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スーパーバイク世界選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどSBKクラスに関する情報をお届けします。

Rd.06 5月29-31日 アラゴン

RACE DATA

■大会名称:スーパーバイク世界選手権 第6戦アラゴン
■開催地:アラゴン/スペイン(5.077 km)

WorldSBK レース1
■開催日:2026年5月30日(土)
■周回数:18周 (91,386 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:30度
■路面温度:48度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分46秒836)
■FL:N・ブレガ(Ducati/1分48秒681)

WorldSBK スーパーポールレース
■開催日:2026年5月31日(日)
■周回数:10周 (50,770 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:23度
■路面温度:37度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分46秒836)
■FL:N・ブレガ(Ducati/1分47秒709)

REPORT

WorldSBK 5月30日(土)
ビエルゲ選手がポイント獲得、ロカテッリ選手は転倒リタイア

Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official TeamのX・ビエルゲ選手が13位でポイント獲得。チームメイトのA・ロカテッリ選手は5ラップ目に転倒し、リタイアした。

先だって行われたスーパーポールではロカテッリ選手が10番手、ビエルゲ選手が12番手につけ、ともにグリッド4列目を確保。レース1は順調なスタートからポジションを維持していたが、ロカテッリ選手は11位走行中、第14コーナーで転倒。最後尾で再スタートしたものの、その後ピットに戻りリタイアとなった。

ビエルゲ選手は過酷な暑さのなかで十分なグリップが得られず苦戦。思うようにペースを上げられないまま13位でゴールした。

マンジ選手が12位でポイント獲得、ガードナー選手は17位

GYTR GRT Yamaha WorldSBK TeamのS・マンジ選手が19番グリッドから挽回し、12位でゴール。チームメイトのR・ガードナー選手は13番グリッドからスタート後、終盤までポジションを維持していたが、最終ラップではらみ、17位まで後退してチェッカーを受けた。

マンジ選手はスーパーポールでグリップ不足に悩まされ、ポテンシャルを発揮しきれず1分49秒133の20番手。セッション終了後に他車のペナルティを受けてひとつ上がり、グリッド・ポジションは19番手となった。レース1では絶好の飛び出しを見せ、オープニングラップで16位に浮上。その後もハイペースを維持して着実にポジションを上げ、最終的に12位でゴールして貴重なポイントを獲得した。

ガードナー選手はスーパーポールで15番手につけ、レース1は13番グリッドからスタート。安定した走りで終盤まで13位を守っていたが、最終ラップの第12コーナーで他車に接触されてはらみ、17位まで後退した。

WorldSBK 5月31日(日)
ビエルゲ選手がスーパーポール・レースで10位、ロカテッリ選手はレース2で13位

Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official TeamのX・ビエルゲ選手はマシン・セッティングで大幅な前進が見られ、10ラップで競われるスーパーポール・レースでは、表彰台に数秒差と迫る上位グループでバトルを展開した。レース2では好ダッシュを決めてオープニングラップでポジションアップを目指したが、第1コーナーでリアが振られ、転倒は免れたもののスピードダウンにより後方から追突されて、そのままリタイアとなった。

ロカテッリ選手はスーパーポール・レースの2ラップ目、第7コーナーで他車との接触によりリタイア。この影響で右手小指を負傷し、レース2は痛みを抱えながらの走行となったが、13位で無事走り切った。

ガードナー選手、マンジ選手ともにポイント獲得

GYTR GRT Yamaha WorldSBK TeamのR・ガードナー選手とS・マンジ選手はレース2でそれぞれ12位と14位に入り、貴重なポイントを獲得した。

ガードナー選手は午前中のウォームアップ・セッションを順調に終え、スーパーポール・レースでは力強い走りを見せて13位でゴール。レース2では着実に前との差を縮め、最終的に12位でチェッカーを受けてさらにポイントを追加した。

マンジ選手はスーパーポール・レースでグリッド最後列からスタート後、5つポジションを挽回して14位でゴール。レース2でも引き続きハイペースを披露し、終盤ではガードナー選手に近づくなど活躍して再び14位でチェッカーを受けた。

WSBK RESULT Race.1

WSBK RESULT Superpole Race

WSBK RESULT Race.2

RIDERS RANKING WSBK

CONSTRUCTORS RANKING WSBK

COMMENT

WorldSBK 5月30日(土)
Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official Team

X・ビエルゲ選手(13位)

「とても厳しい時期に入っています。マシンのポテンシャルを最大限に引き出すことができず、この暑さのなかで非常に苦戦しています。それでもチームのみんなはハードワークを続け、好感触を取り戻す方法を模索しています。昨日から今日にかけて、マシンの問題をいくつか解決することができました。これはとても良かったと思っています。でも最大の問題となっているグリップ不足が残されたままです。今日のように過酷なコンディションでグリップに満足しているライダーはいないと思いますが、私たちはライバルたち以上に苦しい状況にあります。午後また作業に取り組み、明日に向けて前進できるよう頑張ります」

A・ロカテッリ選手(DNF)

「ベストを尽くすべく、まず予選で好位置獲得を狙っていきました。しかし本来のポテンシャルを出し切ることができませんでした。決勝では気温が大きく変化し、ピレリが今回持ち込んだ新しいフロントタイヤを選択しました。昨日はこれがとてもうまく機能し、耐久性にも満足していました。ところが決勝では、前方を行くライダーたちを見てベストチョイスではなかったかもしれないと感じ、私自身も実際に序盤から苦戦を強いられました。ライバルたちのリズムについて行って中段グループとの差を詰めようと懸命にプッシュしたのですが、ストレート手前のシケイン立ち上がりでスロットルを開けた途端にフロントから転倒してしまいました。単純なクラッシュだったので、幸い怪我などはありませんでした。明日も2レースあるので前を向いていきます。ベストを尽くし、タイヤやセッティングの問題を解決して向上を目指します」

GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team

S・マンジ選手(12位)

「予選セッションから決勝までの間に大幅な前進が見られました。大きな励みになります。予選では残念ながらポテンシャルを発揮しきれず、後方からのスタートとなり難しい戦いでした。それでもレースをしっかりコントロールできましたし、ペースも上々でした。順位を挽回できたことは、明日に向けての自信につながります。またグリッド後方からの追い上げになるので楽ではありませんが、引き続きハードワークに取り組み、序盤から上位グループに近づいていきたいと思っています」

R・ガードナー選手(17位)

「最終ラップで他のライダーの影響を受けてしまいました。全体的にはペースも良く、終始、手応えを感じながら走ることができました。レース終盤はポジションアップを目指してオーバーテイクを仕掛けようとしましたが、第12コーナーではらんでしまい、順位を下げてポイント獲得のチャンスも逃しました。残念な結果になりましたが、明日もあるので、より上を目指して自信を持って臨みます」

WorldSBK 5月31日(日)
Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official Team

A・ロカテッリ選手(DNF/13位)

「昨日は転倒してしまいましたが、レース2でようやく完走することができました。スーパーポール・レースは昨日と同じで、2ラップ目にマッケンジー選手の転倒に巻き込まれてリタイアしました。決勝に向けてのデータがまったく得られなかったばかりか、右手小指を負傷してしまいました。レース2は当然ながら難しい展開になりました。それでもいつも通りにベストを尽くそうと良い走りを目指しましたが、思い通りにはいきませんでした。ウイーク初日は好調で、予選セッションも悪くありませんでした。しかし決勝ではやや力が劣り、昨日は残念ながらリタイアに終わりました。このようにとても厳しい週末でしたが、前を向いて、ポジティブな気持ちを維持しなければなりません。今回はこのあと2日間のテストが予定されているので、作業を続け、次のミサノに向けて前進を目指します」

X・ビエルゲ選手(10位/DNF)

「非常に厳しい週末になりましたが、良かったところはしっかり評価したいと思います。昨日から今日にかけてR1は大幅な変化を遂げ、わずかな光が見え始めたような感じがしています。ウォームアップ・セッションとスーパーポール・レースはフィーリングが良く、ペースも上々でした。マシンのポテンシャルを最大限まで引き出し、本来の強みを活かせるような感じがありました。レース2のクラッシュは非常に残念です。暑さが最大の敵になっているので、セッティング変更でどこまで改善できるか試したかったのですが、それができませんでした。第1コーナーでわずかにスロットルを開けたところでリアが振られ、何とか持ちこたえましたが、スピードが落ちて後ろから追突されてしまいました。懸命に努力を続けていますが、このようなことになり残念です。私たちが本来いるべき場所に到達するため、これからも全力で頑張っていきます」

P・デニング(チーム代表)

「非常にタフな大会となったことは否定しようがありません。昨日の予選序盤はふたりとも好タイムと好パフォーマンスを見せていましたが、最後のコンマ数秒を短縮するための2度目の走行では、残念ながらミスがあり、スターティング・ポジションを下げてしまいました。ロカ(ロカテッリ)のレース1はわずか数ラップ後のアクシデントで、ほとんど意味のないものとなりました。おもにピレリが新たに開発したフロントタイヤのチョイスが間違っていたようで、ふたりともこれに苦戦を強いられました。チャビ(ビエルゲ)のマシンは日曜日に大幅に改善され、スーパーポール・レースでは素晴らしい走りを見せました。そして表彰台にわずか4.8秒差と今季最小差まで近づいたのです。しかし残念ながら、ライバルたちも強く、10位にとどまりグリッド・ポジションを上げることはできませんでした。彼はスタートから懸命にプッシュし、第1コーナーでは当然ながらポジションアップを狙っていきました。そこでリアが振られてバルダッサーリ選手と接触してしまったのです。バルダッサーリ選手にはお詫び申し上げます。チャビに怪我がなかったことは幸いでした。これまでも何度も経験した状況ですが、今回私たちは'もしかしたら'という気持ちを抱えながらこの地を離れることになりました。
ロカはスーパーポール・レースでタラン・マッケンジー選手とのアクシデントで右手を負傷してしまいました。チームの理学療法士であるパトリックが治療に当たり、レース2に備えてくれました。ロカは厳しい状況のなかで18ラップを走り切りましたが、明らかにベストの状態ではなく、楽な戦いではありませんでした。チームの応援に駆けつけてくれたHarris Maxusグループのマーケティング管理チームの皆様に感謝申し上げます。次回は私たちの本来の力をお見せできるよう頑張ります」

GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team

R・ガードナー選手(13位/12位)

「全体的に上向きで、最終日は好調に締めくくることができました。昨日に比べてパフォーマンスが格段に良くなっており、トップとの差も大幅に縮まりました。自信を持って一歩一歩前進を続け、さらに近づきたいと思っています。ハードにプッシュしていますし、チーム共通の願いである上位争いに再び加わるため、できることは何でもトライします。ポジティブな気持ちを維持し、早くも次のレースに目を向けています。チームのホームレースになるので、みんながいつも以上にモチベーションを高めています。また、今回私たちを応援に来てくださった皆様に感謝しています。皆様のサポートを身近で感じられることは大きな喜びです」

S・マンジ選手(14位/14位)

「素晴らしい日曜日になりました。ポジティブな面に注目していきたいと思っています。ウイークを通して懸命に仕事に取り組み、セッションごと、大会ごとに進歩しており、今後も常に全力で戦っていきます。もちろん、まだ希望の順位には届いていませんが、現時点での目標は、毎回ポテンシャルを上げていくことです。昨日と比べて今日は前との差が縮まったので、ポジティブなサインと受け止め、今後もこの勢いをキープしたいと思っています。次回はチームのホームレースとなりますが、ミサノ・サーキットは私のホームでもあります。全員がいつも以上のモチベーションとサポートを発揮できると思います。とても楽しみです」

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