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スーパーバイク世界選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどSBKクラスに関する情報をお届けします。

Rd.03 4月17-19日 オランダ

RACE DATA

■大会名称:スーパーバイク世界選手権 第3戦オランダ
■開催地:アッセン/オランダ(4.542 km)

WorldSBK レース1
■開催日:2026年4月18日(土)
■周回数:21周 (95,382 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:14度
■路面温度:21度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分32秒144)
■FL:N・ブレガ(Ducati/1分33秒341)

WorldSBK スーパーポールレース
■開催日:2026年4月19日(日)
■周回数:10周(45,420 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:11度
■路面温度:15度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分32秒144)
■FL:N・ブレガ(Ducati/1分32秒357)

WorldSBK レース2
■開催日:2026年4月19日(日)
■周回数:21周 (95,382 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:10度
■路面温度:15度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分32秒144)
■FL:N・ブレガ(Ducati/1分33秒162)

REPORT

WorldSBK 4月18日(土)
ロカテッリ選手がレース1で6位獲得

Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official TeamのA・ロカテッリ選手がレース1で6位を獲得。チームメイトのX・ビエルゲ選手はスーパーポール5位の優位性を活かせず10位でフィニッシュした。

ウイーク初日から好調ぶりを見せてきたビエルゲ選手は、スーパーポールで5番手を獲得してグリッド2列目を確保。しかしレース1ではスタートで出遅れ、序盤から苦しい展開を強いられた。中盤は一時7番手まで挽回していたが、その後、雨が降り出すとペースが上がらず、後続に追い上げられて10位でゴールした。

ロカテッリ選手はスーパーポールでビエルゲ選手から0.122秒遅れの9番手。グリッド3列目から好スタートを切って上位グループについていき、安定したペースで周回を重ねながらコンスタントに6番手をキープした。終盤に入ると、15ラップ目あたりからT・マッケンジー選手(ドゥカティ)、Y・モンテッラ選手(ドゥカティ)、M・オリベイラ選手(BMW)らに追い上げられ、激しい接近戦のなかで何度も順位を入れ替える展開。残り3ラップで再び6番手に上がり、そのままポジションを維持してチェッカーを受けた。

ガードナー選手が14位でポイント獲得、マンジ選手は19位

GYTR GRT Yamaha WorldSBK TeamのR・ガードナー選手とS・マンジ選手は、スーパーポール、レース1ともに難しい展開を強いられた。そのなかでもガードナー選手はレース1で14位に入りポイントを獲得、マンジ選手は19位にとどまった。

ガードナー選手は午前中に行われたフリープラクティス第3セッションで1分33秒405を記録して6番手。自信を持って臨んだスーパーポールでは最終コーナーで小さなミスがあり、1分33秒229の10番手にとどまった。

レース1はグリッド3列目から順調にスタートし、序盤から安定したペースを維持して6番手争いの後方につけた。しかし7ラップ目で他車と接触して16番手まで後退。ここからしばらくは苦しい展開が続いたが、終盤で2台を抜いて14位でチェッカーを受けた。

マンジ選手はスーパーポールを20番手で終え、レース1のグリッドは7列目。序盤は思うようにペースが上がらず苦戦していたが、周回を重ねるうちにリズムをつかみ、少しずつペースも上がっていった。ロングラップ・ペナルティにより後退したあとも最後までプッシュを続けて19位でゴールした。

WorldSBK 4月19日(日)
レース2でビエルゲ選手7位、ロカテッリ選手8位

Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official TeamのX・ビエルゲ選手がスーパーポール・レース6位、レース2で7位と健闘。ロカテッリ選手もそれぞれ9位、8位と復調の兆しを見せた。

前日のレース1のスタートで出遅れたビエルゲ選手。スーパーポール・レースでは絶好のスタートを決め、オープニングラップで4位に浮上した。レース中盤は6位をキープし、その後ひとつ下げていたが、最終ラップでD・ペトルッチ選手(BMW)をとらえて6位を獲得した。レース2もスタートで上位グループに加わり5位争いを展開。熾烈なバトルのなかで難しいタイヤ・コントロールを強いられたが、懸命に食らいついて最終的に7位でチェッカーを受けた。

ロカテッリ選手はスーパーポール・レースの最終ラップで9位に上がり、レース2のグリッド3列目を確保。しかしオープニングラップの最終シケインで他車に押し出され、大きく順位を下げてしまった。ここから挽回し、着実にポジションを上げていくと残り4ラップで9位に浮上。さらに最終ラップで1台をパスして8位を獲得した。

ガードナー選手14位、マンジ選手15位でともにポイント獲得

GYTR GRT Yamaha WorldSBK TeamのR・ガードナー選手とS・マンジ選手はレース2でそれぞれ14位と15位を獲得し、貴重なチャンピオンシップ・ポイントを手中にした。

ガードナー選手はスーパーポール・レースでトップ9を目指したが、ロカテッリ選手にわずかに届かず10番手。これによりレース2は11番グリッドからスタートすることとなり、序盤はハイペースを維持していたものの、終盤でグリップが低下すると徐々に順位を下げて14位でゴールした。

ルーキーのマンジ選手は着実な成長を見せた。スーパーポール・レースで16位に入り、レース2では20番グリッドから好スタート。ペースをつかんで10位集団との差を詰め、最後まで力強い走りを続けて15位でチェッカーを受けた。

WSBK RESULT Race.1

WSBK RESULT Superpole Race

WSBK RESULT Race.2

RIDERS RANKING WSBK

CONSTRUCTORS RANKING WSBK

COMMENT

WorldSBK 4月18日(土)
Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official Team

A・ロカテッリ選手(6位)

「昨日は苦戦しましたが、今日は予選に向けてしっかり作戦を練り、いい仕事ができました。フィーリングが戻り始めており、スピードを上げるのが少し楽になってきた感じがあってR1の全体的な改善につながっていると思います。予選に続き決勝はさらに好調でとても満足しています。でも結果がまだ十分ではないので、引き続き改善を目指していきます。またトップとの差も依然として大きいので、現実をしっかり受け止め、前を向いてハードワークに取り組み、走るたびにレベルアップできるよう頑張ります。雨もあり難しいコンディションになりましたが、うまく対応し、6位でフィニッシュできました。完璧とは言えませんが、ポジティブな前進ととらえています」

X・ビエルゲ選手(10位)

「レース結果には喜べません。ウイーク初日からペースが良く非常に順調だったので、予選での好順位獲得が今日の最初の目標になりました。そして5番手のタイムを記録してグリッド好位置を確保することができました。ところが決勝ではスタートで出遅れてしまい、序盤の数ラップは順位を取り戻すための走りとなりました。しかしそれもなかなかうまくいかず、その間にもフロントタイヤのとくに右側が摩耗して早々に苦戦を強いられました。終盤の9ラップは右コーナーでのコントロールが難しく、雨が降り出すと後続が次々に迫ってきました。集団に飲み込まれ、フロントタイヤをうまく使えないなかでポジションを守るのはかなり困難な状況でした。好成績を狙えるだけの速さを持っていただけに悔しい結果になりましたが、今日のレースからしっかり学ばなければなりません。あと2回チャンスがあるのでリベンジします」

GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team

R・ガードナー選手(14位)

「予選でもう少し上の順位を獲得できるはずでしたが、最終セクターで小さなミスをしてグリッド2列目スタートとなってしまいました。好スタートを決めて前の集団に近づくことができたのですが、やはり10番手からの挽回は簡単ではありません。そのあと他車に接触されてはらみ、順位を下げてしまいました。そこから懸命に挽回して何とかポイントを獲得できました。ペース自体はとても順調なので、明日のスーパーポール・レースとレース2でさらに上を目指します」

S・マンジ選手(19位)

「依然として苦戦が続いていることは間違いありません。懸命に仕事に取り組み、小さな改善は見られていますが、目標のレベルにはまだ届いていません。決勝中のペースは悪くなく、周回を重ねるたびに自信が増しています。ロングラップ・ペナルティにより後退することになったのは残念ですが、明日はもう一歩前進し、良い形で今大会を締めくくれるよう頑張ります」

WorldSBK 4月19日(日)
Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official Team

X・ビエルゲ選手(6位/7位)

「昨日のレース1でとても多くのことを学びました。そして昨晩はかなり悩みました。スーパーポール・レースでは好スタートを切って上位グループにつくことができたので、自分のライディング・スタイルを最大限に発揮できました。好成績獲得を目指して最後までプッシュし、最終コーナーでペトルッチ選手を抜いて6位に入りました。レース2もスタートがうまくできてトップ6の集団を追っていましたが、ラスト4ラップでフロントタイヤがだめになってしまいました。それでも今回はとても充実していました。それにヤマハ加入からまだ3戦目なのです。もちろん、もっと多くを期待していたのですが、ポジティブにとらえたいと思っています。チームも私もいい仕事ができていると思います。互いに取り組み方を理解し、着実に改善できています。昨日のレース1ではタイヤで苦戦しましたが、私たちは常に学び、成長することができます。このあとは、あらゆる面での限界値を見つけていくことが重要になります。今はとてもハッピーです。チームのみんなのハードワークに心から感謝し、ともに次回バラトンパークへと進んで行きます」

A・ロカテッリ選手(9位/8位)

「レース2はアンラッキーでした。序盤の最終シケインで他のライダーに押し出され、コースに復帰したときにはたくさんのポジションと時間を失っていたのです。懸命に挽回しましたが、ペースが速く初めはなかなかうまくいきませんでした。ステップバイステップ、ラップバイラップで少しずつ取り戻し、自分のリズムをつかむと順位を挽回して好位置でゴールできました。それでもまだ目標には届いていませんが、前のポルティマオやフィリップアイランドに比べれば格段に良くなっており、良い仕事ができていると確信しています。完全に復活したとは言いたくありませんが、間違いなく前進しており、レースを楽しめています。そして以前は何に苦しんでいたかも理解できたように思います。次回ハンガリー大会が楽しみです。昨年はいいレースができた場所ですから」

P・デニング(チーム代表)

「今回の目標は、改善を続けて上位グループとの差を縮め、競争力を最大限に発揮することでした。とくにアンドレア(ロカテッリ)については"old Loka"の姿を取り戻してほしいと願っていました。全体的には、これらの目標をかなり達成できたと考えています。予選と2つのレースでトップ6に入ることができ、チャビ(ビエルゲ)は非常に好調でしたし、アンドレアも復調が見られました。今はまだマシンとライダーのポテンシャルを最大限に引き出すことに注力する段階で、一歩一歩着実に目標に近づいています。ヤマハはマシンの性能向上に全力を注ぎ、チーム全体で最高のパフォーマンスを引き出すべく努力を続けています。ふたりのライダーも決してあきらめない強い気持ちを持ち、プロ意識が極めて高く、さらに上を目指す準備ができています」

GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team

R・ガードナー選手(10位/14位)

「狙い通りとはいきませんでしたが、今日はいくつか変更を試み、しっかりプッシュできました。スーパーポール・レースはとても好調でしたが、最終コーナーでトップ9を守れなかったのは残念です。レース2も序盤はいいペースで走れていましたが、終盤で苦しくなりポジションを下げてしまいました。ポテンシャルは持っているので、次回こそ最大限に発揮できるよう頑張ります」

S・マンジ選手(16位/15位)

「週末をまずまずの形で終えることができました。もちろんまだ目標には届いていませんが、走るたびに成長しており、今回は大きな進歩があり励みになりました。スーパーポール・レースで一歩前進し、レース2ではさらに順位を上げることができました。まだまだ改善の余地があるので、ここから着実に積み上げていき、自信を持って次のラウンドに臨みたいと思います」

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