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モトクロス世界選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.09 9月8日 アフヨン

RACE DATA

■大会名称:モトクロス世界選手権 第9戦アフヨン
■カテゴリ:MXGP
■開催日:2021年9月8日
■開催地:アフヨン(1,725m)

REPORT

シーワーが総合13位、コロデンホフが総合14位を獲得

Monster Energy Yamaha Factory MXGPは、トルコのアフヨンで開催されたFIMモトクロス世界選手権第9戦に出場。ジェレミー・シーワーとグレン・コルデンホフは、共に大きなミスがあるなど15ポイントを獲得。それぞれ総合13位と14位。ベン・ワトソンは日曜日に開催された前戦を上回る10ポイントを獲得し、総合16位となった。

厳しい戦いとなった第8戦を終えたばかりのMonster Energy Yamaha Factory MXGPは、トルコでの連続開催2戦目となるアフヨンGPに出場。この9月8日(水)、コルデンホフは予選をトップ10内で通過する。一方、チームメイトのシーワーとワトソンはそれぞれ失意の14番手と22番手という順位で予選を終えた。

シーワーはYZ450Fを駆りトップ5でスタートするが、5番手を走行中の4周目、激しいハイサイドを起こしてしまう。幸いにも負傷はなく再走を果たしたが、エプスタイン・バール・ウイルスによる体調不良で慢性疲労状態のシーワーにとって、ハイサイドによる転倒が影響し、14番手まで挽回するのが精いっぱいだった。

コルデンホフはトップ10圏内でスタートしたが、オープニングラップにミスがあり、18番手まで後退。そこから追い上げを図ったコルデンホフは、集団の中で様々なラインを使い、ラフでバンピーな高速サーキットを攻略して順位を上げ、8位でフィニッシュした。

続くレース2、コルデンホフは5周目に10番手争いの中でクラッシュし、19位まで挽回してフィニッシュ。また、いつもは猛チャージにより挽回を見せるシーワーだったが、万全ではない体調から、目標をポイント獲得とし、13位でレースを終えるにとどまった。

ワトソンの結果はスタートに大きく影響された。レース1はスタート直後、ターン1を12番手で通過すると、そこから順位を上げて11位でフィニッシュしたが、レース2では21番手でスタートし、そのままの順位でフィニッシュするにとどまった。

厳しいレースを終えたMonster Energy Yamaha Factory MXGPは、既にその焦点を9月19日、サルデーニャ島のリオーラサルドで開催される次のグランプリに移している。

3人のライダーは全員がランキングでトップ10内にとどまっており、シーワーが6位、コルデンホフが8位、そしてワトソンが10位につけている。

MXGP RESULT Race.1

MXGP RESULT Race.2

RIDERS RANKING MXGP

CONSTRUCTORS RANKING MXGP

COMMENT

Monster Energy Yamaha Factory MXGP

ジェレミー・シーワー選手談(14位/13位:総合13位)

「言葉を見つけるのが難しいですね。今日の結果は我々が望んでいたものではありません。実は今日、健康上の問題から、かなり疲労した状態でした。トレーニングができず、完全にリカバーすることができませんでした。特に激しいハイサイドを起こしてしまい、これにはどうすることもできませんでした。あのペースでライディングする準備がまだできていなかったのです。ポイントを獲得して無事に終えることがよかったですし、今後も前向きに取り組んでいきます」

グレン・コルデンホフ選手談(8位/19位:総合14位)

「本当に難しい一日でした。午前中にいろいろなことを試してみたのですが、うまく機能しなかったので、以前の状態に戻し、良い感触を掴みました。最初のレースでは、完全にコースアウトしてしまいました。10ポジションは後退したと思います。それでも抜きどころのないコースでなんとか8位まで挽回できたことはよかったと思います。レース2はスタートが良くなく、さらにクラッシュしてしまって、そこからは何もできませんでした」

ベン・ワトソン選手談(11位/21位:総合16位)

「また良い結果が得られない、日曜日と同じ状態でした。このコースでは自分が自分ではないような感じで、ここのようなコースで、他のライダーのようにリスクをおかす走りができませんでした。それについては改善の必要がありますが、無事にここを離れて、次に備えられることにホッとしています。この後は、またサンドコースになるので、それが楽しみです」

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