本文へ進みます

スーパーバイク世界選手権 SBK

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどSBKクラスに関する情報をお届けします。

Rd.05 5月1日 イタリア

RACE DATA

■大会名称:スーパーバイク世界選手権第5戦イタリア大会
■開催地:イタリア/イモラ(1周 4.936km)
■周回数:レース1:18周(88,848km)/レース2:19周(93,784km)

レース1
■開催日:2016年4月30日(土)
■コースコンディション:ドライ
■気温:20度 ■路面温度:33度
■PP:C・デイビス(ドゥカティ/1分45秒598)
■FL:C・デイビス(ドゥカティ/1分46秒700)

レース2
■開催日:2016年5月1日(日)
■コースコンディション:ドライ
■気温:16度 ■路面温度:23度
■PP:C・デイビス(ドゥカティ/1分45秒598)
■FL:C・デイビス(ドゥカティ/1分47秒240)

REPORT

ローズがレース2で6位入賞
ギュントーリはスーパーポールで転倒し欠場

【レース1】

イモラ・サーキットで行われた第5戦。Pata Yamaha Official WorldSBK TeamのA・ローズは11位を獲得。チームメイトのS・ギュントーリはスーパーポールで転倒し、決勝欠場を余儀なくされた。

予選セッションで苦しみ、13位に留まったローズ。グリッド5列目と厳しい展開を強いられたが、好スタートから素早くポジションを挽回して11番手。さらに6ラップ目までに10番手とする。その後の12ラップは6台の集団が7位を争う展開。ローズは何度もポジションを入れ替えながら健闘したが、チェッカー直前で1台に抜かれてトップ10入りを逃すこととなった。シリーズポイントでは5ポイントを加算して合計49ポイント。ランキング11位をキープし、明日の第2レースに臨む。

一方のギュントーリは、フリープラクティス最終セッションで7位と好調。しかし午後から行われたスーパーポールの第12コーナーで激しいハイサイドを起こして転倒した。すぐにサーキット内のメディカル・センターに運ばれ、意識と会話を確認したあと、さらに精密な検査を受けるためにイモラ病院へ搬送。検査の結果、幸いにも深刻なダメージはなかった。依然として経過観察が必要ではあるが、メンタル面では良好な状態を保っており、明日の決勝出場を希望している。

【レース2】

ローズは絶好のスタートを切り、グリッド13番手から7台を抜いて6番手へ浮上。集団の中で強さを見せ、コンスタントなペースを守りながらレース中盤まで6番手をキープした。後半になると、さらにリズムが良くなり、11ラップ目には1分47秒848のファステストラップを記録するなど、前方のマシンとの差を少しずつ詰めていった。しかしその後、タイヤを消耗して無理はできなくなったため、ポジションキープに切り替えチェッカーまで走り切った。6位でチェッカーを受けたローズはシリーズポイントを59に伸ばし、ランキング10位へ浮上した。

ローズのチームメイトのS・ギュントーリは昨晩、イモラ病院を出てパドックに戻ってきた。診断の結果、左足首の骨折(手術の必要はなく、ギプスのみ)と肋骨の打撲が見つかったため、レース2を欠場。チームスタッフとともにピットで決勝を見守ることとなった。今晩、家に戻り、数日のうちにもう一度、検査を受けたあと復帰の時期を決定する。

RESULT Race.1

RESULT Race.2

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

【レース1】
A・ローズ選手談(11位)

「トップグループとの差を縮めることを目標にしていたので、最終順位だけを見れば残念な結果と言うしかない。でも今週のここまでの経緯を考えれば、多くの課題があったなかで、決勝はとても良く乗れていたと思う。またマシンについて貴重なデータを収集できたという意味では、テストセッションとしての価値もあった。だから明日もまた同じようなコンディションになれば、きっとうまくいくと思えるんだ。今日はレースをエンジョイできたし、何人かと素晴らしいバトルができたことも大きな収穫。最終ラップで仕掛けようと思っていたのに、逆にひとつポジションを下げてしまったことは残念だったが、レース全体では安定感をキープすることができたので、前回のアッセンとは違った展開になったと思う。すべての事柄をしっかりそろえることが必要だけれど、そこまでにはまだ遠い道のり。悔しさもあるが、明日はポジティブな気持ちで決勝に臨みたい。最後になったけれど、シルバンの無事を心から祈っている。彼が少しでも早くサーキットに戻ってきてほしい」

P・デニング、チーム代表談

「今日の感想と言えば、何よりもまずシルバンのこと。つまり午前中のスーパーポールで起きたアクシデントのことだ。依然として詳細の検査が必要ではあるが、幸い、決して深刻なものではないことがわかり安心している。彼は今もイモラ病院にいて手厚いケアを受け、検査も続いているが、明日には病院を出られるよう願っている。そして回復の状況の詳細と、チームへの合流の時期をみなさんにもお知らせできるようにしたい。アレックスのほうもマイナスの部分が多かったことは確かだが、そのなかにもトンネルの出口のかすかな光が見えた気がした。予選中に技術的トラブルがありスーパーポール1へ進むことができなかったことは残念。ここイモラはパスの難しいコースのひとつなので、グリッド13位に留まったことで、より一層厳しい状況になった。しかし良かったこともあって、YZF-R1は昨日よりも安定しており、アレックスは終盤まで十分なペースをキープして7位争いの集団のなかでバトルすることができた。アレックスはその集団のトップに行けなかったことを悔しがっているが、ハンドリング性能とマシンの安定性が明日への励みになっているようだ。だから決勝がどんなコンディションになっても、ひたすら前進を目指すのみ。そしてできる限り上のポジションを獲得できるよう全力を尽くす」

【レース2】
A・ローズ選手談(6位)

「昨日よりは明らかに良くなったよ! 昨晩、いくつかのセッティング変更を行ってマシンのフィーリングが向上。そのおかげで今日、決勝で自己ベストを記録することができたんだ。終盤になると安定性の面で少し苦しいところもあったけれど、今回もまたたくさんのことを学び、いい仕事ができたと思う。ライバルたちと比較しても、僕らが何歩か前に進んでいる感じ。次回は、ウイーク初日から調子を上げていけるようにすることが目標だ。僕にとってはまだニューマシンなので、毎回レースを通して学んでいる段階だけれど、今回、ここで得たものは必ず、他のサーキットへ行っても役に立ってくれるだろう。そして金曜日の最初の走行から、もっと力強く走れるよう頑張りたい」

S・ギュントーリ選手談

「もちろん、とても悔しい。でも、あれだけ激しい転倒だったにもかかわらず、それほど大きな怪我をしなかったことは幸いだった。あのときは本当にひどい衝撃があったので、その割にはダメージが少なくて済んだと感じているよ。でもこれからも前進を続けるために、なぜこんなことが起きたのかを理解する必要があるね。激しく路面に打ち付けられたので、足首の骨折と打撲を負ったが、それ以外はどこも悪くない。今は肋骨の痛みがひどいけれど、今後の回復の状況を見てから、2、3日のうちには次回のことを決めるつもり」 

P・デニング、チーム代表談

「昨日よりも格段に良い状況。何よりもまず、シルバンが退院し、我々のところに戻ってきてくれたことは本当にうれしい。この後の経過を見て、足首の状態をしっかり判断してから、次のマレーシアについては決めたいと考えている。今日はウォームアップがウエットコンディションになってしまったため、チームが昨晩、行った変更の成果を確かめることができなかったが、結果を見れば、方向性が正しかったことがわかる。アレックスはグリッド13番手から絶好のスタート。オープニングラップで次々にパスして一気に6位まで上がることができた。でもそれよりも重要なことは、彼がその後も進化し続け、11ラップ目で自己ベストを記録し、最後までコンスタントに走り切ったことだ。イモラは難しいコース。金曜日から土曜日の朝まではかなり苦しかったので、決勝をここまで頑張れたことは未来に向けて大きな励みになるだろう」

ページ
先頭へ