」
P・デニング(チーム代表)
「チームにとって非常に厳しいシーズンが終わりました。しかしそのなかには前向きな兆しも見られ、2027年シーズンへの大きなモチベーションを得ることができました。ヤマハの全スタッフ、そしてこの、非常に結束の強い我がチームを代表し、この場をお借りしてプロジェクトの生命線とも言えるすべてのパートナーに心から感謝申し上げます。また、表彰台争いへの復帰に向けた決意があらゆるレベルで揺るぎないものであることを、明確に宣言したいと思います。
同様にチャビ・ビエルゲ選手にも心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。彼は常に献身的でプロフェッショナルであり、私たちがこれまで一緒に仕事をしたなかで最も協力的なライダーだったと感じています。来シーズンのジャック・ミラー選手の加入はもちろん喜ばしいことですが、一方で、チャビとともに歩めなくなるのは非常に残念でなりません。彼の今後の活躍を心から願うとともに、またチャンスがあれば私たちは扉を大きく開けて迎えます。チームやクルーにも感謝しています。4週間後にはまたこのサーキットに戻り、2027年シーズンをスタートさせます。ヤマハがニューパーツを大量に持ち込む重要なテストになります。性能調整(BoP、Balance of Performance)が大きく変更されることもあり、今後の開発においては新たな決意とポジティブな姿勢で取り組み、大きな成功を目指して挑戦することになります」
GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team
S・マンジ選手(14位/17位)
「最終戦は望んでいた形にはなりませんでした。でもその事実を受けとめ、前を向いて進んでいかなければなりません。非常に厳しいルーキー・シーズンとなりましたが、年間を通じてたくさんのことを学び、日々チームとともに全力で頑張ってきました。彼らの努力と献身に心から感謝しています。私たちはすでに来シーズンのことを考えています。より強くなって戻って来たいと全員が願っています。2027シーズンに向けた準備もまもなく始まります」
R・ガードナー選手(17位/19位)
「全体的に非常にタフな一日でした。正直なところ、もう少しいいパフォーマンスができると思っていましたが、残念ながら、スーパーポール・レースもレース2もかなり苦戦してしまいました。このような形でシーズンを終えるのは残念ですが、結果をしっかり受け止め、来シーズンに向けて前向きに頑張りたいと思います。このあとはオフシーズンを楽しみますが、より強くなって戻ってくるため2027シーズンへの準備を始めます」























