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ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.03 5月5日 スペイン

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第3戦スペインGP
■開催日:2013年5月3日(金)フリー走行総合結果
■開催地:スペイン/ヘレスサーキット(4.423km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:25度 ■路面温度:45度

REPORT

ヨーロッパ・ラウンド初戦をロレンソがリード

今シーズン初めてのヨーロッパ・ラウンドが、スペインはヘレス・サーキットで開催。そのフリープラクティス初日、ヤマハ・ファクトリー・レーシングのJ・ロレンソは、第1セッション、第2セッションともにトップタイムを記録して自らのホーム・グランプリを絶好調でスタートした。第2セッションの2位はモンスター・ヤマハ・テック3チームのC・クラッチロー。その差は0.171秒だった。

ロレンソのチームメイトのV・ロッシも順調な仕上がり。第1セッションでは終始、上位をキープして最終的に3位を獲得。第2セッションは残り10分でソフト・コンパウンドのタイヤに履きかえると、M・マルケス(ホンダ)を抜いて5位から4位へと上がった。トップのロレンソとの差は0.312秒。

モンスター・ヤマハ・テック3チームのC・クラッチローは、両セッションで3位を目指して大健闘。第1セッションはわずかに0.046秒届かず4位に留まったが、気温、路面温度ともに上昇した第2セッションでは、タイムを1分39秒733まで短縮して一気に2位に浮上した。トップのロレンソとの差はわずか0.171秒。

チームメイトのB・スミスも順調なスタート。ヘレスのコースは冬季テストで経験済みだったことも助けになったようだ。第1セッションは17位に留まったが、第2セッションでは1秒近くも更新して1分40秒990を記録し、順位も13位に上げた。明日の予選は10位以内獲得を目指す。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 J・ロレンソ Yamaha Factory Racing Yamaha 1'39.562
2 D・ペドロサ Repsol Honda Team Honda 1'39.704
3 C・クラッチロー Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'39.733
4 V・ロッシ Yamaha Factory Racing Yamaha 1'39.874
5 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 1'39.889
6 A・バウティスタ GO&FUN Honda Gresini Honda 1'40.507
7 A・イアンノーネ Energy T.I. Pramac Racing Team Ducati 1'40.574
8 N・ヘイデン Ducati Team Ducati 1'40.722
9 H・バルベラ Avintia Blusens FTR 1'40.736
10 A・エスパルガロ Power Electronics Aspar ART 1'40.738
11 S・ブラドル LCR Honda MotoGP Honda 1'40.799
12 A・ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati 1'40.884
13 M・ピロ Ducati Test Team Ducati 1'40.902
14 B・スミス Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'40.990
15 R・ド・ピュニエ Power Electronics Aspar ART 1'41.078
16 青山博一 Avintia Blusens FTR 1'41.671
17 D・ペトルッチ Came IodaRacing Project Ioda-Suter 1'41.751
18 C・エドワーズ NGM Mobile Forward Racing FTR Kawasaki 1'41.764
19 C・コルティ NGM Mobile Forward Racing FTR Kawasaki 1'41.790
20 Y・エルナンデス Paul Bird Motorsport ART 1'42.155
21 B・スターリング GO&FUN Honda Gresini FTR-Honda 1'42.606
22 M・ラバティ Paul Bird Motorsport PBM 1'42.974
23 K・アブラハム Cardion AB Motoracing ART 1'43.334
24 L・ペセック Came IodaRacing Project Ioda-Suter 1'43.403

COMMENT

J・ロレンソ選手談(初日フリー走行総合1番手/1分39秒562/18周)

「第2セッションの序盤は第1セッションよりも感触が良かったんだけれど、気温が高くなってきたのでペースをキープするのが大変だった。明日はそのあたりのセッティングをしっかりやらないと。あとコンマ3、4秒詰めて、39秒台を楽にキープできるようになるといいんだけれど…。今日は両セッションでトップに立てたのでうれしかった。でも、もっと上を目指したい」

V・ロッシ選手談(初日フリー走行総合4番手/1分39秒874/21周)

「両セッションとも悪くはなかったよ。そのなかでマシンのバランスを追求してきたんだけれど、まだ完璧というところまでは届いていない。そのほかにも決勝用のタイヤ・チョイスにも取り組んだけれど、ソフトもハードもどうもぴったりこないんだ。それでも4位を獲得できたし、タイムも大きく離されたわけじゃない。明日は引き続きこれらの課題に取り組み、決勝までに最高の状態にもっていきたい。予選では5位以内に入らないとね」

W・ズィーレンベルグ、ヤマハ・ファ口リー・レーシング・チームマネジャー談

「とても良かったと思う。少なくとも順調な1日だったと言っていいだろう。何よりコンディションに恵まれた。雨が降らなかったし、路面温度も適当だ。そのなかで、前回テストのときと同様、序盤からペースを上げることができた。まだ目標には届いていないが、順調に前進していることは間違いない。ホルヘは好感触をつかんでおり速さもある。明日の予選が楽しみだ」

M・メレガリ、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームディレクター談

「順位では目標をほぼ達成している。しかし、さらに安定性を高めながらラップタイムを短縮するためには、まだ課題が残っている。今日は2種類のセッティングをテストしてデータを集めることができたので、今晩それをチェックして、ライダーたちのフィーリングと照らし合わせてみようと思っている。その結果で明日までに新たな方法を見つけたい」

C・クラッチロー選手談(初日フリー走行総合3番手/1分39秒733/40周)

「実はかなり厳しい状況だったんだ。セッティングを大幅に変更して、テストのときとまったく違うものになってしまったからね。テストではファステスト・タイムを記録することができたけれど、今日は路面温度がかなり高くなったため同じセッティングではだめだったんだ。それでフィーリング向上のために、少し長めに、低めに変更した。第2セッションもいろいろ変更してたくさん周回を重ね、できるだけ多くのことを試したかった。その結果ここまで来ることができて、明日以降も自信をもって臨めそうだ。さらに前進するためにいくつかのアイディアもあるので、今日はこれからチーム・スタッフとデータを見ながら話し合い、方針を決めていきたい。モンスター・ヤマハ・テック3チームは今日も素晴らしい仕事をしてくれた。おかげで速さと強さが備わり、予選、決勝にも自信を持つことができた」

B・スミス選手談(初日フリー走行総合14番手/1分40秒990/41周)

「良かったことは、テストの時よりわずかだけれど速く走れるようになったこと。でもトップとの距離は今もあまり変わっていない。失ったものは何もないが、実質的に得たものもなかったという意味で少し残念な気持ちなんだ。午後のセッションでは走りがよりスムースになってきたと思う。GPマシンでスムースに走るということは非常に重要なことなので、今後もそれが一番の目標になるだろう。今日もまた多くを学ぶことができた。明日はさらに前進を目指したい。第4セクションでかなり遅れてしまうので、データをチェックして解決策を見つけなければ…」

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