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スーパーバイク世界選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどSBKクラスに関する情報をお届けします。

Rd.04 5月1-3日 ハンガリー

RACE DATA

■大会名称:スーパーバイク世界選手権 第4戦ハンガリー
■開催地:バラトンパーク/ハンガリー(4.075 km)

WorldSBK レース1
■開催日:2026年5月2日(土)
■周回数:21周(85,575km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:23度
■路面温度:40度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分38秒094)
■FL:N・ブレガ(Ducati/1分38秒783)

WorldSBK スーパーポールレース
■開催日:2026年5月3日(日)
■周回数:8周(32,600 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:20度
■路面温度:35度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分38秒094)
■FL:N・ブレガ(Ducati/1分38秒230)

WorldSBK レース2
■開催日:2026年5月3日(日)
■周回数:21周 (95,382 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:10度
■路面温度:15度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分38秒094)
■FL:N・ブレガ(Ducati/1分38秒569)

REPORT

WorldSBK 5月2日(土)
ロカテッリ選手7位、ビエルゲ選手10位

Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official TeamのA・ロカテッリ選手とX・ビエルゲ選手は、レース1でそれぞれ7位と10位。ビエルゲ選手は16番グリッドから果敢な追い上げを見せた。

ロカテッリ選手はスーパーポールで6番手と健闘。5番手の選手がペナルティーによりポジションを下げたため。グリッド2列目中央を確保した。レース1では絶好のスタートを決めたあと、超タイトな第1コーナー進入でY・モンテッラ選手(ドゥカティ)とM・オリベイラ選手(BMW)に挟まれる形になり、ハンドルバーがぶつかり合う熾烈な戦い。序盤で6位をキープしたあと中盤は8位まで後退していたが、残り5ラップでA・スーラ選手(ドゥカティ)をとらえて7位に上がり、その後はタイヤの消耗を巧みにコントロールしながらポジションを守り切った。

ビエルゲ選手はスーパーポールで17番手にとどまりグリッド6列目と厳しい状況だったが、レース1では絶好のスタートで一気に10番手まで浮上。2ラップ目でさらにひとつ上げ、終盤までそのポジションをキープした。しかし残り2ラップでS・ロウズ選手(ドゥカティ)に先行を許し、10位でチェッカーを受けた。

GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team、レース1で苦戦

GYTR GRT Yamaha WorldSBK TeamのS・マンジ選手とR・ガードナー選手は、レース1でそれぞれ15位と16位だった。

午前中に行われたフリープラクティス第3セッションでは、マンジ選手が1分39秒489を記録して11番手。自信を持ってスーパーポールに臨んだが、セッション終盤で転倒があり、ラップタイムを更新できないまま1分40秒390の19番手にとどまった。

レース1では好スタートを切り、オープニングラップでポジションアップ。その後も安定したペースで21ラップを走り切り、15位でチェッカーを受けて1ポイントを獲得した。

ガードナー選手はスーパーポールで1分39秒602を記録して14番手。しかしその後、3ポジションダウンのペナルティーを受け、17番グリッドからのスタートとなった。レース1では決意の走りで挽回を目指し、序盤で熾烈なバトルを展開。中盤まで15番手をキープしていたが、後半はグリップに苦戦し、残り5ラップで16位に後退した。

WorldSBK 5月3日(日)
Pata Maxus Yamaha、不運の展開

Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official TeamのX・ビエルゲ選手とA・ロカテッリ選手は、ハンガリー大会最終日のふたつのレースでフル・ポテンシャルを出し切ることができなかった。ビエルゲ選手は12位、ロカテッリ選手は転倒リタイアに終わった。

ビエルゲ選手はウイークを通じて予選順位に苦しめられる展開となった。スーパーポール・レースは17番グリッドからスタートして10位まで挽回する見事な走り。しかしレース2のグリッドを上げるには1ポジション足りず、15番グリッドからスタート後、ブレーキングやレース後半のリアグリップ低下に苦戦して12位にとどまった。

ロカテッリ選手はスーパーポール・レースのオープニングラップ第6コーナーでM・オリベイラ選手とともに転倒。これにより赤旗中断となり、再開後のレースは8ラップに短縮して行われた。ロカテッリ選手はレース・ディレクションによりダブル・ロングラップペナルティを課され、十分な追い上げができずに13位にとどまった。レース2はグリッド4列目からスタートとなり難しい展開を強いられるなか、オープニングラップの最終コーナーで予期せぬハイサイドにより転倒し、そのままリタイアした。

ガードナー選手とマンジ選手、ともにトップ10入り

GYTR GRT Yamaha WorldSBK Teamは良い結果で今大会を締めくくった。R・ガードナー選手とS・マンジ選手は、レース2でそれぞれ9位と10位獲得と健闘した。

ガードナー選手は自信を持って臨んだスーパーポール・レースで11位。トップ9にはわずかに届かず、グリッド4列目からレース2をスタートした。オープニングラップから好調な走りを見せ、7ラップ目に10位に浮上。その後も安定したハイペースで周回を重ね、残り3ラップで9位に上がってチェッカーを受けた。

マンジ選手はスーパーポール・レースを19番グリッドからスタートし、14位まで上げてフィニッシュ。勢いをそのままにレース2を17番グリッドから好スタートを切り、オープニングラップから好調ぶりを発揮した。ハイペースを維持して着実にポジションを上げていき、最終的にガードナー選手に続く10位でゴールした。

WSBK RESULT Race.1

WSBK RESULT Superpole Race

WSBK RESULT Race.2

RIDERS RANKING WSBK

CONSTRUCTORS RANKING WSBK

COMMENT

WorldSBK 5月2日(土)
Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official Team

A・ロカテッリ選手(7位)

「予選がとても好調でしたし、決勝でもフィーリングは悪くありませんでした。その意味で基本的には'素晴らしい一日'と言っておこうと思いますが、明日は必ず、もっと上を目指します。決勝中はリアグリップに少し苦戦しました。ブレーキングゾーンは好調なので、これを維持し、リアグリップについてもう一歩、改善できればかなり良くなると思います。調子はいいですが、ここからさらにハードにプッシュしてスピードを上げていくのは簡単ではありません。それでも今はデータを徹底的に分析し、前進するための時間です。明日のスーパーポール・レースでグリッド好位置獲得を目指し、午後からのレース2でまた頑張ります」

X・ビエルゲ選手(10位)

「マシンに良いフィーリングをつかめない初めての週末と言っていいでしょう。いつものような走りができないのです。原因追求に取り組んでいますが、チーム加入1年目であることと、あまり慣れていないコースにやって来たということで、私たちは初めてこのように難しいチャレンジを強いられています。たくさんのことを試し、レース1ではようやく適切な走りができるセッティングが見つかりました。目標にしていた好スタートを成功させ、そのあとは前の集団について行こうと懸命にプッシュしました。ウイーク序盤は非常に厳しい状況で、16番グリッドからのスタートだったことを考えれば、今日の展開を喜んでいいと思います。良かった点を把握したうえで、明日は総合的なパフォーマンス向上を目指していきます」

GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team

S・マンジ選手(15位)

「予選セッションで思うようにプッシュできなかったのがとても残念です。フリープラクティス第3セッションは好調だったので、自信を持ってスーパーポールに臨みましたが、転倒の影響で順位を上げられませんでした。19番グリッドと厳しい状況になりましたが、決勝ペースには自信がありました。レース後半でラップタイムを更新し、プッシュし続けられたのはとても良かったと思います。一歩一歩、進んで行かなければなりません。今のポジションには満足していませんが、進化を続け、日曜日のレース2で活躍を目指します」

R・ガードナー選手(16位)

「残念ながら厳しい戦いになりました。スーパーポールで懸命にプッシュしましたが14番手にとどまり、ペナルティーで3つ下げられて、さらに難しい状況になりました。決勝は序盤でポジションを上げて上位グループについて行く作戦で、スタートはあまりうまくなかったもののペースは非常に好調でした。しかしレース後半でグリップに苦戦し、少しずつ後退してしまいました。グリップの問題は明日に向けて解決しなければなりません。ハードワークを続けて改善を目指し、良い形でウイークを終えられるよう頑張ります」

WorldSBK 5月3日(日)
Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official Team

X・ビエルゲ選手(10位/12位)

「ハンガリー大会は非常に難しいラウンドになりました。初日の金曜日から死に物狂いで頑張ってきて、一時は良い状況もあったのですが、今日のレース2ではまたかなり苦戦し、とくにレース後半は大変でした。チーム加入以来、初めて経験する本当にタフな週末であり、対処の仕方を理解するため多くのことを分析する必要があります。今言えることは、ヤマハとチームのハードワークへの感謝の気持ちです。次のモストまで1週間あるので、すべてを見直し、バッテリーを充電し直して戻って来ます」

A・ロカテッリ選手(13位/DNF)

「初めにスーパーポール・レースについて話さなければなりません。何よりも他のライダーを巻き込みたくなかったですし、怪我をさせたくありませんでした。ミゲール(オリベイラ)には本当に申し訳なく思っています。私にペナルティーを課したレース・ディレクションについてはお話ししたくありません。ペナルティーと低いグリッド・ポジションにより、レース2では多くの努力が必要でしたが、マシンのフィーリングがとても良かったので、必ずうまくいくと考えていました。残念ながら、転倒の原因はまだわかっていません。今回は大きなバッドラックだったと思いますが、そのなかにもポジティブな面もあり、マシンのフィーリングは初日からずっと良かったので満足していました。そして常にベストを尽くしました。前を向いて次の大会に集中していきます。トップとの差を詰めるためには間違いなくハードワークが必要です。これが現実です」

P・デニング(チーム代表)

「アッセンでの好調に続き、ここバラトンパークでも順調なスタートを切っていましたが、その後の展開は非常に難しいものになりました。とくに今日は厳しい結果になっていまいました。昨日のレース1ではロカ(ロカテッリ)が素晴らしい走りを見せましたし、チャビ(ビエルゲ)も見事な追い上げでトップ10に入りました。ところが今日は計画通りにはいきませんでした。ロカのほうは、スーパーポール・レース1周目のアクシデントそのものよりも、むしろダブル・ロングラップペナルティ―というかなり疑わしい決定による影響が大きかったと思います。他のライダーに後ろから追突されるのはレースではあり得ることですが、それに対するペナルティーはまったく別のことで、私たちには理解できません。本当ならグリッド2列目からスタートし、トップグループで素晴らしい走りを見せていたはずですが、このことがスーパーポール・レースにもレース2にも影響を及ぼし、集団に巻き込まれて順位を下げてしまいました。最終コーナーでの激しいハイサイドにもかかわらず、"表面上"の怪我で済んだことは本当にラッキーでした。
チャビはスーパーポール・レースで17番グリッドからまたも見事な追い上げでトップ10まで挽回しました。しかしレース2のグリッド・ポジションを上げるには1ポジション足りませんでした。チームとしては適切なセッティングに仕上げることに集中し、エンジニアとともにできることはすべてやり尽くしました。しかしながらブレーキングで苦戦し、グリップもレース全体において厳しい状況となり、12位が精一杯でした。ロカはチャンピオンシップ・ランキングを大幅に向上できるはずのチャンスを失ってしまいましたが、過去を振り返ることよりも次のチェコ大会でフル・ポテンシャルを発揮することに集中していきます」

GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team

R・ガードナー選手(11位/9位)

「終わってみれば、ポジティブな締めくくりになったと思います。昨日と比べて大幅に進化できたので、良かったところに焦点を当てるべきだと思っています。スーパーポール・レースでは、レース2のグリッド・ポジションを上げる条件となるトップ9に近づくことができました。わずかに足りませんでしたが、悪くない結果でした。レース2では最後まで良いペースを維持して走ることができました。大きな励みであり、ウイーク序盤のことを考えれば9位という結果が進化を証明しています。この勢いを維持し、自信を持って次のモストに臨みたいと思います。以前に良いパフォーマンスをお見せできた場所です」

S・マンジ選手(14位/10位)

「今日もいいレースができました。良い状況が安定的に続くようになってきました。ウイーク初日の金曜日から大幅に改善され、ここまでの進化に満足しています。初日をもっと力強くスタートできれば、まだ眠ったままの潜在力を発揮できるとわかっているので、ますますモチベーションが上がっています。レース後半でとくにペースが良く、レミー(ガードナー)に追いついてバトルすることができました。次の大会が待ち遠しく、さらに前進を目指していきます。最後に、クルーチーフのトマッソと奥様に3男誕生のお祝いを伝えたいと思います。あめでとうございます!」

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