スーパーバイク世界選手権
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどSBKクラスに関する情報をお届けします。
Rd.09 9月4-6日 フランス
RACE DATA
■大会名称:スーパーバイク世界選手権 第9戦フランス
■開催地:マニクール/フランス(4.411 km)
WorldSBK レース1
■開催日:2026年9月5日(土)
■周回数:12周 (52,932 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:28度
■路面温度:39度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分34秒318)
■FL:N・ブレガ(Ducati/1分35秒030)
WorldSBK スーパーポールレース
■開催日:2026年9月6日(日)
■周回数:10周 (44,110 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:23度
■路面温度:29度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分34秒318)
■FL:N・ブレガ(Ducati/1分34秒750)
WorldSBK レース2
■開催日:2026年9月6日(日)
■周回数:19周 (87,269 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:29度
■路面温度:38度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分34秒318)
■FL:N・ブレガ(Ducati/1分35秒159)
REPORT
WorldSBK 9月5日(土)
ビエルゲ選手10位、ロカテッリ選手12位
第9戦フランス大会のレース1 で、Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official TeamのX・ビエルゲ選手とA・ロカテッリ選手がそれぞれ10位と12位を獲得した。
午前中に行われたスーパーポールではビエルゲ選手が前日からの好調を維持して9番手、ロカテッリ選手も少しずつ調子を上げて11番手のタイムを記録。しかし上位の選手にペナルティがあり、レース1のグリッドはそれぞれ8番と10番に繰り上がった。
レース1はT・バードウェル選手が第15コーナー進入で激しく転倒したことにより赤旗中断。その後12ラップに減算して再スタートとなった。ビエルゲ選手は序盤で苦戦したものの、後半で挽回して10位を獲得、ロカテッリ選手も12位と健闘し、ともに貴重なポイントを手中にした。
ガードナー選手、マンジ選手ともにリタイア
GYTR GRT Yamaha WorldSBK TeamのR・ガードナー選手とS・マンジ選手は、レース1でともにリタイアとなった。スーパーポールでイエローフラッグの影響によりグリッド順位を上げることができず、決勝も苦戦を強いられた。
ガードナー選手はフリープラクティス第3セッションで11番手。スーパーポールでも好調を維持して一時9番手のタイムで走行したが、度重なるイエローフラッグにより記録がキャンセルされて13番手にとどまった。レース1では好スタートを切ってすぐさまポジションを上げ、ハイペースを維持していたが、3ラップ目に他車と接触してコースを外れ、そのままリタイアとなった。
マンジ選手も同様に、スーパーポールでイエローフラッグの影響を受けて15番手。レース1は序盤でペースを上げて好位置につけていたが、8ラップ目に最終シケインで転倒して戦列を離れた。
WorldSBK 9月6日(日)
ビエルゲ選手が9位と8位、ロカテッリ選手はレース2で転倒
Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official TeamのX・ビエルゲ選手がスーパーポール・レース9位、レース2で8位と健闘した。チームメイトのA・ロカテッリ選手はスーパーポール・レースで10位にとどまり、レース2は厳しい展開を強いられて転倒リタイアとなった。
ビエルゲ選手はウイーク最終日も前進を続けた。午前中のスーパーポール・レースでは、最終ラップでロカテッリ選手とのバトルを制して9位を獲得。レース2ではマシンのポテンシャルに自信を深め、好調な走りを維持して8位に入り、重要なポイントを手中にした。
ロカテッリ選手は苦戦を強いられた。スーパーポール・レースではハードワークが実り10位を獲得したが、グリッド3列目に上がるための条件となるトップ9を0.02秒差で逃してしまった。レース2では好スタートを決めたものの序盤で他車と接触して転倒。そのままリタイアとなり、貴重なデータ収集のチャンスを逃した。
チームはイタリアのクレモナ・サーキットへ移動し、10日、ヤマハが持ち込む新開発パーツのテストを行うことになっている。その後、25~27日に同サーキットで開催される第10戦イタリア大会に臨む。
レース2はガードナー選手10位、マンジ選手は転倒リタイア
GYTR GRT Yamaha WorldSBK TeamのR・ガードナー選手がスーパーポール・レースで8位、レースで10位と健闘した。チームメイトのA・マンジ選手はスーパーポール・レースで苦戦し、レース2はリタイアに終わった。
ガードナー選手はスーパーポール・レースで13番グリッドから好スタートを決め、着実にポジションを上げて8位獲得と健闘。レース2は8番グリッドからスタートし、終始安定したペースをキープして10位でチェッカーを受けた。
マンジ選手はスーパーポール・レースで苦戦。レース2はグリッド5列目からスタート後、全力で挽回を目指したが、残り5ラップで転倒してリタイアとなった。
WSBK RESULT Race.1
WSBK RESULT Superpole Race
WSBK RESULT Race.2
RIDERS RANKING WSBK
CONSTRUCTORS RANKING WSBK
COMMENT
WorldSBK 9月5日(土)
Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official Team
X・ビエルゲ選手(10位)
「今日はいい仕事ができたと思います。予選が好調で、グリッド3列目を獲得できたことは助けになりました。しかしペースはまだ十分ではなく、タイヤの消耗もあり、このような展開になりました。レース1に向けてセッティングを少し変更したことで、これまでなかった問題が出てしまいました。それでもマシン自体は非常に好調だったので、レース再開前にもう一度変更を加えるとフィーリングが回復しました。いいバトルをするためには、やるべき仕事がまだ残っています。レース2ではさらに何か所か調整し、より強さを増すであろう前方グループに挑んでいきたいと思います。チームのハードワークに心から感謝しています。明日も頑張ります」
A・ロカテッリ選手(12位)
「最高のレースだったとは言えませんが、懸命にベストを尽くしました。最初のレースでは良いポジションを確保し、全力で戦うことができました。フロントにやや手間取り、楽な戦いではありませんでしたが、その状況を最大限までコントロールできていました。赤旗中断後の再開ではスタートがあまりうまくいかなったのですが、すぐにポジションを回復することができました。今日はおもにフロントエンドとコーナリングが課題となりました。結果には満足していませんが、前を向いて、引き続きハードワークに取り組み、レース2はより良いレースができるよう頑張ります。あと2レース残っているので、大きく前進して本来のポテンシャルをお見せしたいと思っています」
GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team
S・マンジ選手(DNS)
「一日のスタートはとても順調でしたが、その後さまざまなことが起こりました。予選ではイエローフラッグの影響で順位を上げることができませんでした。レース1はいいペースで走れていたので好レースができると確信していたのですが、残念ながら最終シケインで転倒してしまいました。とても申し訳ない気持ちです。明日に向けてもう一度集中し直し、強くなって戻って来ます。チャンスはまだ残っています」
R・ガードナー選手(DNS)
「今日はまったくツキがありませんでした。ここでリセットし、レース2に集中していきます。ポテンシャルは十分にあり、スーパーポールも好調でしたが、イエローフラッグの影響によりグリッド3列目を得られなかったことが残念です。レース1でもペースは良かったのですが、他車に接触されてコースアウトしてしまい、リタイアになりました。非常に残念ですが、もう一日残っているので、ポテンシャルを証明できるよう頑張ります」
WorldSBK 9月6日(日)
Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official Team
X・ビエルゲ選手(9位/ 8位)
「今日も堅実なレースができたと思います。常に改善点を追求し、ウイークを通じてとてもいい仕事ができた結果として、レース2ではマシンが最高の状態になっていました。まさに目指していた通りの成果です。上位陣との間にはまだ差がありますが、自分たちの走りに集中することが重要で、その点ではいい仕事ができたと思います。今日のふたつのレースで9位と8位に入れたことはポジティブにとらえられます。来週はクレモナで重要なテストがあります。この機会を最大限に利用して次のラウンドへの準備を整えるためにも、好天を期待しています」
A・ロカテッリ選手(10位/DNF)
「非常に厳しい週末でした。とくに初日は苦戦し、良いフィーリングが見つかりませんでした。それでも昨日の予選では少し改善が見られたので、その成果をレース1で発揮することを目指しました。すべてのセッションに全力で臨み、セッションごとに前進し続けました。しかし今日は非常に厳しい結果となってしまいました。第3コーナーで他車に接触されて大幅に遅れ、挽回を図る途中で、また別のライダーと接触しました。これで転倒してしまい、リタイアとなったばかりかデータ収集もできなかったことは非常に残念です。でもこれがレースというもので、私たちは常に前を向いていかなければなりません。次はクレモナのテストです。ハードワークを続け、改善を目指します」
P・デニング(チーム代表)
「チームもライダーも、ウイークを通じて全力を尽くしました。チャビ(ビエルゲ)は3レースともにトップ10入りと健闘しました。ヤマハやチームが目指している順位にはまだ届きませんが、現状を考えれば素晴らしいパフォーマンスであり、最後のレース2で最高のフィーリングがつかめたことには重要な意味があります。これでチームの充実した仕事ぶりが証明され、あともう少しでトップ6にも手が届くところまで来ているのです。
アンドレア(ロカテッリ)は金曜日にかなり苦しみましたが、土曜日には改善が見られ、今日のレース2ではマシンが最高のバージョンに仕上がっていました。しかし非常に難しいスタートとなり、序盤のコーナーでコースアウトして最後尾まで後退していまいました。そこから懸命に挽回を目指していましたが、他車と接触して激しく転倒しました。身体が無事だったことは幸いでした。木曜日にはクレモナで重要なテストがあります。ヤマハがいくつかの新開発パーツを持ち込むことになっており、2027シーズンに大幅なパフォーマンス向上を目指すための第一歩ととらえています」
GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team
R・ガードナー選手(8位/10位)
「全体を通してとても充実した一日になりました。とくにスーパーポール・レースではいいバトルができました。ハードにプッシュしてポジションを5つ上げ、その結果としてレース2の8番グリッドを獲得することができました。レース2では集団について行こうとしましたが、ペースはとても良かったにもかかわらず、上位グループから少しずつ離されてしまいました。それでも貴重なポイントを持ち帰ることができたので、自信を持って次のステップに進みたいと思います」
S・マンジ選手(18位/DNF)
「正直なところ、忘れてしまいたいような一日です。スーパーポール・レースでは自信が持てず、グリップにも苦戦し、ほとんどいいところがありませんでした。そのあとのレース2では少し改善が見られ、終盤で最後のアタックを試みたのですが、転倒リタイアに終わってしまいました。このような結果になり、非常に残念です。ここで一度リセットし、前を向いて次のクレモナに集中していきたいと思っています」























